NO51・魚止橋ー原小屋沢ー榛ノ木丸 |
2018、7、21 EAさん トップへ |
本日のスペシャル | |
S1 まもなく原小屋沢・カサギ沢出合だ。 |
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S2 ほとばしる水流の中、岩角を踏み登って行く‥。 |
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ロガー軌跡(EAさんより拝領) |
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何回も訪れる原小屋沢であるが、近年は訪問者が少ないようで径路は 不明瞭であり、経験者でないとルートに行き詰まり苦労するだろう。 下界は35度の狂った暑さ‥。 我らは丹沢の沢に分け入り遡行をすれば暑さを忘れるのを知っている。 何故か早戸川の水量は多く、流れる清流は「オオッ、ツメテーッ」であった。 UPについては毎度お馴染みのルート故、簡単にさせていただきます。 |
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1 造林小屋先の径路は補修されているがかなり危なっかしい。 |
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2 第二渡渉点(仮)は新経路で丸木橋が架かっている。 (伝道は仕事車が入れる林道の終点だが、そこに森林整備に関わる告示があった) |
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3 これはビックリ‥。なんでかというと雷平の先、大岩ノ滝を巻いて右岸に渡って 雷滝下へ向うところなのだ。オレの山行歴(原小屋沢遡行)で初めて目にしたのである。 この先は直ぐに雷滝であり、その右岸から市原新道が蛭ヶ岳へと登っている。 その径路沿い1300mまで東側は広大?な植林地が広がっている。 その植林地に通う仕事道となれば納得がいく‥。 |
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4 雷滝の上部に至った。ジャブジャブを交えて遡行して行く。 |
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5 沢光景。 |
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6 バケモノ滝。右岸の巻道へ。 |
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7 沢光景。 |
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8 三段ノ滝、左岸巻道であるがビニ線の補助ロープが怪しい。 ここをズブの初心者が通過することは無いと思うが、とにかく 沢側に加重を掛ける事は×と思って貰いたい。(巻いてある木が枯れてしまった) |
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9 結構な沢遡行が続くもガータゴヤ滝はもう近い‥。 |
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10 これはミニガータゴヤ滝。(仮) |
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11 ガータゴヤ滝の左岸巻道を登る。 |
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12 横を見ればこれであり、高さのあるのが分るだろう。 |
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13 そしてこの鎖の滝(仮)を登れば滝場は終了である。 |
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14 この先は原小屋平まで春の小川が続くのだ。 原小屋平〜姫次〜榛ノ木丸も立派な一つのコースだが、今日は趣向を凝らして 左岸の尾根を乗越てカサギ沢に下り、カヤノ沢を少し入って榛ノ木丸へと登って トレラン尾根を下降することにする。 |
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15 見えている尾根へ上がり下降点まで進んでカサギ沢を目指す。 |
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16 原小屋沢とカサギ沢の界尾根を乗越してカヤノ沢出合にドンピシャで 下りたところ。写真中央上部に入るのがカヤノ沢でそこに進んでからまた 榛ノ木丸目指して登って行く‥。 |
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17 カヤノ沢を少し進み左岸に又上る場面である。 |
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18 榛ノ木丸に辿り着く。オレはかなりのヘロリンコ?だね。 この後はいつもの下降なのでUPはこれまでとさせていただきます。 |
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あとがき 夏場の丹沢は特に暑く、敬遠されるのだが沢遡行は別である。 雷滝の下では寒くって早く逃げたいようであった。 一昔前とは違い、踏跡やマークは殆ど無い状態であり、経験者がいないと ルート取りに迷ってしまうだろう。右岸、左岸のルートにしても 不明瞭であるし、ある程度の危険が伴うので初級者単独は×と思って欲しい。 今回の鎖ノ滝上からの下山ルートはNO472山行の逆であるがほぼ同じ ルート取りである。尾根を乗越して下降するのは楽ではないが、 角張った岩に乗りながら沢を下降するのはかなりの危険が伴う事なので 出来るだけ避けた方が賢明なのだ‥。 いつもの事だが、EAさんのお陰で今回も無事に終了した。 年寄りカメの先導は苦労するだろうに、誠に感謝する次第です。 |
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