NO446 本間橋ー榛ノ木丸ーカバの原(仮) 
 2014、5、11 YAMさん、EAさんとフク号 トップ

 本日のスペシャル
 
S1 我らの山行ではよく見かける光景ではあるが・・。(笑)
 
S2 お馴染みの光景ではあるがトラバ道展望台からの蛭ヶ岳である。
 
S3 さあ〜支沢の界尾根から沢へ降り立ちましたよ・・。
この後鬼(ゴルジュ)が出るか蛇(滝)が出るか・・・・。
 GPS軌跡

大杉沢左岸尾根(仮)は最下部の一部を除き踏破済みであったが
今回通して開通したのである。(^^)v カバの原からの下降ルートは
このメンバーさんでは良い子道は×である。(__); 無事で何より・・。
風薫る五月、新緑に山は彩られる。
本日は滅多にない終日快晴が約束された日なのだ。
丹沢を隈なく見回るのは大変だ・・。
つい自分に都合の良い所へと足は向いてしまう。
(勝手な見回り故にコレが許されるのである)
間子小屋沢、榛ノ木丸、カバの原・・はいずれも渋い。
しかし我らには静かな好ましい領域なのである。
未踏のルートを踏破したり、人が歩く訳もないトラバ道を
パトロールしたり、気になっている荒沢上流部をミニ探検をした。 

 
1 本間橋の指定席。8:30山遊び出発。
 
2 林道ヘアピンから開拓した新道?へ。
 
3 水の無い大杉沢を横断して尾根に取り付く。
 
4 自然林の尾根は広く気持ちがいい。
 
5 尾根取り付いて20分。左右に伸びる旧経路に当る。
この径路へいかにチョンボで辿りつくか・・を研究?して来たがコレが最新で
一番いいと思う。何故なら早戸川本流の渡渉をしなくて済むのだから・・。
それとここ左折して伝道へ向うと二箇所苦労する場所があるがそれもパスできる。
 
6 この美林尾根は感動ものである。
 
7 変化が足りないのを不満に感じるが贅沢だ。
 
8 遂に径路跡が出現。
 
9 1080m圏で尾根合流があり、緩やかに
小ピークの形になる。第一真っ平か。(^^);
 
10 尾根は細くなり変化が出て来た。
 
11 多少狭いが第二真っ平だ。1110m圏。
 
12 1160m圏の第三真っ平に上がった。
左手下直ぐそこには大杉沢上部の雪渓が長く残っている。
尾根は後90m位上がると間子小屋沢右岸尾根と合流だ。
 
13 これが大杉沢上部の雪渓。
雪渓まで降りていかれそうである。
 
14 遂に間子小屋沢右岸尾根(左)と合流した。
逆に見ているが前方右手から登って来た。
 
15 1292mピークを巻く径路に当った。
 
16 1292mピーク北側鞍部である。
ここ丹沢の「お気に入り地点」の一つである。
 
17 鞍部から丹沢山方向を見た眺めは良い。
 
18 渋い榛ノ木丸のピークだ。
 
19 1320m辺りの尾根道でランチだ。今日がトレランの日でなくて良かった!
最近あったらしくメチャクチャ踏まれた跡が痛々しい。(12:00)
 
20 掘割(仮)に来た。渡ってもう少し北西へ。
 
21平坦に進む径路を右手に逸れると柵に当る。 
 
22 水平方向に進むと何となく踏跡が。 
 
23 大きなザレ沢をはっきりした踏跡で越える。
 
24 ザレ沢を越えては尾根をまた越えていく。
 
25 あるかないかの踏跡を水平に辿り・・。
 
26 この水平ルートで一番の展望所がここである。

27 右手の山の景色もいいが、この目の下に広がる萌黄色の素晴らしさはどうだ・・。
 
28 写真25までは多少の踏跡は感じられても
このブッシュ帯に突入するとホントにケモノ道。(逆)
 
29 前方の植林地左手が目指すカバの原だ。
ここもRFで進んでいるのである。
解説 26の場所から先だが地形図見ても分る様に左手直ぐ上に登山道の通る稜線は近い。
従って強引にカバの原を目指すより、水平にケモノ道を進むと自然に登山道に合流する。
自信の無い向きにはこちらがチョンボで楽である。しかし登山道に合流してそのままボケッと
下れば避難小屋が見えて来るからご用心・・。(合流地点から30m〜50mか?正確に覚えて
いないが僅かであり、右手の檜植林の下にカバの原が見えるからそこで下降に入る) 
 
