NO399 湯船山ー雷沢左岸尾根ー土沢ー本谷ー 丸尾沢ー水の木幹線林道ー再度土沢へー明神峠 |
2013、6、9 YAMさん、EAさん、山猫さん、ardbegさんとコラボ トップへ |
本日のスペシャル |
↑倒木の左手に雷沢が出合っている。土沢に降り着いたところ。 M−Kは雷沢の右岸尾根に付けられた径路を進んでいる。 |
↑世附川は土沢出合の上流を本谷と名を変える。 素晴らしい渓流美にワクワクしながらジャブジャブと進む。 |
↑丸尾沢を進んだ後、丸尾橋で我等は水の木幹線林道を進み、 四ノ沢過ぎから再度土沢へ下降後、一ノ沢へと遡行した。 ここは一ノ沢から分岐する支沢へ進む場面だ。 |
ロガー軌跡だが沢の中故かなり乱れていて修正をした。 |
2010年9月に西丹沢を襲った豪雨は凄まじいものであり、今もその爪痕は 至る所にあり、唖然とさせられる。 土沢(どさわと読むらしい)は世附川の支流とはいえ、水量豊富であり、 深い谷間を流れる清流は西丹沢に於いては10本指に入る茗溪であるだろう。 先人の記録ではイガイガさんの世附・丸尾沢 が当山行の教科書に成り得る。 随所で思い出しては納得したのでありました。 |
1、明神峠先のPである。今日はEA号と2台だ。 |
2、明神山辺りだったか、サンショウバラが見頃。 |
3、湯船山稜のよい子道。岩田翁の名道標。 |
4、「あ〜、ダメですよ〜!」といいながら我も続く・・。 |
解説1、三国山稜、湯船山稜、不老山と繋がる山稜は穏やかなよい子のハイキングコースである。 四季を通じハイキングに適したところと思う。今の時季はサンショウバラが咲き、山ツツジも美しい。 稜線から南方向へは径路が何本もあるが、逆に北方向は土沢(どさわ)に下降する事になるので 径路的には無いに等しいようである。以前白クラノ頭下から雷沢右岸尾根を下降したが、そこには 古道の面影があった。 今回は湯船山の東側下から雷沢左岸尾根へと入り土沢に下降したかったのです。(写真4〜10) 尾根は予想外の美尾根でルンルン・・。岩露出の危ない場面もなし。 |
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5、なんとも素晴らしい美尾根ではないか!・・。 |
6、稜線から土沢まで450mの下降である。 |
7、只一本道で降りれる訳がない。確認しながらである。 |
8、最後は植林となり・・。 |
9、尾根から左右どちら側にも降りれたが 雷沢の名前に惹かれてこちらに・・。 |
10、M−Kは以前右岸尾根を下降した事があり 径路へ上がって進んだ。(崩壊もあり危険状態だが) |
11、雷沢出合の10m下流である。このロケーションに酔いしれるのだ。 |
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12、お二人さんが沢靴に履き替え。 |
13、ここはドボンの水泳大会に良さそう・・。 |
14、ardbegさんが昼寝石を発見! |
15、東電の土沢取水堰。豪雨で破壊され放置。 |
←16、この惨状である。
NO254山行の時の画像だが、取水堰は稼働し、堰 上の流れも綺麗であった。 |
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17、取水堰への連絡通路橋だが無残な姿。 |
18、17の後一旦左岸の径路に上がり、 世附川出合の所で沢へ下りる。 |
解説2、土沢に降り立った雷沢出合。そこから16の取水堰までは良い雰囲気であった。 良いプールがいくつもあって、真夏ならさぞかし楽しい事になるだろう・・。 取水堰から世附川までの間は悲惨である。17の写真で分かるが、取り付けられていた 連絡径路もズタズタであり、最早どうにもならない・・。 |
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19、世附川本流に入ったところ。(ここから本谷と呼ぶのか、まだ世附川なのか不明。 上に架かるカッコいい吊り橋は水の木幹線林道から降りたところの連絡路の橋である。 |
