NO458 (西沢渓谷・東沢)ーホラの貝ゴルジュ 
2014、8、3 てつさん、EAさん、レガーさん  トップ 

本日のスペシャル 
 
S1 ホラの貝ゴルジュの入口であり、ほら貝を思わせる内部へ
泳いで進入していく・・。(冷テェ〜なんて云ってらんないよ!)
 
S2 本日のメーンエベントはここであった。
右岸滝横に打たれたハーケン二本のみ!(先生一本追加)
常人の通過は絶望であり、ここで敗退決定なのだが・・。
 
開かずの国道・・と云われたR140が遂に奥秩父の山脈を穿って
開通したのは平成10年4月の事であった。
長年西沢渓谷の入口は山梨県側のドン詰まりであった。
現在は地図の西沢大橋に乗り雁坂トンネルに向っている。
西沢渓谷は有名である。紅葉など行楽シーズンともなれば
押すな押すなの人の列となり遊歩道は一方通行に規制される。
渓谷遊歩道に入って間もなく西沢・東沢の出合となり
遊歩道は吊橋を渡っていく。渡って直ぐに「西沢渓谷」の大看板がある。
その看板横に手製の鶏冠山と書いた標記がある。
一般登山者は立入禁止ともあるがハッキリ径路はある。
この径路は昔は甲武信ヶ岳への登路であったという。
以前山駆け出しの頃径路を通って東沢の中程まで行って
戻った事があり、まさか下に見える沢を遡行するとは思わなんだ・・。 
てつさんは我等が沢先生である。
M−Kは数回先生のご指導で沢を楽しませてもらった。
一ヶ月位前に「ホラの貝ゴルジュどうですか〜?」のお誘いを
頂いたのです。M−Kは当然歓喜の声を上げたのであった。
EAさん、レガーさんも巻き込み今日の遡行となったのでした。

 
1 西沢渓谷入口の無料P。てつ先生である。
 
2 廃館になった小屋設備。ここ左に遊歩道へ。
 
3 間もなくで東沢に架かる吊橋を渡る。
 
4 吊橋上から見た鶏冠山の偉容。
 
5 遊歩道は左に進むが、ここ右手へ。
 
6 吊橋から見えた堰堤上の河原である。
 
7 鶏冠山への手製標識。

 8 河原から径路は右岸の巻き道へ上がる。
 
9 東沢のF1。時間短縮の為ここスルーなのだ。
解説1 東沢の下流部は渓谷になっており、径路は左岸側に付けられている。
崖地であるので、上下したり岩の下をへつる様な場面もあり、結構スリルもある。
今日の主目的は「ホラの貝ゴルジュに遊ぶ」であるので下流域は径路を進んだ。
ホラの貝沢に当ったところで径路は一旦東沢に下りるが、そこがホラの貝ゴルジュの
入口であった。

10 背が立たない深い淵は冷たい・・。先生を先頭に泳いで進まねばならない。
中央奥で右に曲がるのだが、その先には次なる絶望的な場面となるのだ!

11 これなのだ! スペシャリストでなければ通過は不可能であろう。
(先生の云われるには、前回来た時はハーケンがべた打ちだったそうである)
残置は二本あるらしいが我等には見えない。一番手前は先生が足されたもの。

12 てつ先生はルート工作の為数回往復された! 2番手はEAさん。
足元はフリクションのみである。セットして貰ったスリングに掴まり、(手前にはレガーさんが
ロープを持って張ってもらっている)ロープにも掴まって通過する。(超楽し!)(^^)v

13 シンガリの大役はレガーさん。セットのスリングを外して回収するのだ。

14 次なる難所である。先生はロープを引き突破された。これもスゴッ!
我等は水流に戻され進めないので止む無くロープにすがって進んだ。(引っ張って貰った!)
 
15 淵から上がって次なる小滝へ。
 
16 レガーさんの挑戦。 
 
17、EAさんの挑戦。
 
18 更に次なる淵だ・・。
 
19 スラブの滝と・・。 
 
20 ウォータースライダー滝。
 
21 その上部。
 
22 やりました!(^^)v てつ先生、誠にありがとうございました。(ゴルジュは終了)
 
23 穏やかになった河原を進む。
 
24 東のナメ位までと径路に上がって
歩き山ノ神に着いたが、ここで雨・・!
 
25 結局は山ノ神から戻り、ここはホラの貝の上。

26 ここ下りた所で入口である。 
 
27 東沢のF1に寄り道してもらった。
M−K我慢できずにもう一泳ぎ!
 
28 てつ先生は明日ヌク沢で遊ばれるらしい。
近丸新道で先生のお見送り・・。
あとがき  いやはや・・、泣く子も黙るホラの貝ゴルジュ!(M−Kの勝手な創作だが)
素人の世界ではありませんでした。てつ先生が苦労されているのをみて、
「先生戻りましょう!」と喉まで声が上がって来ていました。
ハンパナイ泳ぎ・・。先生は凄い。我等は流された・・。
小川谷廊下も楽しいが、ここはまた別の楽しみで瀞での泳ぎであったのだ。
山ノ神の上流は大半ゴーロ歩きである。(天の助けか?)丁度雨も降って来た事だし、
上流は又の機会に譲ることにして・・の先生ご判断。ラッキー!でありました。
てつ先生の「Tetsu web site」、EAさんの「EAの丹沢山行記」、
レガーさんの「自然に分け入る・自然からの恩恵」をご覧ください。
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