NO485 大タル丸ー女郎小屋ノ頭ー裸山丸 |
2015、1、11 トップへ EAさん、ミックスナッツさん、YAMさん、shiroさんとコラボ |
本日のスペシャル |
S1 下にいるのはEAさん。下降が終わって今度はこちらへ登り返しだ。 |
S2 我らが丹沢山行の中で唯一「命を預けるロープの登降」が あるのが、このオオタギリと次の女郎小屋乗越なのだ。 |
S3 女郎小屋乗越の滑り台岩(仮)である。恐いゾ〜! |
ロガー軌跡 本日はスペシャルなハイキングである。 泣く子も黙るオオタギリと女郎小屋乗越のパトロールであるからだ。(笑) |
昨年の年末に石棚山に上がった。その時沢を挟んで対岸にオオタギリを 見てしまったのである。EAさんが「呼んでいますネ」と仰った。(かどうか‥?) 生意気心旺盛なワレは「行かねばならんナ‥」と心に誓った! ご存知のようにここは軽い気持ちでは行けない。 快晴に恵まれた本日、ミックスナッツさんをお迎えしてのコラボである。 意気揚々の心で女郎小屋沢右岸尾根に取り付いたのであった。 |
1 車は3台、5人が集合。(7:50) |
2 林道からの降り口。 |
3 本流はダムに取られてナシ。 |
4 女郎小屋沢に進み、右岸尾根に取り付く。 (良く見れば径路痕ある) |
5 ヤセ尾根の急登を登る。 |
6 植林の緩傾斜にシカ柵。(中央に扉アリ) |
7 美尾根の始まりである。地肌はずっと白ザレであり美しい‥。 |
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8 時にはケモノになって‥。(^^); |
9 傾斜は急だよ‥。 |
10 西隣に芋ノ沢ノ頭。 →11 美尾根に立つブナの大木。 |
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12 岩ゴロの急登。 |
13 柵に当り左手へ。 |
14 ここには以前から径路痕がある。 |
15 今は笹も無くきれいなワナバノ頭。 |
16 ここワナバノ頭と先にある白ザレのピークまでは危険地は無い。 ワレはここまでのハイキングもいいのではないか‥と思う。 |
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17 白ザレのピークまではハイキング! |
18 ハイ、お久しぶりです‥。 |
19 北側には石棚山稜が高く立派だ。 |
20 オオタギリの下降点である。しっかりした ロープが足され安心度が増した。(感謝!) |
21 丹沢に於けるキレットで人が往来している中では、最高に難度が高い所だろう。 (岩ヤさん的にはチョロイところだろうが、素人には難敵である) |
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22 オオタギリの通過を果たしかなり疲れた。 |
23 大タル丸のピークでランチに‥。 |
24 次は女郎小屋乗越だ! →25 ここもしっかりしたロープがあり 安心して登れる。 |
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26 岩場の上は直登と巻きとに別れこっちは巻き。 |
27 中央上の崩壊地左をこの前降りた。 |
28 女郎小屋ノ頭に着いた。登りに多少苦戦されていたミックスナッツさんは ちょっとショートカットしたい‥と仰るので同意。日向山に向って下降された。(12:40) |
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29 ヤセ尾根に苔がはりついている。 |
30 裸山丸からの下降に入った。 |
解説 女郎小屋ノ頭から日向山に下降するのは分岐が一回あるがそこさえ注意すれば問題ない。 達者なミックスナッツさんが単独で下降されても問題なく、ただ時間を持て余すのが心配だった。 女郎小屋ノ頭から次の無名の頭そしてモチコシノ頭とこの間のヤセ尾根とギャップは 思いのほか険しく慎重な行動が必要である。 サクサク行きたいがそうはいかない。裸山丸に着いたのが13:30であった。 この部分のUPはよく知られている処でもあり省略した。 裸山丸からモチコシ沢への下降尾根はイガイガさんのご指導により成し得たルートである。 EAさんは既に踏破されていた。 |
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31 裸山丸のピークは同角尾根(敷地山〜大タル丸〜モチコシノ頭〜東沢乗越〜 同角ノ頭)からは外れており心配は無用かも知れないが、ここから下降するのは「待った!」 である。この辺の領域で地形を熟知しないでVルートに挑戦はご法度である。 この尾根の下降も単独や初級者での挑戦は絶対にやらないで欲しい。 |
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32 尾根上部は誠に良い風情なのだ。 |
33 しかし徐々に牙をむき出してくるぞ‥。 |
34 尾根先端は崖なので早めに小沢に下降。 |
35 モチコシ沢に降り立った。 |
36 モミの木鞍部に向う小沢の左俣から右手の 尾根に上がる。 |
37 上がった尾根。前来た時はワレは この尾根を最初から上がった。 |
38 右手にモミの木鞍部が見えていても行かれない。 |
39 上の柵に当って右手に回り ミックスナッツさんと合流した。(14:50) |
解説2 35写真であるが、左手に沢下流へ向かえばモチコシの大滝である。巻きの手段はあっても 普通の人が無論やれるものではない。右手はモチコシ沢上流へ。中央左上に進めば小沢を上がって モミの木の鞍部(仮)方向だ。小沢は直ぐ二俣になり右手は鞍部へいくが立っていて登れない。 左俣を進むか中間尾根を上がるか‥である。(他に手段もあるがここでは触れない) ミックスナッツさんはモミの木の鞍部近辺でお待ちだと思う。 左俣、あるいは尾根を上がり、モミの木の鞍部を目指すも傾斜は急で地肌は凍結である。 上へ上へと追いやられ結局は日向山ピークを取り巻くシカ柵まで上がってしまった。 (前回イガイガさんとの山行ではシカ柵沿いに左方向へ巻き進んだ) 今回はシカ柵に当り、右手に進んでミックスナッツさんとの合流を果たした。 ミックスナッツさんには長時間お待たせした筈で誠に申し訳なかったです。 日向山のピークを踏んで(シカ柵に遮られイヤ行きになるのだが)日向山南西尾根に下るのは 柵越えの煩わしさとつまんない登りとでいつも“ココなんとかならんかね〜”といつも思うのだ。 今日の山行でココをなんとかするべく探りたかったのだが、 皆には不評で相手にして貰えなかった!‥。(__); 日向山西斜面中央辺りとモミの木鞍部を繋ぐ路線なのだ! いつか自力で道つけをするしかないか‥。(^^)v |
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40 ミックスナッツさんと合流した後、日向山ピークに向って上がるが、ワレの 心中はさにあらず‥、水平トラバが斜め下降で女郎小屋沢出合へと向かいたいのであった。 |
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41 ワレ一人ワルイ子になり西側斜面をウロウロ。 |
42 よい子はピークを回りやっと西斜面に 入って来てくれた。(径路痕あり) |
43 径路痕を伝いながら下ると扉がある。 (この先径路は不明になるのだ) |
44 以前の記憶とヤマ感で下ると 又扉に当り、この先はまた径路がある。 |
45 明瞭な径路を下り‥。 |
46 遂に女郎小屋沢左岸に下りた。 |
あとがき 46写真の後は朝の尾根取り付きまで数分の距離である。 汗を拭き、スパイクを洗って玄倉川河原へと出ていった。 林道への苦しい登りが終わって林道に立てばもう着いたも同然‥! 意気揚々の凱旋?なのである。 (16:00) |
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