NO413 大谷沢(中流から)−大室山ー黒岩 
 2013、9、22 EAさんとコラボ トップへ  

 本日のスペシャル
 
大谷沢の中流で右俣に入り更に分岐の二俣界尾根に挑戦した。
 
無事に登山道に上がり、ここは展望台の場所。
 
大室山からの下山路に黒岩を加えた。EAさんは度胸満点だった。
 
沢歩き大好き人間のEAさんとM−Kであるが、先人の記録を読むと
大谷沢のゴルジュ帯通過は危険そうであり、今回は右岸尾根を登り
水平作業道を通って大谷沢の中流域に下りる手段を取った。
 3連休の中日の行楽日和となれば西丹沢に近づくのは恐ろしい。
こういう時こそ道志道に入って渋い処を探索するのが上策であろう。
昔からの課題に大谷沢から大室山へ上がれないか・・がある。
EAさんのコラボをいただき、激渋、困難が予想される探索をするのです。

 
1、8時半に出発し、神ノ川ヒュッテの脇を上がる。
 
2、直ぐに完成なった大堰堤。
 
3、犬越路に向かう登山道から道を外す。
 
4、大谷沢(おおやさわ)の右岸尾根に当るこの
尾根をひたすら300mは上がる。
 
5、地形図の999mの少し下。水平作業道に
当り、右手に進んで大谷沢方向へ。
 
6、崩壊地に来た。以前はここで苦労したのだ。
今は径路が斜面に切られている。
 
7、6の続きだが径路がバッチリだ。
 
8、大谷沢に着く。(10:05)
 
9、大谷沢の上流域。水平作業道を何回か歩いたがその度に
この上流を少しでも歩いてみたい・・、と思っていたのが叶いました。
 
10、樋状の滝があり。
 
11、開けた河原になったぞ・・。
 
12、三俣状である。左に小沢、中央に本流で
13の写真は更に右手を見た右俣だ。
 
13、12の場所で見た右俣へ入る。
中央の尾根に水源の森杭が見えるがこの
尾根は頂上へ直登するようだが今回見送り。
 
14、右俣を進む。
 
15、いくらも歩いていないが二俣状になった。
解説1、大谷沢の下流はゴルジュ帯であり、地形図見ても崖マークが続いている。
当然M−Kは入った事がない。水平道の上流も今まで眺めただけで歩いてはいない。
今日初めて上流域を少しだが歩けたのである。未知の領域を歩くのは新鮮だ。
沢が集まった三俣からはいずれに登ろうとハンパナイ登りが待っている。 
 
16、特にの問題も無く、尾根に取り付けた。
急登なんだが写真では伝わらない。
 
17、尾根は予想に反し痩せてはいない。
所々に休憩所?があるのだ。
 
18、標高差350mは大したものではない。
 
19、岩が何ヶ所か出て来る。
 
20、林下の植生が変わった。一面の小笹である。
ここに登って来るまでに鹿の縄張りが強く感じられた。
 
21、ひょっこりと登山道に合流!
 
22、そして展望台。
 
23、大室山、北面には素晴らしいブナ林が広がる。
 
24、トリカブトの群落を抜ければ頂上だ。(13:20)
 
25、下山途中の展望台。
 
26、風倒木か・・。
 
27、ピーク状を越えて下り・・。
 
28、大きく尾根が右手に(東へ)カーブ。
 
29、そして神ノ川への分岐点。
 
30、29は直進して次なるポイントに来た。
旧径路の交点であり、黒岩への入口だ。
 
31、黒岩上の展望台。
 
32、刃渡りを簡単にしてしまったEAさん。
 
33、快挙である。 (14:40)
 
34、日蔭沢新道を下る途中に「オオヤ入口」の
小案内が・・。誘惑しないでネ!
 
35、神ノ川ヒュッテで美味しいコーヒーを
いただき、これまたご満足・・。(^^)v (16:40) 
あとがき 念願だった大室山南東面の開拓。やっと道筋をつける事が出来た。
激渋、苦難ルートにお付き合い下さったEAさんに感謝をいたします。
NO121「神ノ川惨状」神ノ川ヒュッテの脇を通る度にこれを思い出します。
水平作業道も補修され通行が楽に出来ました。(やはり昔のままのイメージはいけませんね)
大谷沢の中流域。沢の様子。尾根の様子・・多少なりとも分かった!
物好きな人がいればまたやっちゃいますよ〜!(^^)v (別尾根で)
右俣の二俣界尾根(仮)は鹿ちゃんのお庭尾根?であった。
故に鹿道が豊富にあり、多少は楽である。そしてキレットなど通れないところが
無い・・と云う事に繋がるのであった。
境界杭、テープ類(古いものも含めて)一切なしであったが、人の通行が
あったのではないか・・と感じさせる踏跡状があるにはあった。
ヤブ尾根登り約350m。 緩急あれどもやはり苦しい登りであった。
笹を掴み、立木を求め、モガイテ登った。適度に休憩適地があり笑ってしまった。
黒岩は予定にはなかったが、EAさんは未訪問と仰る。
時間のゆとりに加え、この上天気・・、寄らない手は無い。
黒岩刃渡り。 EAさんは流石であった!
何の躊躇も無く、ヒョイヒョイ・・と行ってしまわれた。
(M−Kは年寄の冷や水故やりませんよ!)
黒岩基部に下りるルートだが、以前使っていたルートの上部に亀裂が入っており、
崩落の恐れがある。その下側は岩であってそこも崩落しそうだ。
故に少し手前に新たなルートを発見したので、そちらを利用されたし・・。
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