NO、509 雷平ー本谷沢支流(下流側)探索 
2015、6、14 EAさん、nenetaさん、YAMさんとコラボ トップへ 

 本日のスペシャル
 
S1 連瀑で本谷沢へ流入する支沢である。(写真は滝の一部)
 
S2 前後するがここは早戸川本流でありビューポイントなのだ。
 
S3 秘境的場面である。 直ぐ前方にある尾根は魔法のロープ尾根(仮)
なのだ。左手下に下れば本谷沢支流の上流側沢である。
 
本日の概ねのルートである。
 丹沢を隈なく歩きたいと願う探検隊は早戸川の水遊びを兼ねて
本谷沢へと進んだ。伝道までは林道を歩き、早戸川へ入渓した。
早戸川本流の水量は多く、真夏の様な水遊びは出来なかった。
雷平から原小屋沢と分れて本谷沢に入ると大滝沢出合までの
間に左岸側へ二本の支流が滝を掛けながら合流している。
普通の人には何の注目にも値しないだろうが、探検隊には
放って置けない二本の滝(支流)なのである。
ここを通過する時は他の目的を持っていた時であり、
この支流(滝)探索の目的を持って来なければ寄れるものではない。
今までは通過時にチラッと見るだけである。
下流側支流は立った崖地に連瀑が掛かりとても登れる様には見えなかった。
支流の水源地を探索したい‥が第一課題。次に上流側支流の
上部へトラバースを敢行したい‥が第二課題である。
この第二課題の場所とは魔法のロープ(仮)の北西側である。

 
1 魚止橋、8:25出発だ。
 
2 伝道から早戸川本流へ‥。
 
3 真夏の水遊び‥とはいかない。
 
4 難関、雷渕である。
 
5 雷渕は腰まで水に浸からなければ通過は出来ない!
 
6 nenetaさんもガッチリ水中突破!
 
7 途中飛ばしてここは本谷沢出合だ。
 
8 雷平から本谷沢へと進むと支流が出合う。
 
※ 2015年3月、早戸大滝パトロールの時撮った写真である。
崖地に何段にも滝を掛けながら水流が落ちているのだ。
 
9 連瀑なのだが一つの滝しか撮れない。
 
10 滝横を決死の思いでよじ登る。
 
11 連瀑中である。もう何段なのか分らない!
この写真の上流がS1スペシャル写真なのだ。
 
12 沢へ降りられる状況になったので
沢沿いに進む事にする。
 
13 直ぐに水源で沢は終わりに
なるのかと思っていたらそうでもなし‥。
 
14 二俣になり左は滝が‥。
 
15 いよいよ水源の様相になった。
 
16 逆方向ではあるが中央の岩ゴロの下が水源であった。
もう少し格好いい水源を期待したが‥、残念!
 
17 辺りは植林である。涸れた沢を詰める。
 
18 右岸植林地に呼ばれ、ハイーと進む。
解説1 17写真の時点で下流側支流の探索は既に終了した。
登り詰めたところで白馬尾根の登山道へ合流するだけだ。
探検隊の次なる課題は上流側支流の上部へトラバースする事である。 
未知の山の斜面をトラバースする‥、これは予想外に苦労するものなのだ。
地形図の上では何の問題も無さそうでも現場は甘くない。
地図にないガレ沢、密藪、シカ柵等に進路を阻まれる。
 
19 シカ柵に阻まれた!(上に進んでみる)
 
20 登りながら次なる地点を探る。
 
21 道は開かれる‥、ものでシカ柵に大穴ありでその先は極上トラバース。
 
22 極楽は続かない‥、でガレ沢に当る。

23 22で対岸へ上がろうにも崖状帯で×‥。 
 
24 ここならOK‥と右岸側へ登る。
 
25 冒険女子nenetaさんも頑張る!
 
26 また植林地を進み‥。
 
27 極上の雰囲気となって来た!
 
28 ワレの念願であった魔法のロープ北西に広がる極楽庭園に到達したのである。
 
29 極楽庭園(仮)から緩く登れば‥。
そこに見える尾根が普通冒険家が通る尾根。
 
30 モンサンミシェルとトラロープだ。
(モンサン‥はキリヤマさん命名)
解説2   28写真の場所は普通には反対側の魔法のロープ側から見るのが当然なのだ。
魔法のロープ尾根を上下して本谷沢〜白馬尾根を通過する人は少数ながらいるだろう。
その時観察鋭い人であれば白馬尾根に向って右手にこの極楽庭園を発見するだろう‥。
オロカなワレはここを横目に見ながら何回も通過している。そしていつかは
あの庭園の中を探索したい‥と思っていたのだ。
 
31 普通には30写真でトラロープに沿って下る。
 
32 しかし病気?の探検家は難路へ進む‥。
 
33 このルートは険しくRFも難しい!
 
34 左手にはまた連瀑の沢である。
 
35 前述した本谷沢支流の上流側支流である。(これは下部で穏やかだが)
 
36 遂に本谷沢へ合流である。ヤッタネ!
 
37 neneteさん発見。ヤマオダマキだ。
 
38 支流の出合いを眺める。
 
39 無事に車へ戻りました。(14:20)
あとがき  本日の天気予報はまた雨50%予報であった。
M−K気象台予報は曇り/晴れである。
用ありの人がいて車帰着が16時の制限があった。
雨はなくても陽気はこのところで一番涼しい‥。(ドボンには向いてない!)
念願だった支流探索が出来て誠にうれしい。
そして魔法のロープへのトラバース‥。これもヤッタネであった。
このおバカな探検にお付き合い下さった人に感謝したい‥。
ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。 
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