NO437 青根ー釜立尾根(仮)−姫次 
 2014、3、9 EAさんとコラボ トップへ 

 本日のスペシャル
 
大雪が降ったのは2月の14日。今日は3月9日である。
写真の中央車の左に小さく八丁坂ノ頭への道標が見える。
 
黍殻避難小屋の視察(まだ使用不可)を終わり姫次に向う途中。
 ロガー軌跡

全て雪の世界であり、神奈川と思えない雪山山行であった。
 大雪以来、山へ登りたくても登山口に近づくのさえ儘ならない。
青根から入山する今回の山行も2日前に下見に来たのだ。
トップの写真はナニ?かと思われるだろうが、雪さえ無ければ
一般車もここに止めて登り始めるのである。
(もちろんお察しはつくだろうが脱出出来ない状況になり、止む無く山中に
放置を余儀なくされているのだろう。20〜30センチの残雪は堅く締まっている)

2005年の3月に(NO16)同じルートで稜線に上がっている。
今日はトレースもあり、雪も堅く締まっているので楽である。
 

 
1、下見の効果で安全安心なこの場所にP。(8:30)
 
2、右手には人家が2軒あり除雪済み。
 
3、八丁坂ノ頭への入口である。
 
4、林道を進んで来て遂に終点だ。
 
5、重機が入っている林道終点から釜立沢沿いに登って行く。
上に新しい大きな堰堤が見えている。(雪は締まり潜らない)
 
6、トレースあるからいいものの無ければ
ルート不明になるだろう。
 
7、深雪の中の登りである。
稜線まで500mと書いてある。
 
8、登る右手には八丁坂ノ頭へ登る尾根。
 
9、遂に稜線に上がった。(11:15)
解説 9の写真は平坦な稜線に上がったのだが、南西に少し進まないと登山道合流には
ならない。道標の立つ登山道分岐 がそこである。
KAZさんより「避難小屋でラーメン・・、と書いてあったが小屋はまだ使えないからね〜」
と昨日情報をいただいた。折角ここまで来ているんだから「実地見分」しない手はない・・。
 
10、我等には勝手にだがパトロールの任務が
ある。建て替え中の小屋を視察は当然だ。
 
11、内部はまだご覧の通り・・。
まだ当分かかるだろう。
 
12、右手はトイレ。中央は水タンクかな。積雪50センチはありそうだ。
 
13、避難小屋から姫次に向うが距離はある。
緩い登りだが我慢の歩行なのだ。
 
14、八丁坂ノ頭への登山道分岐点。
道標の埋もれ具合を見て欲しい。
 
15、この光景はここの売りである。
 
16、確かここは1433mのベンチがある所。
 
17、このブナの木が立派なのでパチリ。
 
18、尾根の西側が開けていた。
そこのピークと尾根は袖平山である。
 
19、堅く締まった雪なのでどこでも歩ける。
正面に出て行けば姫次の広場だ。
 
20、ご存知「姫次」。 いくつもあるベンチが皆雪の下!全くの平らなのだ。
13時に丁度なるところだ。袖平山へ足を伸ばし、北尾根で戻る案もあったが
敢えての冒険は止め、よい子で八丁坂ノ頭尾根(仮)で下ります。
 
21、姫次から下山途中。登山道は右手の一段下に
ついている。悪い子はこの時とばかりヤブの上を歩く。(^^)v
 
22、21の尾根上からの景色はまた良い。
 
23、八丁坂ノ頭からの登山道の急下降。
 
24、モノレールが一切見えなかったがやっと顔を出す。
 
25、道志の集落が下に見えて来た。
 
26、尾根から右手下の植林に下ればもう近い。
 
27、ようやく長い尾根下降が終わった!
 
28、雪の林道をサクサク戻ってここに来れば着いたも同然。15:50
あとがき 雪山登山の本格的なものは神奈川の山で体験出来る訳がない。
本格的なものは命がけであり、登山のエキスパートでなければ出来ないだろう。
M−Kは雪国の生まれ育ちであるから「雪は友達」ではあるが、登山に関しては
まるで素人であるので、只の雪踏みお散歩に過ぎない。(__);
雪に覆われた山は一つの「別世界」である。登山道の階段道や笹、ブッシュも全て雪の下。
トレースが無ければ自分が一歩一歩雪の上を歩いて行かねばならない。
今回の山行は(ふがいない点もあるのだが)よい子道だけに絞って歩いた。
何故なら深雪の状況でラッセル状態になったとしたら即敗退は見えているからだ。
青根から丹沢主脈に上がるコースは体力が要るコースである。
M−Kの体力の無さは自他共に認めるところだ・・。
EAさん(EAさんに限らず、コラボして頂く皆さんそうだが)の体力は凄い。
グイグイと急斜面をものともせず登って行かれる。
今回も登っては待ち、下っては待ち・・でいつもいつも待ってもらった。
M−Kとコラボしなければ2〜3倍のコースを歩けただろうに、
それを思うといつも心苦しく思うのだ。(__); 
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