続4・境界尾根〜七沢山
 2017、2、16 単独  続編トップへ  

 本日のスペシャル
 
S1 険しい境界尾根のヤセ尾根を行く。
 
S2 また大山を拝んでいる。
 
S3 部分的にだがこんな雪踏み場面もあって楽しい。
 
 春が来た様な良いお天気である。そんな時は山ノ神に懇願して山への許可を貰う。
出発は相変わらず激遅であり、遠くの山や高度の高い所は無理である。
境界尾根のパトロールをずっとやっていない。登りに取るのも4、5年ぶりかも。
脚立のピークまでは試練の植林地登攀なのは分っている。ムチを入れるのだ。

 
1 境界尾根の下部はひたすら植林地である。仕事道?の踏跡はあっても
径路として整備されたものは無い。(部分的に左右に見る処がある)
冬場は足元安心だし、草の繁茂もないので快適に上下出来る。
 
2 標高上がり700m位になると東方向の展望が利く処に出る。
古いシカ柵や、最近の仕事道や水源の森杭など見受けられる。
 
3 左手(西側)に植林は続いているが、登って行く方向と東側は一旦開ける。
もう脚立のピークは直ぐそこだ‥、と思ってもそうでもなし。(泣)
 
4 「ワ〜イ、雪踏みだ〜!」と喜ぶ。(^^)v
 
5 この場面ともなれば脚立のピークはもう直ぐだ。

6 登って来たぞ‥、脚立のピーク。(勝手に呼んでいる)
ここはいろんな要素を含んでいる場所なのだ。
この尾根に限った事ではないが、V尾根の途中にあるポイントは拠点ともなる。
この場所はそういった意味で拠点である。
下降時にここから南西方向に下ると踏跡も不明になり必死のRFとなる。
病気?の人向きであり、そうでない人は避けた方が賢明だ。
 
7 同じ場所で登って来た方向を見ている。案内、径路、マーク等は無い。
ここを歩くには地形図、コンパス、GPS等は必携でRFをしなければならない。
夏場は下草、木の葉が茂り、RFを妨害する。
 
8 振り返り見る南東方向。この快適であり爽快である光景を見るにつけ、
山歩きの喜びを新たに感じるのである。
 
9 進行方向に今日の目的地の七沢山(右)と手前の三二号ピーク(左)。
これからが本日のハイライトであり、ドジを踏んだら一巻の終わりとなる。
 
10 振り返る痩せた馬の背の通過‥。
 
11 振り返り見る急登場面。
 
12 フィナーレ間近の快適美尾根。
 
13 その先はいつもの登山道合流である。
10:15出発の13:10着(ランチや寄り道込み)であった。(オソッ!)
 
14 宝尾根(777m尾根)に未練が残るが今回は久しぶりの径路パトロールを
したいので不動尻へと登山道を降りることにした。
 
15 
登山道のテーブルにカメラのレンズキャップがあり
もし途中で会えれば渡せるし、記録を見る人ならメールを貰えるので
一応持ち帰る事にした。該当のお方ありましたらメール下さいね。
 
16 倒木帯。初めて見る気がするな〜。
 
17 昔、ハリガネムシ事件のあった沢沿いの道。
(昔、径路は沢に下り、沢を跨いだりして進んだ。源頭部に湧き出し点があり、
喉を潤したのである。ある時そこの水溜りに何やら蠢く白い細長いヒモ状のもの。
帰宅後調べたら初めて聞く「ハリガネムシ」。宿り主を二度も変える器用なヤツ!。
その後に丹沢山中で2回見た事がありました。皆さん、お腹に宿らせないように
注意いたしましょう。(~~); )
 
18 ここも概ね異常なし。木橋の位置が違うが‥。ここもVのポイントであり、
起点として左手の尾根へ上がったり、右手の沢や尾根にも取り付いたりしたね。
 
19 膨らんで来たよ‥。今年も笹子沢上がって見に行くかな〜。
 
20 一の橋に来た。珍しく煤ヶ谷への登山道に入りパトロール。
 
21 ホラ〜、谷太郎川にだって「下の廊下」があるんだよ!
 
22 サクサク歩いて戻り着きました。(15:10になる。5時間がかりだよ〜ん!)
あとがき  冬場の丹沢は最高!である。(夏は夏でドボンの沢遊びも最高だが) 
今回も誠に楽しいものであった。単独のリスクと反面のよさ‥、どちらともいえない。
単独は自分の興味を引くものにいつでも時間を配分出来るのだ。
オレの場合は特にいろいろ気が多いので引っかかるのである。
リスクはいつも覚悟の上‥。ヘルメット着用で態勢を整えている。
ラジオ、丸木の棒もお供である。バッタリの場面や格闘のイメトレも怠りなし!
高度が上がり、見晴らす光景は登る苦しみを忘れさせる‥。
スリルのあるヤセ尾根渡りや急傾斜の登降も緊張が楽しい。
山慣れと共に、皆さんに訓練して貰った成果もあり、道中の足の苦しみが
丹沢始めの頃とはもの凄く違い、楽なのである。(感謝!)
大山三峰山。昔は修験の道があったという。
直ぐ近場なのに‥。標高1000mにも満たないのに‥。
我らはこの素晴らしい山域に感謝するのである。
続編トップ