NO、548 伊勢沢ーアホな尾根探検 
2016、5、1 EAさん、shiroさんとコラボ トップへ  

 本日のスペシャル

S1 この時期山を歩けば花に当る‥。 今日の収穫はコイワカガミであった。 

S2 V尾根探検は普通の人が目にする事が出来ない色んな物を発見する。
これはウインチを回したであろう原動機である。 

S3 病気?の我らは○○新道とか名前の付いた尾根は登山道と同じで
V尾根探検の対象にはならない。 今いる絵瀬尾根はその点V尾根である。 

ロガー軌跡  伊勢沢左岸の絵瀬尾根へ上がって下降し、今度は右岸の尾根へ
上がってまた下降したのである。 それでアホな尾根探検である。 
巷はGWとかで民族大移動が繰り広げられている。
V探検病?に罹っている我らには縁の無いことなのだ。
今日の上下4本のルートの中初物が3本で2番目の下降が登り済みである。 


1 7時半、出発である。

2 左手は伊勢沢だ。 

3 F1を巻かずに登るEAさん。(後の二人は?)

4 沢はワレには癒しの世界なのだ。 

5 釣師のお二人さん。目の前でヒット! 

6 ここは既にF2の上流である。
 
7 この岩尾根の先端がF2〜F3中間にある沢屈曲点の尾根である。
ここ通る度に「おいでよ‥」とワレを呼んでいて、今日やっと登れるのだ。(^^)v
 
8 樋状滝が下に見えている。

9 shiroさんの先導でグイグイ斜面を登り‥。 

10 ヤセ尾根の上に上がった。 

11 ここから絵瀬尾根1148mへ向う。 

12 尾根が広くなり傾斜が緩むもこの先はまたグイグイ急登に変わる。 
 
   
13  丹沢山中で過去の遺物を見る事はいろいろあるが、今回の発見はかなりの大物であり
ビックリした! インクライン(ワイヤーを張り、動力によって物を運ぶ設備)の形跡を
見る事はよくある事だが、普通残っているのはワイヤーだけである。
 
14 急登であり苦しい‥。

15 絵瀬尾根に上がりました。(^^)/~ 
 
16 1148mからの展望がまたいい。

17 檜洞丸だね〜。 

18 一回登ったが初下降の尾根である。(NO510の時はこの尾根の半分から上)
 
19 半分は過ぎ未知の部分。怪しい雰囲気だぞ!

20 そしてコレだもんね‥。(冷汗) 

21 降り立った伊勢沢。

22 これも世紀の遺物か? 
21で下りた伊勢沢は大滝の上である。形の上では大滝を大高巻した形にもなる。
18から下降の尾根は広いブナ林の尾根で何の問題もない。
NO510の時、上がったのは枝沢に入り少し進んでからで、良い尾根が
呼んでいたからなのであった。
19写真で未知の尾根になった時、下の様子が気になったが、EAさんは
サクサク下りて行かれ、ワレはハラ・ドキで付いていったのである。
下りた伊勢沢は大滝の上であり対岸のどこでも登ってもいいのだが、
以前から気になっていた作業小屋跡地をしっかり見る為、少し下流に進んだ。
22の写真がその跡地に散らばる遺物である。
ビールのカートンや一升瓶、茶碗のカケラ等アレコレあるのだ。
小屋跡からそのまま上へと進めば1431mの袖平山へと登る事になる。
登って驚いたが、この尾根にもインクラインの遺物がいろいろあった。
当然人の往来もあっただろうし、踏跡的に歩くのに何の問題も無かった。 
 
23 小屋跡の平地。 もう少し綺麗な場所へ移動し、往時を偲びながらランチとした。
 
24 出発‥。(12:05)

25 気分の良い尾根が緩急織り交ぜて続く。 
 
26 もう沢山はないが、たまにあるよ。

27 モミの木にワイヤーの支点。 

28 地形図参照だが尾根の中間辺りに平坦地がある。 ここにも原動機が
散乱していたのだ。ワイヤーロープ、ドラム缶、バッテリー、一升瓶などがあった。
 
29 崩壊地マークがあるがこんなもんだった。
 
30 尾根上部に来たら既に「トラバおいでよ」と
呼んでいる。「は〜い、それでは‥」

31 そして登山道に合流。 

32 サクサク下って本日最後のV尾根入口。 

33 素晴らしい径路である。(もしかして今まで見落としていた登山道かも?)

34 蛭ヶ岳と手前に絵瀬尾根かな‥。 

35 境界杭が打たれ、邪魔なアセビが
ナタでカットされている。 

36 尾根の様相は刻々変わる。 

37 徐々に分んなくなって来た!? 

38 GPSを参考にEAさん、shiroさんがルートを定めて下さる。
この辺りは既にカヤトも生え、アセビの低木、イバラもあり真のヤブ尾根となる。
下部の尾根分岐は急傾斜の中に僅かな尾根状を見るだけとなり超難解である。 
 
39 大岩が二つ門みたいにある。

40 辺りはブッシュ。藪コギなのだ。 
 
41 ブッシュは無くなったが急傾斜。

42 遂に尾根先端部に至った。(右下へトラバ) 

43 遂に河原に降り立った。(NO544の下検分の所)
仕事?とは云え、皆さんのRFは素晴らしい‥! よくぞここに下りられたものだと思う。 
 あとがき 自分の大好きな領域の中に歩いた事の無い空白域があったとする。
当然その対象は沢とか尾根に代表される。
普通山を歩くのは登山道であり、沢や道の無い尾根は危険だから歩かない。
しかし、拘った者の中には沢や尾根へと敢えて侵入して行く。
道の無い沢や尾根でも人の痕跡は多く残されている。
今回のコースには呆れる程の痕跡が残されていてビックリしたのであった。
話が前後したが空白域があると、その領域はいつまで経っても未知世界である。
オロカな輩にはそれが堪らなく辛い事なのである。
何が云いたいのか分って頂けたと思うが今日は大変うれしい日なのである。
共に行動して下さったお二人さん‥。誠にありがとうございました。(^^)v
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