続編16・小谷、仏谷界尾根ー絵瀬尾根下降 
2017、5、28 同行EAさん 続編トップへ トップへ  

本日のスペシャル 
 
S1 なんでもあり‥、の二人は今日も先ず沢からである。
 
S2 おや〜、いいロケーションですね〜!。
 
 二人のV探検病?は既にMAX状態の感がある。
まんず、オレは全ての面でMAX状態であるので限界に達した気がする。
今日もアホ差加減はメイッパイの周回をやってみた。
これは特殊の類がするものであり、普通の人には別の世界である。

 
1 もしもし‥、シゲシゲと眺めておいでですが何か企んでいませんか?。
 
2 仏谷である。オレには丹沢の中で大好きな沢の一つなのだ。
 
3 仏谷F1というらしい。我らは巻き専門であるので滝は登らない。(ウソクサ!)
今日は仏谷を少し歩くルートを取った。仏谷、金山谷はなかなか素人には恐ろしい処である。
最近は沢というと、チョンボばかりだが今日は正しく魚止滝(巻)から進んだ。
UPは何回もしてあるので極簡単にした。
小谷・仏谷界尾根は先輩の人達に教えて貰って昨年551山行 でやり、今回二回目である。
前回のメンバーさんにEAさんが抜けており、オレとしては話が合わずに心苦しい。
是非一緒に歩き、あの楽しさを共有して貰いたかったのである。

4 小谷・仏谷の出合いに到達した。右手へ仏谷、左手が小谷である。
そこのこんもり林は中ノ島状態でその先に尾根取り付きがある。(スパイク取り付け中)

5 さぁ、標高差550mを登らねばならない。 しばらくは急登が続く。 

6 岩の庭園もある。まだ尾根は広いが徐々に狭くなっていく。

7 尾根は痩せ、極上?の雰囲気となって来た。 

8 画像には一部しか写せないので、周囲全体のロケーションが伝わらない。
ここはヤセ尾根で馬の背状態である。アセビの芽吹きが美しい。 
 
9 ありましたよ! トウゴクミツバツツジ。 あちこちにまだいっぱいありました。

10 そして別天地に到達したのでありました。ここでランチタイムだね。
 
11 ここはもう直ぐ蛭ヶ岳山頂に近い姫次からの登山道に合流する場所である。
標高は約1450mであり、仏谷の中へと消えてゆく尾根でありながらも今まで紹介した
写真やこの場面のように雄大さや秘境感を持った素晴らしい尾根だと思う。
 
12 ランチ場所から南方向を見ると奥に蛭ヶ岳から西へと下る稜線が見えている。
 
13 登山道を通る人の声が時折聞こえてくるよ‥。シカ柵もそこに見えている。
 
14 そして遂に登山道に飛び出した。(^^)v 神ノ川ヒュッテ7時10分出発の今は13時10分(約6時間)
 
15 地蔵ノ頭である。(上級者向きの補足付きで地蔵尾根の案内標識がある)
 
16 地蔵尾根から分れて窪みを下降し右隣の尾根へと移動する。(逆に見上げている)
地蔵尾根も絵瀬尾根も上級者コースであって、普通登山道しか歩かない人が
迷い込んだら遭難、ビバークか泣きを見ること必定である。
もしも間違えて一歩踏み込んでみたら、とんでもない急下降を目にして
即刻戻ることになるとは思うが‥。ともかく普通の人は絶対に入るべきでは無い。
私的な見方だが人はそれぞれ拘りのモノを持ち生き甲斐?にしていると思う。
我らの場合は山であり谷であり道の無い尾根なのである。
だから普段UPには書かないが、ザックには各種場面に対応出来るように、
種々のアイテムを持っているのだ。(常備品としてGPS、詳細地図は勿論、
チェーンスパイク、ヘルメット、ロープ、ハーネス、エイト環等)
であり、初級から徐々にVルートに順応して来ているのである。
ですから、間違っても「アイツが通過したんだから俺も行こっ」と思わないで下さいね。
 
17 絵瀬尾根の一場面である。 これは極楽の一場面であり、尾根分岐で迷い、
谷へと落ち込む尾根に下り、下降出来ない崖に直面したらどうなるか‥。
 
18 ここは既にV熱狂者が通る本絵瀬尾根から分岐した広河原へと下降する尾根である。
 
19 尾根先端に来たぞ‥。目の前は崖状態‥。 念の為ロープを使用する。
 
20 ロープ架け替え3回目‥。いよいよ下の河原に届きそうである。
 
21 無事に着陸しました! (^^)v
EAさんの前進力は素晴らしい‥! オレはひたすら着いていけばいいのである。
勿論RFも協力して行う。感を働かせ、尾根の状況を見極め、方向について相談する。
 
22 広河原であり、あの二段目を左から渡って林道屈曲点へ凱旋である。
朝の「何か企てていませんか?」はこれだったのである。
あとがき  途中で書いたので特には無いのだが、今回の登りに使った尾根は
極上のV尾根だと思うのだ。V探究心旺盛な人あれば是非手中にして欲しい。
下降ルートの絵瀬尾根はV熱狂者の世界である。尾根分岐も多く、
正しく伊勢沢出合に進むルートであっても「マジッスか〜!」の不安を感じる下降である。
「国土地理院の地形図が正確ではない」‥。
そんな事ってあるのだろうか‥。EAさんはGPS等の機器にも精通した方である。
その方が指摘されるのである。UPのGPSロガーデータはEAさんにいただいたものだ。
今回も(過去にも何回も指摘をされていた)その場面があり、ルートを修正したのである。
案内標識のある登山道を歩いていれば何の問題も無い。
しかし、ギリギリの行動をしている者がいたとして、国土地理院の地図に従った結果、
地獄をみたとしたらそれは問題である。 
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