NO439 新山沢左岸尾根ー石棚山
2014、3、23  トップへ 
EAさん、shiroさん、YAMさんとコラボ 

 本日のスペシャル
 
S1、小川谷から一気に約550mの標高を登る。これは最上部。
 
S2、稜線に上がった。目の前は1401mのピークだ。
 
ロガー、軌跡である。
待ちに待った春への切符、春分の日。一昨日である。
そして巷は3連休、本日は最後の休日ともなれば行楽地は大変だ。
帰路の大渋滞を心配しながらも、心はやはり西丹沢・・。
東に無い、西丹沢の魅力は東を制している。
今日は今年初の仲ノ沢径路へのパトロールである。
左手、石棚山山稜への登りは新山沢右岸尾根を1回登っただけ。
今回は未知尾根である、新山沢左岸尾根を登っての
石棚山を目指したのでありました。

 
1、西丹沢県民の森P。8時半出発だ。
 
2、仲ノ沢径路の特にの異常は無し。
 
3、欅平への降り口を右に見送り、直進。
 
4、新山沢のガレガレ沢に着く。
正面の植林地を左に上がるのだ。
 
5、取り付いて登り始めた左岸尾根。

6、 急登が感じ取れるだろうか・・。
 
7、西側の直ぐ横には新山沢のガレ沢がおっ立っていて直登は無理だろう。
 
8、急登が続くが、気持ちの良い植林地だ。
 
9、植林が終わりのようだ。休憩適地。(11:10)
解説1、本日のメーンエベントはこの一本であるので多少詳しく解説したい。
小川谷(仲ノ沢径路)の方から石棚山へ登るのに県民の森からの登山道しかない。
何回か上下すれば、もう沢山で使いたくない・・と誰しも思うだろう。
2005年7月、S-OK師の記録を見て NO27山行で新山沢右岸尾根を上がった。
2013年12月NO424山行でテシロ沢を詰めてテシロ沢ノ頭へと上がった。
しかしこの2本だけでは不満である。
もう一本石棚山への登路を開拓すべく、未知尾根挑戦をしたのです。
 
10、石ゴロゴロの斜面となって来た。
 
11、東側に目をやれば、立派な同角ノ頭。
 
12、高度の上がったのが分る。丹沢湖が見えるぞ。
 
13、急登である!
 
14、今度は枯れ草斜面となり気持ちよい。
 
15、次には大き目の岩石帯。
 
16、木を掴みよじ登る急登だ。
解説2、新山沢(しんやまさわと云うのか、しんざんさわと呼ぶのか知らない)の
右岸尾根を登った時は取り付きの斜面が急だったのが印象に残っている。
(イガイガさんよりご教示あり。にいやまざわが正しいようです。感謝!)
途中の苔の生えた馬の背状があって驚いた。後は特に悪い印象は残っていない。 
左岸尾根はどうみても更に急傾斜がみて取れる。果たして・・であった。
取り付きの植林地。アセビと白ザレの部分。また大きく育った植林地。
小さめの岩がゴロゴロの登り。自然林の登り。下草が枯れて綺麗な場面。
大きめの岩がゴロゴロの登り。そしてブナが出て来た稜線近くの登り。
順番の写真通りではあるが、標高に応じた植生や地盤の変化が面白い。
傾斜が緩む場面は無いといっていい。急傾斜の登りが続いたのでした。
 
17、木や根に掴まり、身体を引き上げる。

18、稜線近し・・、の雰囲気である。 
 
19、雪田?が残る稜線。
 
20、稜線に上がった。ヤッタネ!
 
21、そこが1401mピークである。(12:00)
そこでランチとし、今日はそこそこに下山とした。
 
22、石棚山稜の尾根漫歩は気分がいい。
 
23、玄倉への分岐点。(ここで大人しく
県民の森へ下ればよい子なのだが・・)
 
24、1210mピークだ。
「お客さん!ロープが張ってあるでしょ!」
 
25、救い様のない悪い子連は狂ったような
急下降へ突入していく。
解説3、未踏尾根一本ゲットして気分良し! 天気も最高となればまともに降りる我等ではなし。
弥七沢ノ頭からヤブ沢ノ頭へ登りのは急であり、最近はパトロールもサボッている。
丁度良い機会だ。下りならパトロールも楽というものだ!(下降も楽でなかった!)
なにしろ道は無いんだし、ドジ踏んで転がれば命はない。(道も荒れていた)
1210mピークから次の分岐点(950mからヤブ沢右岸尾根)は本当にまともではない。
ここを上下するのはオオバカ者だと思った!
950mからの下降は以前AY師のご先導で下降させてもらった。
今日はYAMさんがおいでだ! 来ましたよ!更に右手の細尾根に行く・・と仰った。
そこを下れば「アルミの梯子」が見えますよ・・。
これにはM−K参った。「行きます、行きます・・」で細尾根下降へと。
EAさん、shiroさんとて「俺は行かない・・」なんて云う人ではない。
更なる尾根分岐を注目しながら下降したのでありました。 
 
26、弥七沢ノ頭へ向う尾根筋から外れ、
ここを左に下りていく。
 
27、最初はアレッと思うような
穏やかな尾根。
 
28、当然ながらこんな尾根を下る。
 
29、そして更に分岐する細尾根へ・・。
 
30、左手に以前下った見覚えのある場所が。
 
31、ここで左に下らず更に右手の尾根へ
上がり、細尾根先端へと進む。
 
32、逆に見ているが、左が梯子の方。
ここは径路が尾根を乗越しているのだ。
 
33、画面中央やや下にアルミ梯子の
上端が見えている。
解説4、アルミ梯子が設えてある沢は穴ノ平沢になるのだろう。
いろんな方が登られているようだが、M−Kはビビリ、まだお願いします・・とは
誰にも言ってない。この危ないアルミ梯子辺りが気になって踏ん切りつかなかったのだ。
今日見た事により、もう迷いは無くなった!(今度いくぞ〜!) 
 
34、32の写真でshiroさん方向へ径路跡をヤブ沢側へ下り堰堤一段下って
回り込むと穴ノ平沢F1を見ることが出来る。
 
35、滝見物から林道終点は直ぐそこだ。
 
36、県民の森に咲くミツマタである。(15:00)
あとがき 石棚山近辺は丹沢でも指折りの急尾根ではなかろうか。
それを承知で上下するんだから頭が狂っている・・と云われても仕方が無い!
危険地の見返りとして普通には見られない光景を目にすることが出来る。
今回のコースで特に命がけの場面があった訳ではないが、よい子が行く処ではない。
丹沢をくまなく歩きたい・・と願うM−Kに「後」(あと)がだんだん無くなって来た。
焦っても仕方が無いことなので、焦りはしないが頑張って歩くつもりです。
コラボして下さる方には、毎度ながらのお荷物状態・・。(スミマセン)
課題山積。YAMさんが言っていた。4月からはアクアですからね〜、だって!(^^);
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