番外編69 夢の椹島徘徊(何故か高山には登らず)
 2019、9、4~5  息子同行  続編トップ

 本日のスペシャル
 
S1 憧れの地、椹島ロッジの正面に到着した。 オレには(山は登らずとも)一つの夢達成である。
この地は畑薙第一ダムから東海フォレストのマイクロバスでダートコースを1時間走行した処にある。
収容人員など詳しくは知らないが中の広さに驚いた。ちょっとした病院の様に奥に宿泊棟が伸びている。
この地は登山者のみならず、中部電力の重要な拠点でもあるようだ。それに東海パルプの
仕事場でもあるだろうし、治山治水工事者の拠点なのは当然である。
素人の山好き人間には椹島へ入るのは夢の又夢である。
何故なら椹島のある位置を見れば当然分かる事で詳しく述べるには及ばない。
テレビの日本百名山等を見るにつけてもオレには無理だ‥、と涙を呑んでいたのである。
息子が先日「親父よ椹島へ行きたいか?」と突然言ったのだ。
オレがいつも憧れの眼差しで椹島を見ているのを十分知っているのだ。
そして回りの高山へ登るのが今のオレには地獄の苦しみなのも知っている。
そこで息子の云うには、費用など全部面倒みてやる。しかし高山には登らせないがそれでいいかと来た。
オレに否やがある訳ない。「ありがたい、よろしく頼む」となった次第です。(勿論息子の車の助手席) 
 
S2 井川(いかわ)ダム。下に導水管と発電所が見える。(目的は発電用と書いてあった)
井川ダムは静岡市より北方向から来る人には難路の峠越えをこなしてようやく辿り着いた大井川である。
国道362か、県道60、27、189のいずれかのクネクネ道をこれでもか‥、と走った末に辿り着くのだ。
島田市、金谷方面回りもあるにはあるが相当な遠回り‥。
 
1 井川ダムから畑薙(はたなぎ)第一ダムへの
案内板。(この間約20キロ位ありここも長い!)

2 ここは途中にある田代集落で一服。
昔、大無間山へ登ったが登山口が不明だった。

3 専用バス の出発点。
 
4 畑薙第一ダム。
登山者用のPは畑薙第一ダム手前5キロ位?にあり、そこが登山者に限らないが
東海フォレストの椹島ロッジ他、山小屋宿泊者を輸送する専用バスの乗車地点に向かい
数ヶ所ある集落を過ぎてようやく着いた場所にある。 
3写真の右下に無料の大駐車場がある。当日我等が着いた時も4~50台のマイカーが止めてあった。
4写真のダム向う側まではマイカーが遊覧に来てもOKだ。突き当りを左折すると間もなく有人ゲートで×。  

5 すんごいダート道を約20キロ。 
 
6 こんな処は写真が撮れる。
ダートの道は半端ない個所もある。道下は落ちたら死ぬ!が何か所もある。
高い崖地。下は深いダム湖。崩壊地の通過‥。 

7 中は広い!。ここはロビー。 

8 夕食。(ご飯が美味しかった)
 なんか旅行の記録みたいで申し訳ない‥。
翌日の5日は近辺徘徊の日である。日に3本しか出ないバスの最終は14:00なのでそれまでに
戻ればいいのだ。ロッジの前から直ぐに取り付ける丘みたいな山がある。
先ずはそこに登ることにした。椹島の標高が1100mで鳥森山が1570mである。

9 山は山でも鳥森山‥。(誰も知らないだろう) 

10 なかなか雰囲気よろし‥。(^^)v 

11 久しぶりのシャクナゲだね。 

12 頂上ポール。 

13 ガスが濃く展望ナシ。
 
14 ガスの海を見ながらコーヒーをいただく。
高い山へ登れない人とか、時間調整の人とかが登れるようにコースの整備がしてあった。
ガスの海で反って良かったのかも知れない。鮮やかに、素晴らしい光景で3000mの山が見えていたら
帰路は泣きながらの事になるではないか‥。(後悔の念で) 

 15 下山コースで牛首なる方へ進み‥。

16 林道を横断して旧経路へ進入してみる。
 15で右手に下ると出発点の椹島。直進すると往路のバスで進んだ林道に出る。
16はその林道を反対方向に進むと旧登山道となるのだ。
そして直ぐ下には赤石沢が「おいでよ~」と呼んでいるので仕方なしに下りてゆく。

17  沢登りではかなり有名な赤石沢(林道ふちに大きな看板あり)だが丹沢水遊びのオレの世界ではない。
「赤石沢」検索で魅力あふれる沢登りが見られます。
ここでは直ぐに林道へ戻り、椹島入り口を見送って次なる大井川本流へと進んだ。
この間には赤石岳への登山口がある。(息子は荒川、赤石踏破済)
大井川に架かる瀧見橋を渡り笊ヶ岳登山口も確認した。
また大井川が呼ぶのでガサゴソと沢に下りカップヌードルランチとしたのでした。
あとがき  午後の帰路バスは14:00で終わりである。
それを逃したらエライ事になってしまうので早めに椹島ロッジへ引き上げる。
家路につき、休憩、晩飯(SA)込だが家到着は20:30であった。
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