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20、泳ぎたい衝動に駆られるが我慢だ・・。 |
21、ジャブジャブと進む。 |
22、茶目っ気たっぷりはYAMさんだ! |
23、左手に丸尾沢、右手は本谷である。 |
解説3、世附川の本流を歩くのは釣屋さんならいざ知らず、山屋さんなら歩く訳がない! しかし本日19〜24の写真まで歩いてみて、感動の世界であった。 只の石ころの河原に一本筋で水が流れている・・、そんな単調な世界でないのだ。 左右の岸壁、蒼く深い瀞、走る魚影、駆られるドボンを耐えて行く・・。 |
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24、本谷のお遊びはここまでで本日は終了。 (ちょいと戻り23の写真にある左へ進み丸尾沢へ入る) |
25、「ゲッ!シブッ!」今までの天国は どうしたの・・?こらえて進んで行く。 |
26、「こんなの朝飯前よ・・」とこなしたが、 ふと前を見ると・・。 |
27、「ア〜レ〜・・!」。どうしよう・・。 (上段まで進んだがヌメリが恐く、戻って 巻くことにした) |
28、危なっかしい高巻を終わり沢に戻る。 |
29、こんな雰囲気ならまだいいのだが・・。 |
30、こんな堰堤は可愛いから許せるが・・。 |
31、これにはガックリ! |
32、ナメが多少出て来て罪滅ぼし・・。 |
33、林道へ上がり、丸尾橋。 |
34、丸尾沢と丸尾橋。M−Kは特に拘りもないのだが、丹沢をくまなく歩きたい・・と 願うからには、ここを空白にする訳にはいかない。激渋の奥まった所なので普通なら 決して訪問しないところである。(白状すると、まだここから水ノ木までの林道は 空白である。いつか埋めなければ・・) 解説3、丸尾沢・・。現状のままではどうにもならない沢である。 余程の物好きでなければ訪れる人もいないだろう・・。 今回のメンバーさんも二度と来たくない・・と仰っていた。 しかし上記に書いたように丸尾橋までであっても、一応丸尾沢に踏み込んだには 違いなく、M−Kとしては十分満足出来るものであった。 |
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35、「アレッ何処へ行くんですか!」 |
36、四ノ沢出合少し上流にある高い堰堤。 |
36の上流間もなくで二ノ沢出合となる。 (左手、一ノ沢で右が二ノ沢。二ノ沢は上で三ノ沢を分ける) |
37、悪い子が遊んでいますよ! (M−Kはよいこ故ちゃんと左から巻いたネ!) |
38、一ノ沢を遡行して行く。 |
39、地図読みのチョンボルートに挑戦だ。 |
40、滝を楽しみながら上がったら・・。 |
41、この有様! もうお腹いっぱい・・。 |
42、尾根に取り付き林道へ・・。 |
43、そしてゴールしたのでした。 メデタシ、メデタシ・・。 |
あとがき 土沢〜本谷〜丸尾沢〜土沢・・と沢巡りの旅であった。 真夏の様な暑い陽気の中である。水の冷たさは足に心地よかった・・。 豪雨の爪痕はいかんせんどうにもならない・・。 倒木、崩壊、河原の瓦礫。山の中に人工物を作るのがそもそも間違いかも知れない。 明神峠のP。山支度の解除も終わり、ardbegさんの運転で帰路へとゴ〜!・・。 ardbegさん道路へ出て100m・・。何気なくワイパーを・・。 「アーッ!、メモですよ〜!」オットット〜で停止。 なんと、イガイガさんからのメッセージであったのです♪ 皆でメッセージの内容をみてビックリ・・。 「帰路であること。11時○○分という時間のこと」あれ〜この時間で帰りですか?? 「三国山、隠れブナの古木を求めて」イガイガさんの記録ですが これを後日拝読し、納得したのでありました。 |
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