続編83・札掛ー長尾尾根ー未知尾根下降ーオバケ径路 
2020、3、5   イガイガさんとコラボ  続編トップへ  

 本日のスペシャル
 
S1 未知尾根下降で降りて来て目の前に大日沢。

S2 大棚沢右俣、崩壊地であり普通には通過はしないだろう。

イガイガさんに頂いた軌跡である。 
ここんところの軟弱山遊びとくすぶりに呆れ果てたイガイガさんがムチ入れを提案して下さった。
それがまたナント!オバケ径路と来たモンダ!。 
オバケ径路は昔の山仕事の為に作られ利用された径路である。
当然既に廃道であり荒廃し打ち捨てられている。
廃径路を危険を冒して踏破しなければならない理由は無いのだ。
しかし物好きな輩はいるもので我らがそうなのである。
昨年の台風被害で丹沢中に被害が及んでいる。イガイガさんは既にパトロールに来ておいでだが
オレは札掛地域はまだ見ていない。
 
1 ここも土石満載。
 
2 林道終点。境沢を渡渉して上流へ。
 
3 右岸の経路から左岸へ渡渉。

4  また右岸への道標に従わず直進。
札掛からタライ小屋沢へと進んでも2写真の所までで一般的には登山道は現在無い。
以前にはあった境沢沿いから長尾尾根コースは廃道となっている。
札掛ー長尾尾根ー新大日のコースは現在もOKだ。
従って、長尾尾根に上がろうとしている我らは正規登山道の無いコースで進まねばならない。
イガイガさんはオレよりも遥かに高いレベルで丹沢を「俺の庭」になさっているお方だ。
4写真で以前の登山道コースに別れて(オレには未知尾根)長尾尾根の支尾根に向かう。 
 
5 境沢支流へと進むと石積み堰堤あり。
 
6 ケヤキ沢を進む。
 
7 そして右岸尾根への取り付き。
 
8 尾根末端へと上がった。
 
9 更に上へ。良い雰囲気の植林尾根である。
 
10 南方向には三ノ塔と行者ヶ岳北尾根。
 
11 北方向には長尾尾根。
植林尾根は管理する人達の踏跡や仕事道の名残などが必ずあり、助かる事が多い。
境沢から離れる地点で標高800mで長尾尾根まで440mを上がらねばならない。(長尾尾根1241m)
 
追加写真。 標高1050m辺りの尾根光景。

12 イガイガさんお勧めの展望台に至った。山並みは行者ヶ岳辺りである。 
 
13 尾根が近い雰囲気となり…。
 
14 遂に長尾尾根へと飛び出した。(^^v
 
15 長尾尾根の北東向き。
 
16 砂袋道は見覚えのある方が多いだろう。
 
17 北方向の山並みは丹沢山と三峰だね。 
 
18 未知尾根への下降点を探す…。

19 未知尾根下降に入った。 地形図でも分かる様に太い。
馬酔木等の小低木が殆んど無く正に美尾根であり気分はルンルンである。
長尾尾根から大日沢へと下降するのだが18写真の場面の様にシカ柵ありでよく分からない。
尾根の下り始めが最初から尾根の形状をしていないものもあるのだ。
 
20 下る尾根の正面に三角ノ頭と丹沢山。
 
21 上の方はいつものブナ林。
 
22 いいよ、いいよ…。(^^v
 
23 横の傾斜はコレだよ~ん。
 
24 未知尾根(初尾根)は地形図に現れない大岩、ザレ、キレット等に遭遇することもある。
 
25 オバケ沢に軟着陸成功!。ここでランチ休憩(11時10分)
オレラの山遊びは普通の人と内容が違う。沢から尾根へ上がり、尾根を越えて違う沢へと下降する。
そしてその道中を楽しむのだ。そもそも道の無い山を歩き回るのだから危険地に遭遇して当たり前だ。
この先の記録UPについて。 
オバケ径路は既に道と云えるものではなく、ただの斜面にケモノの踏み跡が付いている感じである。
大半は急傾斜の斜面であり、不注意でバランスを崩したり、足を滑らせて滑落となれば死ぬだろう。
昨年の台風被害は大きく、崩壊地が拡大し、危険地が更に危険になったのである。
オレはイガイガさんの後に付き指導を受けながら進んだのであるから自力とはいえない。
トップに危険地の写真を一枚揚げたが普通に見たら絶望である。
この記録「俺の山紀行」を初めて見た人や過去の記録を見ていない人は知らなくて当然だが
オレは人の指導を受けながらでも場数は踏んでいるのである。

オバケ径路も2回、3回と踏んでいるのである。年寄りが通過したなら自分だって…と思わないで欲しい。
事故を防ぐ目的でオバケ径路を進む記録は止める事とした。ご了解ください。 
ご指導頂いたイガイガ師範様には誠に感謝するものであります。