30 そしてこれは付き物の「お勤め」・・。
 
31 ハイ、出ましたよ! 「カバの原」(13:10)
 
32 ここは当然丹沢お気に入り地点の一つである。
ここの名称であるが話せば長くなるので省略するがいずれにしても
マ○ラさんが出所には違いない・・と思う。由来はどうでもいいのだ!
テンニンソウの大群落が広がるこの丘と二本檜のシンボルツリー・・。
このロケーションが好きなのだ。何しろ1200mを越える丹沢山中なのだから・・。
名前の簡略な響きも良い。ひっくり返せばM−Kピッタリ「バ○の原」になるし・・。(^^)v
 
33 これは参考写真である。カバの原から
稜線方向へ今まで無かった仕事道!どこへ?
 
34この尾根は荒沢源頭部であり左手に下れば
いずれも荒沢である。目指す尾根を探索中。
 
35 左手下に穏やかな源頭部が「早く下って
おいでよ・・」と誘惑している。
 
36 下るべき尾根が決まった!
EAさんのRFにいつもお任せ・・。
解説 この荒沢源頭部を把握している探検家はいないのでは無かろうか・・。
マ○ラさんの記録でも「間違って荒沢に下ってしまった」なんて読んだ記憶がある。
M−Kは何回か良い子の尾根ルートを上下 しているが、必死に荒沢に下らない様に
注意を払ったのだ・・。しかし今回は違う。悪い子の誘いに乗り、敢えて荒沢へ乗り込んで
行こう・・と云うのだからスゴイ!(笑) 
とは云っても源頭部から突入した訳では無いのだから大きな顔は出来ない!(恥)
一番目と二番目の支沢の界尾根を下降し、その出合から堰堤出現までの間を
沢下降したのである。
 
37 だんだん先端に近づいた。
 
38 左手に尾根が続いていたが右手の支沢に
呼ばれて降りていく。アレ、立木にテープが・・。

39  その先は滝の様だ。
(左岸側に巻き道あってホッだね)
 
40 立っている降りて来た沢が(右岸側の)一番目沢。
左手林の向こうに二番目沢(中で二俣)があり出合だ。
 
41 続いて三番目の沢が合流。(左手横に見る)
 
42 前方沢が開け、堰堤群の始まりだな・・。
 
43 42の先延々続く?堰堤越えはしたくない!
 
44 誰しも考える事は同じ・・。道があった。
 
45 ここは724mクビレの鞍部!
(この尾根の先、出合までが未踏なのだ!)
 
46 苔の生えたこの場所は当然「お気に入り」
この先は良い子で伝道歩道へ・・。(15:00)
 
47 ここはお馴染みの伝道歩道が間子小屋沢を渡るところ。
後はサクサクっと48へ参ります。
 
48 そこは早戸川の荒沢出合へ伸びる尾根を
伝道歩道が乗越すところ。
 
49 48から出合へ向う植林尾根の早戸川側を
踏跡に乗って下降し、最後はメチャクチャに。
 
50 早戸川の広い河原に降り立つ。
本流は水量多く、ドボンドボンの渡渉だった!
 
51 今回はキャンプ場の小屋があった跡地へ
上がって戻ってみた。無事に帰着です!(16:15)
あとがき 今回は大半パトロールとはいえ、あんまりまともなものでは無かった。
同行いただいたお二人さんには厚く感謝するものであります。
掘割〜カバの原間の踏跡が薄くなり、経験者でないと迷い兼ねないな・・。
とに角水平を保って進めば登山道に当るから、それを頭におけば良い。
このトラバ道はS−OKさんの後追いで知り得たものだ。(感謝)
33写真の仕事道がどこへ繋がっているか気になるところだ。
先行された人あれば、よろしかったら情報お願いいたします。
トレランルートはドタバタに踏まれていた・・。口出し無用だがやはり何かを感じた。
今回のフクちゃんは元気なあまりすっ飛んで先走りを2回した。(少々焦った)
マ○ラさんを何回も引き合いに出して恐縮だが何しろ我らが教科書故仕方が無い。
荒沢から右手の歩道へ逃げる部分を承知していたので探していた。
やっぱりね〜。道になっていました。
雪渓は何ヶ所も見かけた。全く驚く事態である。
歩道脇の雪渓を削り取り、顔を洗ったが爽快であった。(^^)v
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