NO497 本谷沢ー不動ノ峰
 2015、3、22 4名コラボ トップへ 

本日のスペシャル 
 
S1 奥の支流左岸尾根に取り付きである。(病気!)
 
S2 目の前の尾根は棚沢ノ頭北東尾根のようだ。
 
ロガー軌跡である。
本谷沢右岸に滝で合流する2本の支流があり、本日は
上流側支流の左岸尾根を上がったが、秘境の雰囲気十分であった。
 本日の課題は本谷沢のパトロールから右岸の支流沿いの
尾根を上がる事である。等高線の混んでいる所を400mばかり
上がるのであるから楽な訳が無い‥。
早戸大滝を左手に眺める本谷沢に少し入った処‥。
女性が一人後に居るのは知っていた。
普通なら早戸大滝見物に行く筈で本谷沢へ入る訳がない。
女性は本谷沢へと進んで来られたので声を掛けた。
ところが本谷沢へ行く我らの方が面白そうだから‥と仰った!
ならば「ご同行を」、「はい、よろしく」と簡単なものである。

 
1 魚止橋、7時出発だ。
 
2 ボケな写真で情けないが早戸大滝。
 
3 右手の木にマークあり。魔法のロープ
入口だよん。谷の様子は変わっている。
 
4 遡行して行くと1本目の支流が
合流してくる。これは見送り。
 
5 本谷沢遡行は何年ぶりだろう‥。
 
6 滝場の下段で、次が。
 
7 上部である。細ロープに掴まり楽しく上がる。
 
8 日陰には残雪が出てきましたよ。
 
9 滑滝も楽しく上がる。
 
10  本日のメーンエベントの場所に来たぞ!‥。
本谷沢は中央右側で左手の滝は支流が滝で合流する所なのだ。
そして我らはその中間尾根に取り付いて行く。(マジッスか〜!)
 
11 本谷沢も呼んでいるが振り切って‥。
 
12 寄り付きは一旦成功だ!
 
13 フカフカ苔絨毯のヤセ尾根なのだ。
 
14 左手下に支流の流れ。
 
15 左右が落ちているキレットもあり。
極上の雰囲気である。
 
16 危険地帯は終わった‥、
のでは無く、実はこれからだった!
 
17 素晴らしい尾根登りになりそうだ‥、と喜んだのだが?。
 
18 傾斜が増して登るのも喘ぐ‥。
 
19 白馬尾根上方のブナ林が横に来た。
解説1 二本足歩行は可能なのだが、傾斜は結構きつい。
アセビなどブッシュは疎らにしか無いのでルートは自由に取れる。
しかし、斜面は雪解けしたばかり‥、地面は凍っているのだ。 
チェーンスパイクで蹴りこむのだが容易にはいかず苦労する。
6本歯アイゼンがザックに入っているのだが、ギリギリ間に合っている。
スラブの岩露出帯などが無く、ずっと土面で適度の木があり助かった。
 
 20 一息ついた尾根光景。
 
21 大岩に乗り早戸川方向を俯瞰する。
 
22 この尾根は北側なので雪解けは遅い。
 
23 棚沢ノ頭、鬼ヶ岩方向である。
 
24 いよいよ上部に至ったが、辺りは裸地尾根化の始まりである。
 
25 更に高度を上げると遂に蛭ヶ岳の頭が見えた。(中央右手の小さな頭)
左の大きな山は棚沢ノ頭。中央のピークは中間ピークで右端が鬼ヶ岩ノ頭だろう。
 
26 一部ではあったがこんな雪踏みも‥。
 
27 遂に不動ノ峰(1614m)に上がった。
 
28 不動ノ峰の稜線から見る丹沢山(左)から塔ノ岳に続く丹沢主脈。
 
29 余りに久しぶりなのでついパチリ!(通過)
 
30 大ダルミの登降はワレには辛い!
 
31 丹沢山に到着。
小屋管理人、石井さんにお会いする事が出来ラッキー!
もちろん、美味しい熱々コーヒーをいただいた。
 
32 瀬戸ノ沢ノ頭のベンチの所。
登山道を外れ、左手の柵間へ。(車着、16時) 
あとがき
我らが課題、丹沢を隈なく歩く‥、の一端は大いに達成できた。
苔フカフカのヤセ尾根、キレット、広大な斜面の登り、普段見る事の出来ない
角度からの展望は我らの欲望を十分満足させてくれるものであった。
不動ノ峰は丹沢でも二番目辺りの標高であり流石に登りでがあった!
ワレは皆に付いていかれず一人遅れながら登った。(泣)
瀬戸ノ沢ノ頭からの下降は今更UPしても仕方がない‥。(32写真以下、省略)
ここの下山中、山ノ神の怒り?に触れ、雷鳴轟き、雪、雨、アラレに見舞われた!
YAMさんが「山ノ神さま、もう悪い事はしませんからお許し下さい‥!」と唱えている。(笑)
我らは口ばっかり! 既に次の悪さを考えているのだ‥。
本日は一輪の花が加わり特に楽しい山行になったのは云うまでもない。
Tさん。危なっかしいおバカ山行のお付き合い、誠にありがとうございました。
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