NO480 境沢ー書策小屋ピーク(仮)−三ノ塔 
2014、12、14 EAさん、AYさんとコラボ トップへ 

本日のスペシャル 
 
S1 既に境沢沿いの登山道(廃道状態)からは離れている。
 
S2 境沢上部の岩棚の登りだがスリリングでもある。
 
S3 涸棚登りが終わったら左手小尾根を越えて本流へ戻る。
 
ロガー軌跡である。
 12月の中旬である。近年の12月はかなり暖かいのが当り前だが今年は違う。
東北や日本海側などで大雪であり、関東地方では冷え込みが厳しい。
本日のパトロールは札掛から境沢林道を歩き境沢へと進むのだ。
境沢沿いの登山道が通行禁止になっているのは知っている。
登山道のパトロール(状況視察だけだが)をし、ついでに境沢の上部から
表尾根のどこかに上がるべく、AYさんのご指導をいただきながら進んだ。
スペシャルの写真の通りなのであるが臨場感は伝わらない‥。
現場ではスリル満点であり、やっている事は本当におバカである。
しかし、この楽しさは快感であり、やはり我らは病気なんだろうか‥?。

 
1 丹沢ホームの更に奥、指定席にP。(8:40)
 
2 AYさんが見つけた! テンニンソウのシモバシラ。
 
3 林道終点から沢を渡る所。重機が入っている。
 
4 境沢沿いの登山道は廃道状態だ。
 
5 正に廃道‥。(部分的だが)
 
6 桟道も随所で落ちている。
 
7 境沢の谷間は岩場が多く綺麗である。
 
8 今は訪れる人も稀だろう。
 
9 ここは一つのビューポイント。桟道が見えるが場所によってはしっかり残っているよ。
 
10 また場所によっては道型なし。
 
11 沢沿いの安全地帯も楽しい。
   
13 登山道が沢から離れる所でザレ地を
下降して12写真の上に下りる。


← 12 上部に至り谷はゴルジュの様相になる。
登山道は右手に上がり沢から離れる。
 
14 下りた沢は渋い河原だ!
 
15 トップS1写真の大岩であり右手下を進む。
 
16 15写真の下である。 さぁこの先は‥?
 
17 16先の左手の沢はこれで面白そうでない。
 
18 右手の本流を進んでみる事になった。
 
19 これが取り付く予定だった尾根だが、左手上方に岩石帯が見える。
ここでこの先のルートについて相談する。AYさんは右手の沢を進み前進を推奨される。
既に踏破されているのだ! 右手の直ぐ先には岩棚(滝)が立ちはだかっているが‥。
 
20 写真中央に岩壁が見える。 AYさんの「大丈夫ですよ‥」のお言葉を聞き、
とにかく下まで行って眺めましょう‥、で近づいてみることに。
 
21 そこは滝であった。 この右手の岩場は高さは16m位だが傾斜は緩めで
ホールド、スタンスもはっきり見てとれる。 意を決し、やりましょう‥と取り付いた。
S2の写真がそれである。 スリルはあるが楽しい範囲。(病気だから!)
この滝登り(涸棚登り)をワレは夢中で登っていたが、EAさんが写真に撮って
下さっていた。よろしかったらこちらを(EAさんの記録)ご覧下さい。
 
22 涸棚の登りだ。この後S3の通り小尾根を跨ぐ。
 
23 本流の右岸側へ取り付く事に。
 
24 23で正面に見ると何でも無さそうだが
取り付くと急斜面なのだ。AYさん一息入れる。
 
25 EAさんも余りの急さに
木にハグしてしまった!
 
26 ヤレヤレ‥、ひとまずここまでは上がったぞ!(左手から)
 
27 立木はあるが急な岩っぽい尾根。
 
28 「キレットですよ〜」の声!
 
29 浮いた木の根に掴まり1m下りる。
 
30 浅いキレットでよかった!
 
31 この場面、かなりの迫力なのだ! 大山北尾根の裸地尾根あるいは三角ノ頭から日高へ
登る裸地尾根を思い浮かべるが、それらより更に迫力あるのだ‥。(恐楽し)
こういうところはボロボロの浮石を押さえつけながら登るので写真に気がいかない‥。(後でガクッ!)
 
32 アセビの中へ入れば安心し写真を撮る。
 
33 向こうの鉄塔は15〜16あたりかな。
 
34 危険地終了!
 
35 今日は奮発である。ホットコーヒーと
アーモンドチョコだもんね!(12:30)
解説 このランチ場所の100m先は書策小屋跡のピークであり、お客さんの話し声が
聞こえて来る。 むさ苦しいケッタイナ格好のオジンはこのヤブの中が似合うというものだ。 
 
36 さっきもチラチラ雪が舞って来た。 
 
37 そこは表尾根の「書策小屋跡のピーク」だ。
 
38 ヤッタネ! オロカな病気に罹った輩は訳の分からん処を詰めて上がり
人間界に飛び出すのに無上の喜びを感じるのだ‥。(^^)v
 
39 烏尾山、三ノ塔、大山か‥。 邪道の輩はこの光景を滅多に見ない。
 
40 我らが表尾根なのだ。
 
41 AYさんに待たれてしまった!
 
42 やっと俺も目にしたヘアピンカーブ
モノレール線(仮)の終着駅。
 
43 よもぎ尾根を「よもぎ尾根線」(仮)に
沿って下って行く。
 
44 長閑なよもぎ平に着いた。
 
45 ワレの未踏コースをAYさんの先導で‥。
 
46 植林の中を自由に下りる。
 
47 そのまま沢かと思ったらブー!でした。
 
48 振り返り見る急斜面‥。
 
49 無事に沢へ下降できた。
 
50 上がった林道から沢を振り返る。
 
51 戻ったぞ‥。(15:50)
あとがき
通行禁止の境沢沿いの登山道は危険状態であり、一般者は近づくべきではない。
名も無い沢(有名では無い沢)であっても上流域に至ると驚きの様相を見せる事が多い。
境沢‥。この上流域にこんな場面があるなんてとても想像出来なかったのである。
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