NO467 明神峠ー日影沢左岸尾根下降ー土沢ー雷沢 
2014、9、23 イガイガさんとコラボ トップへ  

 本日のスペシャル
 
S1 この滝は右俣の滝であり、左手にある尾根を挟んで左俣の滝が・・。
 
S2 4段の連瀑である。2段目以降は登れたものでは無い。
逆光で写真にならないが、回りのV字谷と共に凄い迫力である。
 
ロガー軌跡である。
久しぶりに「イガイガさんお願いします・・」の滝への探訪である。
イガイガさんは既に何回か歩かれているのでM−Kは安心の心なのだ。
M−Kは土沢本流の流れが好きになり、数回上下している。
白クラノ頭北尾根から雷沢出合に下降したり、湯船山北尾根から
土沢へ尾根下降した事もある。
しかし雷沢そのものへ(恐いから)入りたい・・とは思わなかった。
ところが最近イガイガさんが又雷沢を遡行されたので、M−K遂に
我慢が出来ず「よろしくお願いします・・」となったのでした。 

 
1 明神峠手前の指定席にP。(8:00)
 
2 湯船山稜のよい子道へ入る。
 
3 湯船山稜の尾根漫歩は気持ちがいい・・。
 
4 岩田翁の名物看板だ。(更新されているぞ)
 
5 V探検家ともなればピークは巻くのが当然!
 
6 土沢への下降は渋渋の植林尾根と
思っていたが然にあらず・・。
 
7 土沢(左)、日影沢(右)の出合に下りて来た。
(この場面の崖を心配したが許容範囲であった)
 
8 ところで沢の右手を見たら立派な滝が!
(沢は曲がっているので土沢からは見えない)
 
9 土沢(どさわ)本流の下降である。水流に浸かり右岸、左岸と行き来する
のは当然で仕方ない。(水は結構冷たいよ)
 
10 ここには歩道の跡がクッキリだ。
 
11 入道滝に来たぞ・・。
 
12 土沢歩道の探索もこの崩壊地で不明に。
 
13崩れた石積み堰堤だ。
 
14 また右岸に上がって歩道を発見して進む。
 
15 歩道は雷沢へ降りて右岸に続く。
解説1 15の写真であるが、右手の尾根から2013年6月にコラボで下りて来た処である。 
10と14の写真の歩道は昔土沢歩道と呼ばれた重要な生活径路であったようだ。
旧経路マニアでいらっしゃる?イガイガさんは丹沢各地の古道に詳しい!
今までM−Kは水線しか歩いていないので全く知らなかった。(情けない!)
 
16 歩道が雷沢を横断地点する地点から雷沢の遡行に入り、初めて対面する滝である。
これからの沢と滝の写真だが専門のイガイガさんには敵わない・・。
イガイガさんの記録“雷沢”再訪を是非ご覧下さい。
 
17 こんな穏やかなところもあり。
 
18 ゴルジュ風になって来たぞ・・。
 
19 逆光でどうしようもない写真であるがお許し下さい。
ここは開けた谷間であり、三俣になっている所なのだ。左手に滝で入る沢。
中央に進む本流と右手に・・。 
 
20 こちらが右俣で直ぐに滝がある。
 
21 これが右俣の登れない大滝である。
 
22 21から少し戻って三俣の谷間でランチにした。
そして20写真の直進する本流を進むとこの滝場となる。
ワレの写真ではここの真の迫力は伝わらない・・。
上へ上へと滝が続き下からでは何段あるのか分らない。
 
23 2段目の滝であり、回りは壁で登るのは不可能だ。更に上に滝が・・。
(右手の尾根に登れるルートがある事をイガイガさんは既に開拓済み)
その尾根に上って左右を見れば・・!!
 
24 左手下には23の滝が見え、その更に上に・・。
 
25 3段目、4段目の滝が見えている。足元は最危険地帯である。
(見た目ここはよいが危ない処があるよ!)
 
26 尾根の右手には21の右俣の滝がそこに見えるのだ! 
 
27 26で見える滝の更に上にも数段に分れた滝が見える。
解説2 左の連瀑、右の連瀑・・。この凄まじい光景を見たワレは閃いた。
この雷沢の名の由来はこの稲妻の如き2本の滝に因んだものに違いない・・。
情景が大き過ぎる為に全貌を一枚の写真では不可能である。
左側の滝に至っては上、中、下と3枚に、右側の滝は上、下と2枚に分けなければならない。
さてこの滝場からの脱出であるがイガイガさんルートにワレも続く。
左右にこの絶壁の滝を見ているんだからまともではないのが想像して頂けるだろう。
いつもの事だが危険地では写真は二の次になり、後で気がつくのだ・・。
立った細い岩尾根に張り付く木と構成する岩に命を託すのはいつもの通りである。
 
28 アレッと思うような変化である。
(イガイガさんは直登は踏破済み)
 
29 28を登っても面白くないらしい!
ならば隣のよさげな尾根へ・・。右俣の沢横断。
 
30 乗った小尾根(軌跡参照)の鞍部状。
(キレットを心配したが、問題ナシ)
 
31 小尾根が大きい尾根に合流する手前の
急登である。(上の尾根は399山行の下降尾根)
 
32 真っ平!・・でも無いが極上尾根である。
もう直ぐ上は湯船山。 湯船山手前で巻道があったので当然巻き・・。
後はよい子道をご満足の心で車に戻りました。(14:05)
あとがき 恐い恐いと敬遠していた雷沢・・。イガイガさんのお陰でまた踏破できました。
見ての通り、ご覧の通り滝場は絶壁に囲まれています。
探検家であれば何度も訪問しながらルート開拓し上への通過も可能でしょう。
しかし普通人なら滝を眺めて終わり・・でいいんではないでしょうか?
イガイガさんにはお世話になり誠にありがとうございました。
まだ「お願いします・・」の沢が何本か残っております。
また是非ともよろしくお願いいたします。(^^); 
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