続編78-蓼科・自然学校ー麦草峠ー高見石ー白駒池 
2020、1、21・22  同行息子  続編トップへ  indexへ  

本日のスペシャル 

S1 高見石なる岩峰は展望が素晴らしい。樹林に囲まれた白い面は白駒池であり、
これから下ってあの上を歩きに行くのだ‥。(意義があるか無いかは当人の考え方次第だよ!) 
 
S2 白駒池の湖上渡り?である。無雪期に白駒池を巡っての散策は誰しもやる。
今、これをやって喜ぶ‥のが数少ない人間のする事に違いない。
 
手書きルート図 (白駒池は全面雪で歩行OK)
 息子は仕事面で1月に多くの休暇が持てたという。前回、今回とオレに声がかかり参加させて貰った。
無雪期のメルヘン街道はだれ彼構わず走り回る超有名な遊びの園地であり、白駒池もその一角と思う。
そこを厳冬期の今を遊びに行く‥、というのは頭がおかしい者の行いではなかろうか‥。
オレも息子もその資格?は十分にあり、麦草ヒュッテ泊りの周回コースを歩いたのである。
軟弱、チョンボ満載の山遊びではあるが雪上バイク等のお世話にならずに歩き切った。
何故かオレのザックには子供が遊園地で使う「尻滑り」の用具が入っていたもんネ!。
 
1 正面は国際自然学校で右手はゲート。

2 展望の良い日向木場という休憩地。
 
3 アレッ7~8人が道路を横断しているよ。

4 そこには麦草ヒュッテがありました。 
 
5 軟弱者?は小屋へと入る。

6 翌日の朝、出発だよ。 
 真の山男?は厳冬期でも幕営は当たり前らしい。我等には別の世界である。
小屋泊りは予約してあり(計画は全て息子)2食付き、個室である。これぞ軟弱・チョンボであろうか‥。
個室のストーブは寝る時に廊下に出し、電気ストーブとコタツはOKである。
しかし息子の命令で暖房は×であった!。布団、毛布は何枚でも〇。
オレは2枚づつの寝具に潜り寝た。
翌朝起きて驚いた‥。ザックのペットボトルがシャーベット状に凍っていたのである。
 
7 小屋を出て高見石へ向かう登りである。深雪の中にトレースはしっかり付いて有難い。
 
8 丸山という山に一旦登ってから高見石に向かって
鞍部へと下る。
 
9 頂上の一角にこれがあった。2329m。
出発点のゲート前は標高1800mであり、今回の最高標高は丸山の2329mである。
その標高差は529m。これならバテる訳もなく年寄には丁度いい登りであった。 
 
10 高見石へと一下り。

11  高見石小屋前に着く。右手から高見石へ‥。
 
12 小屋の屋根を下に見て遠くに中アの遠望。

13 北八ヶ岳方向で左手の白いのが前回の山。
 
14 白駒池に向かっての下り。
 
15 湖岸?に着き、渡り始める。
 
16 振り返り見る白駒荘と山の天辺に高見石。 (雪原の下は本来なら白駒池)
 
17 渡り終え湖岸の陽だまりでランチ。

18 樹林の中の十字路。 

19 ナニやってんだよ~!。 

20 無雪期には賑わう白駒池入り口に出た。 
 
21 昔、家族登山でここをスタートし、天狗岳をピストンした事がある。(60前後頃だったかな)
ここから前方へ道路を歩き麦草峠へ戻る。
 
22 国道で2127mだもんネ!。

23 左前方に麦草ヒュッテである。 

24 日向木場の園地へ戻った。 子供が尻スキーで遊んでいるようだ‥。(^^v
 
25 蓼科山と右手が前回の北横岳。

26  遂にゲートに戻り着きました。
 あとがき 丹沢を主たるゲレンデにしている我等は当然、林道歩きの1~2時間は当たり前にある。
R299のゲート間は一般車の往来は皆無である。山小屋関係のキャタピラー車が走行してくれるので
圧雪された跡を歩くのは楽で楽しい。
自然学校は冬場でも開校しているのだが火・木が休校日のようであった。
坪庭へロープウェイが上がる為とは思うが麦草峠へは雪道トレッキングが容易に楽しめる。
登山者に出会って驚いたのでありました。
今回も雪は全てサラサラ‥、全く気持ちの良い雪でした。
目論みでは国道の長い距離を尻スキーで下る筈でしたがいかんせん傾斜が足りず×でした。(__);
両日とも日差し、弱風で快適な山行日和であった。
距離の長い雪道歩きはそれなりの頑張りが必要である。
再度の山行を企画してくれた息子に感謝したい。帰路に今回も温泉付きであった。