NO412 雷木沢左岸尾根ー水晶沢ノ頭 
 2013、9、17 単独  トップへ  

 本日のスペシャル
 
この雷木沢左岸尾根はV尾根の中でも優等生ではなかろうか・・。
 
ヤセ尾根の岩の上に可愛らしく咲き始まったイワシャジンだ。
 
9月には15・16日と、22・23日と2回の連休がある。
休日は休まざるを得ない当仕事ゆえに、山へのチャンスでもある。
15・16日は台風18号襲来で山予定は×であった。
明けて17日は台風一過の快晴と来たもんだ!
落ちぶれたとはいえ、V探検家M−Kはまだやる気満々である。
単独パトロールだってまだ出来るんだぞ!・・ナンチャッテネ・・。 

 
1、元キャンプ場上の植林地へ上がる径路。
 
2、このコースの難点がここ。柵と急斜面!
 
3、2で触れた難点部を過ぎれば後はルンルン!
 
4、ここはアレッと思う程直ぐ下に雷木沢がある。
 
5、尾根は太かったり、ヤセたり、いろいろある。
 
6、北側に加入道山が見えた。
 
7、岩っぽいヤセ尾根部もある。
 
8、よく見る標記が程よくポイントにあり。
 
9、笹が多くなった最後の登り。
 
10、当った柵を右に回り込むと水晶沢ノ頭に出る。
 
11、お馴染み、水晶沢ノ頭である。 休日であっても人にはまず会わない。

畦ヶ丸〜モロクボ沢ノ頭〜水晶沢ノ頭〜白石峠〜加入道山〜大室山は
誰もが歩く立派なよい子の道である。しかし丹沢でも奥まったこの山域は道程は長く、
出会う人も少なく、健脚者の領域であることには違いないだろう。
丹沢駆け出しの頃はわき目も振らず、わっせわっせ(実はヘロヘロ)と歩いたものだ。
落ちこぼれの悪○ジは柵の向こうに何がある、この尾根降りたらどこへ出る・・。
そんな事ばっかり考えて、実際に歩いているんだからまともでは無い。
 
12、ここはピークから西へ2番目の通路。
これを入ってもよし、3番目の道でもよい。
 
13、マークや踏跡に注目すれば問題なく
この踏跡の尾根道に乗れるだろう。
解説2、12からは下山路に取った雷木沢右岸尾根である。
この右岸尾根、登りに取った左岸尾根ともM−Kは既に数回づつ上下しているのだ。
ヤブ尾根 下降は特にであるが天候よし、時間に余裕あり・・の時にやるのは良くても
そうでない時は特に絶対といっていい程やるべきでは無い。
(つい最近もであるが、M−Kは泣きを見たのである)
 
14、いずれも変わらぬ尾根光景。
 
15、ソックスはいた植林地となり・・。
 
16、自然に逆らわずに下れば径路に下りる。
 
17、変化のある尾根となり。
 
18、柵越えの脚立に導かれる・・。
 
19、ルンルン・・と径路に乗って下り。
 
20、右手前方に見えた脚立で外に出て、
柵沿いの踏跡で下るも・・。
 
21、私はどこへ行けばいいのですか・・?!
となるのだ・・。下の方は地獄の急傾斜!
解説3、この上の脚立からはいつも迷う所であり、適当に下ってしまうのでハッキリした
ルートがないのだ。地図参照で雷木沢へ少し入った方へいつも降りている。
強引に柵に掴まりながら下り、急斜面に施工された土留工を横断しながら沢へと下りる。
今回は尾根通しに進むルートがある筈だ・・で2個目の脚立へ戻り、尾根突端へと向かった。 
 
22、今日はトラバ名人様が居られない!
M−Kも多少は病気であるのでそれなりの
ルートを探りながらトラバである。
 
23、始めから降参して尾根上まで上がれば
何でもない事なのだが、それをしない!
もうここは安全圏に入った。
 
24、左手は雷木沢、右手はモロクボ沢。
モロクボ沢側へ回り込み下降。
 
25、右手はショチクボ沢の出合。
モロクボ沢沢遊びの時にいつも通る所。
 
26、やまびこ橋。もう帰ったも同然なり。
 
27、ヤッタネ! サルナシだ。(^^)v
あとがき
よく利用するV尾根 を暇?な時に検証しておこう・・なんて考えて行動したのだが、
現実に山の中の尾根分岐を一つ一つ確実に捉えて記憶してマークをつけて、等できる訳がない。
2006年5月に(NO66山行)右岸尾根に取り付いて登っている。
その時の記憶などカケラも残っていないのだ。
右岸尾根の下降は2〜3回やっている筈だが、これも最後の場面など覚えていない。
今回の単独山行はやはりV尾根であるので何が起きるか分からない。
ヘルメット、ピッケル、ロープ、ラジオ、笛、鈴など万全の態勢で臨んだのでした。
V尾根の下降は、初めての尾根は特に避けるべきである。
悪条件の下では目に入るべき標記や踏跡も見えない事がいくらでもあるからだ。
用木沢出合から白石峠の間は登山道がしっかりついている。
だが、沢沿いの道は長く、楽しいものではない。しかも数回通ってしまえば余計に
もうあの道は歩きたくない・・と思うのはM−Kだけだろうか・・。
そこで登場なんだが当Vルートは楽しさ百倍(ウソ)である!
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