本日のスペシャル |
S1 カサギ沢大滝である。我らには直登は無理であり右手端から登るのだ。 |
S2 ここはカサギ沢大滝の落ち口に位置する蒼の深淵である。 これから正面の岩の右端を登らねばならない。(ロープあるも垂直!) |
これなのだ!ガバのスタンスがあるのならOKだが無いのである。 この界隈でのMAXの挑戦場面なのだ。猛者EAさんは登ってしまわれる。 (m-kは自力は無理であり、お助けを頂いて登った) |
ルート図(EAさんより) |
魚止橋ー伝道ー造林小屋ー雷平ー雷滝ーカサギ沢出合‥。 このルートは原小屋沢、カサギ沢(カヤノ沢)方面への通勤路である。 通勤路は状況により通行止めなどにもなる為いろいろ確保した方が 得策であるのは当然だ。そんな訳で今回はルート図の様に行ってみた。 カサギ沢のゴルジュ、大滝ルートは最新のもので447山行で あり 3年も前である。パトロールが必要なのは分っているので今回はそれを兼ねる。 |
1 伝道沢から植林地の仕事道を上がり、 造林小屋からのトレラン道と一緒になる。 |
2 渋い尾根道が良い自然林となり、 雰囲気は上々である。そろそろ下降点かな。 |
3 左手から大きな尾根が合流した。尾根道は右手へ鈍角に曲がって行く。 我らは左手の未知尾根へと下降して行く。果たしてどんな尾根なのか‥。 |
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4 ルンルンの尾根だね。 |
5 あれ〜、お上の石柱がある‥。 |
丹沢の場合(丹沢しか知らないので)自分には未知なる尾根や沢であっても人跡未踏の 個所などは無いようである。まず何処にいっても径路痕があったり、境界杭があったりする。 |
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6 極上の雰囲気ではあるが傾斜が急で尾根が散らばり、どこへ行けば○かな‥?。 |
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7 振り返り見る下降した斜面。 |
8 遂に尾根先端に来た。 |
未知尾根下降の時、いつも不安なのが「軟着陸」が出来るのかどうか‥なのである。 今回もそれは杞憂であった。(^^)v これが誠にうれしいのである。 |
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9 前の8写真の場面からの下降場面を振り返る。中央を向こうからこちらへ チェーンスパイクを利かせながら降りて来たのである。 |
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10 軟着陸成功〜! (^^)v |
11 カサギ沢を上流へ‥。 |
12 そしていつもの大滑滝の岩を登る。(今日のドボンはナイよ〜) |
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13 丹沢では珍しいエンレイソウ。 →14 ゴルジュ右岸のスリルある巻道。 この先のトラバースもまたスリリング‥。 |
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15 難所は通過‥。 |
16 ゴルジュを上から見る。 |
17 カサギ沢大滝だがあんまり迫力は伝わらないナ‥。手前の岩場は巻いて進み、 滝下へまた戻り右手の流れの更に右手の岩溝から滝上に上がる。 |
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18 大滝下へ進み‥。 |
19 右の流れの横に上がる岩溝へ。 |
20 これをよじ登る。 |
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21 これが上のゴルジュの一番下の釜であり、左手は大滝の落ち口になる。 |
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22 さぁ〜、あの岩へ取り付くのだ‥。 |
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23 EAさんが取り付き登って行く‥。 |
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24 見事! 登ってしまわれた‥。 オレは先ずザックを揚げてもらい、ロープを股、腰に回してセットした。 そして「お願いします!」と力を込めたが半分は引き上げて貰った感じであった。 改めてEAさんの底力に感謝、感激でありました。 |
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25 上のゴルジュを眺めながら尾根を上へと登って行く。 |
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26 尾根を進むとトラバースの道型がある。(オレは未使用) |
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27 今日は沢上流へ戻らずに上へ。 |
28 大滑滝からの尾根と合流。 |
29 28のピークから少し下がった穏やかな鞍部である。 ここの良い子Vルート辺りからは何回かUP済みなので下山の記録は省略で。 |
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あとがき 29の先はいつもの榛ノ木丸である。 今日はショートのコースではあったが未知尾根下降の新ルート開拓で 大変満足である。 カサギ沢のゴルジュと大滝は巻道もいろんなルートがあり、 今日UPのルートでなくても通過方法はいろいろあるので無理にこの コピーをされる事はありません。 |
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