NO447 伝道沢ー榛ノ木丸ーカサギ沢 
2014、5、18 EAさん、YAMさんとコラボ トップへ 

 本日のスペシャル
 
S1 伝道沢左俣の遡行であるが水流が早々と無くなり涸沢みたいだ。
この沢は「大岩沢」と呼びたくなるような大岩の沢であった。
 
S2 カサギ沢大滝の上であり、上のゴルジュ最下部の難関である。
右の垂直に立っている岩に垂れている何かがある・・。
 
S3 カサギの大滝は我らにとって大いなる秘境であり、魅力の場所だ。
今回周回コースのGPS軌跡である。
下降のルートであるが、カサギ沢のゴルジュや大滝を巻道ながらも
下降したのである。当オバカ隊ならではの所業であった。(^^)v
 伝道沢は沢登りとしての対象ではないようである。
地元の我らであっても「そろそろ片付けましょうか・・」で
やっと足を入れるような次第である。
今回の遡行はkazmiさんの伝道沢に触発されてやったのである。
東丹沢の我らが地元なのに「遡行していません」は悔しいではないか。
伝道沢が終わった後は時間的にも余裕がある。
・・とすれば「恐楽しい」カサギ沢をパトロールするには絶好だ。

 
1 本間橋にP。7:50出発だ。
 
2 直ぐに二俣になる。
(いきなりですが、伝道までと伝道沢入渓の件は省略)
 
3 左俣がこちらで本流だが・・。
 
4 既に水流はチョボチョボ。
 
5 界尾根に上がってみるとこの径路。
 
6 右俣を見ても平凡。
解説1 先人の記録により伝道沢が入って直ぐに二俣になっていて小尾根を
挟んでしばらく並行するのを知った。 その右俣は(支流?)なのに水量多く、
左俣は今にも水流涸れそうな感じである。
予備知識無ければきっと右俣へ入ったに違いない。
左俣(本流?)は榛ノ木丸に突き上げている沢だ。
右俣、左俣の界尾根を挟んで並行して流れる様は珍しい。
その界尾根には仕事道があったので行く先に興味が沸く・・。
左俣の下部はひたすらの堰堤越えであった。(10個位あったか?)
 
7 こんな感じの堰堤が大半。
 
8 堰堤終わって良い雰囲気になった。
 
9 岩は緑。水流チョボ・・。
 
10 沢光景。
 
11 岩盤露出。
 
12 雪渓出現。
 
13 右岸側がスラブの大岩盤になった。
 
14 ここは前の写真を僅かに進んだ先である。
ここ全体が岩に囲まれた伽藍状のところなのだ。
「10m大滝はどこだ?・・、この先はどっちへ進むのだ?」とオロオロ。
YAMさんだったか「あれが大滝ではないか!」の声が上がった。(10:10)
 
15 左手下に涸棚を見ている。
 
16 巻進み沢へ戻る。
 
17 また遡行していくと大岩。
 
18 大岩の先は泥と岩と倒木・・。
解説 10m涸棚は今は木の葉が茂り上部が隠されていて分り難かった。
中央の岩に白く水流の跡が見られ滝になるのが何となく分った。
右手のガレ沢を登って左の斜面に取り付きトラバース、滝を巻いた。
滝上の涸れ沢も平凡に進み、大岩(17写真)が出て来た。 
大岩先は(18写真)魅力に乏しかった。
左手の斜面に取り付きトレランルートへ登る事になった。
 
19 魅力に欠けて来た上流方面。
 
20 いつものもがきの斜面登り・・。
 
21 当おバカ隊にはこれが付き物。(^^)v
 
22 今やトレラン尾根(コース)となった。
 
23 崩壊地上。奥の谷間がカサギ沢だろう。
 
24 また榛ノ木丸頂上です。(11:40)
 
25 白ヤシオがあった。うれしい!
 
26 これはアカヤシオ?・・。
 
27 榛ノ木丸からカサギ沢へ下り、ここは
カヤノ沢出合で上流はカヤノ沢。(12:05)
解説 21写真はトレランコースの直ぐ横であった!
バタバタに踏み込まれた今や登山道?の尾根道で榛ノ木丸へ上がった。
M−Kの疲れた足には榛ノ木丸への僅かな登りが苦しかったが
EAさんの「シロヤシオが咲いていますよ」の声に苦しさは消し飛んだ。
頂上付近にも良いシロヤシオが見られ、少し先に26の赤のツツジが咲いていた。
小ピークで尾根道を外れ、カサギ沢方向へと下った。
カヤノ沢出合までは特に記すところも無いので省略。
27写真からカサギ沢ゴルジュ帯まで少し下る。
最後に3m位の滝は夏には下から登れるが上からでは危ない。
右岸を巻進み滝場の上で左岸の巻きルートに取り付いた。 
 
28 最後の滝。下りずに右岸を巻きへ。
 
29 その先で沢へ下り、左岸の巻道へ。
 
30 本日一番の核心の場所である!
先導EAさんがいるところは31写真の上なのだ。
 
31 細尾根が張り出した先端だ。 
 
32 脇にはふか〜いプールがある。

解説 この場所はカサギ大滝の上である。
下降には危険な部分がありEAさんのロープに
お世話になった。

危険個所では夢中であり、写真の事は
頭から消えてしまう。(__);

撮ったのは大滝下へ降りてから・・。
 
33 大滝の下降も無事に終わった。YAMさんのポーズはそれを祝してか?
 
34 危険地帯が終わった訳では無かった。
ゴルジュ帯上のトラバース道だ。
 
35 細ロープの張られた巻道。
危険状態には違いなく良い子には×だ。
 
36 無事に巻きを終了した。
 
37 下の滝場を避けていつもの巻道へ。
 
38 カサギ沢大ナメ滝(仮)のドボンプール
である。いつだったか浮き輪やビーチボール持って
遊んでいた連中がいたという・・。(^^)v
 
39 原小屋沢の下降だが「こりゃ〜アカン!」
通過にも一苦労だ。(噂によるとお掃除隊が通路確保に
近々出動するらしいぞ・・?)
 
40 これだもんネ!
 
41 EAさんのジャンプ一番!
 
42 雷滝とか雷平は我らにとって
本間橋に着いたも同然・・。
 
43 サクサクっと本間橋に帰着したので
ありました。あぁ面白かった。(16:27)
あとがき  東丹沢は我らが領分・・。「エッ、伝道沢いつも跨ぐだけで遡行してない・・!」と
一言云われたら実に悔しいではないか。頃合いよし。一応足元対策は施して
本日は遡行に挑戦であったのだ。(晴天続きかどうかヤツの姿はなかった)
kazmiさんの記録を見なかったら右俣へ入って気がする。
ありがとうございました。迷子にならずにすみました。
まだ残る雪渓に驚き、無惨な倒木に悲しんだ。
滝やゴルジュの巻きでの危険地トラバースや急斜面の登下降は
大いに危険含みであった。
YAMさんの引っ張りに鍛えられ、EAさんのロープに助けられ、
今日も無事に過ぎました。お二人さんありがとうございました。
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