NO443 雷木沢左岸尾根ー水晶沢ノ頭 |
2014、4、26 fu-ohさんとKAZESAYAGEの現調 トップへ |
本日のスペシャル |
雷木沢左岸尾根の登りである。標高1150m辺りは露岩が現れ 左右は深く切れ落ち、嫌が上にもVルートの緊張感が高まる。 |
今日もミツバツツジがお出迎え・・。辺りの木々はまだ冬枯れである。 |
雷木沢左岸尾根を登り、右岸尾根を下降する山登りを楽しむ人が他にいるとは思えない。 余程のおバカでない限りこんな事はしないだろう。 |
普通にはモロクボ沢の沢登りを楽しみ、下山ルートの一つとして選択するのが 一般的だと思う。沢登りに適さない季節に畦ヶ丸や大室山への登路として利用するのも いいだろう。今回は折角大滝(F1)の側まで来ているのに眺めもしないで帰ったら 勿体ないのでF1の巻き登りもついでに楽しんで来たのです。 |
1 元白石沢キャンプ場跡地から尾根へ。 |
2 植林地を上がると自然林の尾根となり、 柵が張られた尾根を進む。 |
3 柵が終われば丸味を帯びた広い尾根。 |
4 右手には大室山が高く大きい。 |
5 尾根に特にの悪場は無いが緩急は当然ある。 |
6 急登が終わると右からの尾根と合流して 小ピークの形に上がる。 |
7 地形図では登り一辺倒だがここは緩く下る。 |
8 尾根が狭まり、この先では露岩も出て来る。 |
9 岩の手前を右へと通過。 |
10 そして最後の急登だ。 |
11 10の先で柵に当り、右手に回り込むと水晶沢ノ頭に出る。 道標が立ち、休憩所になっているのだ。右手は白石峠、左手は畦ヶ丸方向である。 |
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12 畦ヶ丸方向に進みながら南側に張られた 柵に注意し、3本目の柵間へ入る。 |
13 立ち枯れた笹の中、踏跡に乗って進むと アセビの古木が多い細尾根を下る。 |
14 南西側に見えるのは畦ヶ丸だ。 |
15 尾根分岐は尾根の肩状が多い。RF必要。 |
16 公園風美尾根である。 |
17 更に続く・・。 |
18 ルーズソックスを履いた?植林に当り地図で確認。 尾根通しへの踏跡に乗って下降していく。 |
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19 最後の方は植林と共に右手に下降。 |
20 現れた径路に乗って東方向へ下降。 |
21 振り返りみる梯子付きの鞍部。 ここは良いアクセントである。 |
22 尾根を進むと次に柵に当り脚立がある。 ここで注意だが柵に入らず尾根通しに柵の 右側外に沿って進んだ方が良い。 |
23 逆に見ているが22の柵外を進んで来る。 |
24 ここも逆に見ているが、23で柵は東へ離れ て下って行く。 |
25 モロクボ沢に堰堤を作る時に思われる インクラインの土台があった。 |
26 踏跡に乗って下ればモロクボ沢へと 危険なく下れる。 |
27 モロクボ沢に降り立った。 目の前はショチクボ沢の出合である。 |
28 ショチクボ沢近辺の間伐材を搬出すべく ウインチ&ワイヤーが活躍していた。 |
あとがき 一般的に尾根の先端は急傾斜である。登山道や仕事道はジグザグに折り返し 緩傾斜を保つよう図られている。ところがV尾根歩きで径路が無い時は自分で工夫して歩かねばならない。 雷木沢右岸尾根の先端はいずれの方向も急傾斜である。 今回選んで下降したルートは一部悪い所もあったが(柵沿いなので柵に掴まって歩ける) 一番良いルートだと思う。予備知識やRFは当然必要だ。 |
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