NO487 金山沢鉱山跡パトロール |
2015、1、25 EAさんとコラボ トップへ |
本日のスペシャル |
S1 今日のミッション1は青藤沢の左岸上部の攻略である。 |
S2 これはミッション3の鉱山保全作業‥。 |
S3 EAさんは頼もしい! しっかり奥の見回りもやって下さった。 内部の様子はEAさんのこちらをご覧下さい。 見事な坑道内を見ることが出来ます。 |
本日のロガー軌跡 最近は登って下りて、登って下りて‥が流行らしい。(__); |
マシラさんが金山沢の鉱山跡パトロールをやって下さった。 尊敬する大先輩が単独で悪天候の下、パトロールをして下さったと 聞けば我らは行動を起こさずにはいられない‥。 今日はEAさんと二人であったが青藤沢の左岸上流域の攻略を 絡めて鉱山跡の保全へと出かけたのである。 金山沢の鉱山へ行くのに、なんで青藤沢の方から行かねば なんないの?‥、と思われるかも知れない。 我らは「勝手知った同じコースを目的地へピストン」をしない。 その時の目的地に応じたVルートを歩くのは当然なのだ。 |
1 青宇治橋8:15、出発だ。 |
2 高畑山への登山道を進み道標の裏へ。 |
3 前回ここを登らずして下りてしまった所。 |
4 緩やかに植林地を西側へ登った。 |
5 4で青藤沢のへりに出て更に西へと進む。 |
6 辺り一面テンニンソウ(の枯れたもの)だらけ。 |
7 第二カバの原ともいうべき6の場所から大山三峰と大山が見えた。 |
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8 7から西へと進むと尾根状に当り上へ。 |
9 更に上へと‥。 |
10 こんな光景が広がった。 |
11 そして西へまたトラバース。 |
12 そこの沢は青藤沢の上部である。対岸に取り付きもがいて50mを登るのだ。 |
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13 もがきの始まりだ‥。 |
14 沢からの脱出には急傾斜が当り前。 |
15 尾根に上がった。ミッション1達成! |
16 EAさんが発見。(多分クマタカの巣) |
解説1 普通丹沢山中に、地形図の上で平坦地(等高線が緩くなった場所)があると、 「あれ〜、こんな場所に平坦地があるぞ‥。今度どんなところか見に行こう」となるのだ。 写真3〜12まではその平坦地見物の一巻である。 青宇治沢の上部に広がる平坦地はわざわざ行く様な所でもないので 今回は絶好のチャンスと捉えたのでありました。 目にした光景は広がる植林地とその他の場所にはテンニンソウの大地なのでありました。 ワレは直ぐに間子小屋沢上部に広がるカバの原を連想し、これは“第二カバの原” だと思った。 その第二カバの原から北へ100〜150m上がれば稜線の登山道があるのに 我らはそれをしない。何故なら病気の症状である“トラバース”や“沢横断”をやりたいからだ。 結果として16写真のご褒美を得た! これは貴重である。 鳥の巣マニアであるワレには誠に喜ばしい‥。(EAさんに感謝) 以前は大山北尾根のモミの木に幾つもあったのに近年は全く見ていないのだ。 |
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17 13、14写真のモガキ登りはそれなりであった! この美尾根は471山行で下って来た尾根である。 |
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18 そして遂に登山道に合流した。(10:30) |
19 稜線上のコブを巻いて進んだ後、地形図の 下降点に来た。丁度ハイカー来たのでやり過ごす。 |
20 さぁ、未知の急下降へ始まり‥。 ここの下降部分がミッション2‥。 |
21 横に見るこの傾斜。 |
22 金山沢に近づいて来たぞ‥。左へちょっと修正。 |
23 修正後の尾根。 |
24 23の下にこの炭焼釜跡があった。 → 25 24の下にこの滝場があった。 金山沢の鉱山沢(仮)出合いの直ぐ下である。 目的の位置にほぼピッタリ下降出来た。 ミッション2の達成である。 |
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26 鉱山沢(仮)出合いの広河原であり、左手沢の上に鉱山跡があるのだ。 |
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27 鉱山の鉱脈と関わりがあるのかここの 滑滝の色は独特なのだ。 |
28 随分崩壊があったらしく上部は ガレが盛り上がっている。 |
29 遂に現場に到着。(11:20) |
30 現況である。保全の為の木をどかしても 普通の人には潜り込めない。 |
31 モゾモゾ、ガサゴソ‥。 |
32 モグラになったEAさん! |
解説2 本日のミッション3はこの場所の保全作業であった。 写真は重複するので省略した。作業は極控え目である。保全の為のガードは施してある。 しかし現場の環境は悪い。物見遊山は厳禁なのを承知してもらいたい。 下山路をどうしますか‥になった。(EAさんを前にこのまま沢沿いで車へ‥とはワレは云えない!) この鉱山沢の左右をワレは2本踏破(下降)している。(急傾斜は身をもって味わっている) では直ぐ右岸側の尾根を本間ノ頭南東尾根へ上がりましょう‥、と相成った。(泣) モガキの標高差300mをじっくりと喜びながら上がるのだ‥。 |
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33 尾根登りのスタートである。 |
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34 尾根の途中の炭焼窯跡。 |
35 EAさんは疲れを感じないらしい? グイグイ登って行かれ、自ら休む事はナイ! |
37 既に残雪を踏んでいる。 土面は凍結し足元歩き難い。 ←36 Y字状の立派な木があった。 |
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38 遂に本間ノ頭南東尾根に合流した。 ヤッタネ!(^^)v (13:30) あとはのんびり樹木や景色を楽しみながら下るだけである。(ルンルン!) |
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39 この辺りはいつも気分がいい。 |
40 丹沢有数の美尾根に間違いなし。 直ぐ先で柵に当り右手斜めに進むよ。(倒木あり) |
41 シラカシの大木が茂る鞍部に着く。 |
42 更に下ってここは次の鞍部だ。 |
43 途中省略して沢に下りる手前にある塩水山神。 |
44 塩水橋に到着。しかし今日は車がない! 青宇治橋までのんびり歩くのだ。(車着15:00) |
あとがき ワレはおバカを自認しているので当り前の普通の行いなのであるが‥、 共に行動してくれる人に誠に申し訳ないと思うのだ。 今日歩いたコースは当然だが他人が真似をするようなものでは決して無い! 解説2でも触れたが鉱山跡の状況は非常に良くない。入口の上部は崩壊地むき出しで いつ次の崩壊が起きるか分らない状況だ。 内部へ入った人が外へ出ようと思ったら崩壊により封じ込めに遭う可能性もある! |
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