続編23・神ノ川広河原ー岩水沢ー絵瀬尾根 
2017、8、6 同行EAさん 続編トップへ トップへ  

本日のスペシャル 

S1 F4の滝を登るEAさん。オレはどうだったか‥?。 
 
S2 岩水沢の岩清水。何とも云えないロケーションである。

岩水沢遡行の概略図である。(EAさんに拝領) 
 岩水沢は積年のオレの願望であった。
EAさんのお陰(滝は全てEAさんの確保付き)である。

 
1 神ノ川園地。夏はこの青空だね。
 
2 広河原へ降りていく。
 
3 出合いは見落とすように小さい。

4 岩水沢に入ってから振り返る。 
岩水沢遡行はオレの長年の夢であった。(同様に長年の夢だったのは小川谷廊下を始め、
キュウハ沢とか本棚沢とか水無本谷とかいろいろあったが援助して貰いながら皆終わった)
仏谷近辺も近年になって概ね踏破が出来たがここ岩水沢が残っていたのである。
単独では危ない場所には近づかない主義のオレはここに来れなかったのだ。
つい最近の続編11「岩水沢の岩清水」 でチョンボながらも岩清水だけは何とか
手に入れたのである。しかしあれだけではやはり不満が残る‥。
EAさんの了解を得て、ようやく岩水沢の遡行が実現したのであった。
(オレの場合は確保して貰うのが条件になるのでオイソレと人に頼めないのだ)
 
5 沢に入って間もなく、左、右と曲がってその後に現れたF1の滝。
 
6 素晴らしい‥。丹沢の滝場の典型ではなかろうか‥。
EAさんの滝場挑戦は不思議なのだがダブルストックのままなのだ。
器用に難関をクリヤーし登っていかれる‥。万一を考えてオレのフリー登攀は
×で許しては貰えない。(当然の事だがそれが正しい‥)
 
7 落ち口から見るこの高さ‥。(EAさん、いつもロープスミマセン)
 
8 ゴーロ歩きだ。
 
9 F2とか‥。水流側をフリーで登った♪

10 綺麗な岩脈露出帯に当った。 

11 オオッ! あれが噂のF3大滝か‥。 
 
12 水流の方はプロの人だろう。

13 右手の岩場の方へ。
 

14 スイスイっと登ってしまわれた! 
オレは真面目にしっかりハーネスに確保のロープを通して、
引いて貰いながら上がったのである。
 
15 いつもお世話になります‥。(__);

16 落ち口は恐くて近づけない。 

17 高度感もあり、楽しかったなぁ〜♪ 次はF4だね。 
 
18 オッ、あれがF4かな。

19 これも手強そうだぞ‥。 
 
20 果敢に登るEAさん。(オレは右手の方が良さそうだ‥)

21 先輩の記録にあった倒木梯子を利用して登る。(確保ありで♪)
 
22 もうこの先は春の小川かな〜。
 
23 よくある詰め手前の広河原。
 
24 ちょっと厄介な小滝。
 
25 これはエートエート‥?。
もしかしてヒトツバショウマ。
24写真の手前だったと思うが
小滝を右岸側の泥面から巻いて
通過したが、巻いたのはそこだけだった。
25写真の上かな、一部で
伏流となったゴーロを進んだ。
また水流現れて登ったら
26場面に突然の感じで到達した。
 
26 岩清水に到達しました。 念願だった岩水沢遡行がここまで出来てうれしい。
(注、ここまでという事はこの後、沢を詰めて稜線には上がらない)
 
27 この方向は前回降りて来た方の尾根で
写真23の広河原に消える尾根だ。
 
28 岩清水からそのまま上がる沢。
尾根まで標高差150mを登らねばならない。
岩水沢取り付きは約9時半。 岩清水に着いたのが12時20分。約3時間であった。
当初の予定では厚木着が15時〜16時でしょう‥、なんて云っていたが全然違いますね。
とにかくオレの場合は安全第一で、時間は二の次である。それに休憩ラッシュ!
これでは人に相手にして貰えないのは当然だ。(EAさんは神様である)
 
29  下山コースは当然の事ながら、省エネ、安全第一に前回開拓した絵瀬尾根への
チョンボルートである。再度歩いてみて、ムフフフ‥のルートであった。(^^)v
 
30 岩場の下を進む。

31 小尾根に当り上へ‥。 
 
32 絵瀬尾根が近づけば自然と足はそちら方向へと進んで行く。
 
33 そしていつもの絵瀬尾根に合流。

34 1148mピークは蛭ヶ岳の展望台。 
絵瀬尾根は実にアホ?な尾根である。‥と云いながらも何回も使ってしまう。
何故なら非常に貴重な尾根であるからだ。
地蔵尾根で広河原から地蔵ノ頭に上がったとしよう。そのままピストンで降りる人は
皆無だろう。蛭ヶ岳を目指して登るのが普通であり、西へと縦走してどこからか
下降して広河原、又は神ノ川園地へと戻るのが一つ。
蛭ヶ岳から戻って地蔵ノ頭〜原小屋平〜姫次〜袖平山〜風巻ノ頭〜神ノ川園地と
下っていくのが一つ。普通にはこの二つだがV病気の輩はそうはいかない‥。
この絵瀬尾根。下る度にRFに必死になるのである。(間違えて下ったら死活問題)
平坦地が何回も現れてホッとするのもつかの間、後は狂った様な急下降‥。
シマッタ!は利かない。ドジって滑落始めたら間違いなくあの世行き‥。
そして978mピーク過ぎの下降斜面たるや、あれはルートとは云えないだろう!
もう来たくないぞ‥、なんて思いながらも何故か又通過している‥。(アホだね〜!)
34写真の後はその絵瀬尾根下降でありますので省略させていただきます。
最後の赤松の尾根から植林地入ればOKで尾根から鋭角に斜面へ下る径路に
入れば栄光の伊勢沢出合は直ぐそこに見えているのである。
あとがき 我らの丹沢は只の山遊びなのを忘れてはならない。
安全第一に徹し、無事の戻りを優先させる事が重要なのである。
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