NO397 鳥屋鐘沢ー堰堤群ー鐘沢ノ頭 |
EAさん、山猫さん、AYさん、shiroさんとコラボ トップへ |
この記録は沢登りです。一般的な登山とはジャンルが違います。 本文中にある様に高巻は命がけであり、コピーは×とご了解下さい。 |
本日のスペシャル |
鳥屋鐘沢の中流域にある大きい滝である。 |
堰堤群に到達した。これは最初にある立派な堰堤。 |
上流域の二俣界尾根に取り付き、登って行くと素晴らしい斜面に。 |
今回のロガー軌跡である。記録にない沢を詰め上がるのは 無謀と考え普段はやらないが、この領域は馴染みがあるので 挑戦してみたが、やはりゴルジュと滝に阻まれ、決死の巻を 余儀なくさせられた・・。その代償なのか後の尾根への登りは 素晴らしい光景の斜面であった。 |
松茸山下のPで合流のEAさんとshiroさん。 MASAHIKOさんが通りかかって堰堤道の地図を置いていって 下さったという。(感謝!)イガイガさん、MASAHIKOさんは踏破 されている堰堤道。今日はチラッと覗くだけ・・と思っていたが チョンボルートでちょっと歩いてみるか・・が決定的になった。 |
辿る堰堤道であるが、こんな良い感じのところは少ないのだ。 |
1、鳥屋鐘沢出合の所にP。 (8:07) |
2、下りれば対岸に鐘沢入口が・・。 |
3、今年の初遡行でありルンルンである。 |
4、真夏ではないのでドボンしながらは×。 |
5、登れない小滝を巻き進むのも楽しい。 |
6、この沢のシンボルに到達。 |
7、沢光景。 |
8、沢光景。 |
9、大きい滝。左、中央、右寄りいずれも 素人では困難な登りだ。(本日一番気にしていた所) |
10、これである! 唖然とするやら、安心 するやら・・、複雑な気持ちなのだ。 |
解説1、鳥屋鐘沢は渋い?沢である。何で渋いのか・・?。 勝手なM−Kのペラであるので 全く気にしないでもらいたい。赤軍の活躍する時期であれば必ずや格闘は避けられないのだ。 見ごたえのある大滝は無し。スリリングな恰好いい滝登りも無し。 詰めて行けば「ナニコレ珍百景」の堰堤群なんだからナンチュウカ、ホンチュウカ?である。 しかしM−Kはこの沢が結構好きなのだ。何といっても身近にあり、アプローチ最高である。 車を下りて早戸川本流を渡れば、そこは既にホンチャンゲレンデ?であるのだから・・。 写真2の出合から6の 「巨大○○小僧」(仮)までの下流部分は小滝が連続し楽しい。 写真6から9までの部分は更に大き目の小滝で登れない滝が何個も出てくる。 写真9の大き目な滝で鳥屋鐘沢の滝場は大半終わってしまうのだ。 (しかし今日詰めていった沢のV谷にかかるゴルジュと滝は近寄れるものでは無かった) |
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11、9の滝を上がったところ。 |
12、沢光景。 |
13、沢光景。 |
14、沢光景。 |
15、堰堤群の最初の大堰堤に到達した。 |
16、堰堤道を探って眺めていく。臭うぞ・・。 |
17、堰堤群のど真ん中。正面に左俣。 |
18、MASAHIKOさんにいただいた地図。 |
19、NO382山行で訪問した二俣に到達。左股へ。 |
20、穏やかなゴーロ歩き。 |
解説2、15、17の写真が鳥屋鐘沢堰堤群なのだが既に何回もUPしたので省略する。 19は前回来た時の二俣であり、その時は右俣へ進み尾根へと抜けた。 |
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21、前方がV字谷になって来たぞ・・。 |
22、倒木の先はゴルジュと滝だ! |
23、22の写真ではゴルジュと滝の様子は 伝わらないが、とにかく私は近づく気にもならず、逃げの一手。 |
24、決死の高巻をこなし、沢への下降。 (23の高巻は最近ではトップの危険レベルであった) |
25、沢に下りたら拍子抜けの穏やかさ。 |
26、沢も源頭部となり、そろそろお別れか? |
27、遂に尾根に取り付く場面に・・。 |
28、急だが良い登りである。 |
29、緑の若葉はテンニンソウ。見事な群落だ。 |
30、いつまでも登っていたい様な美林である。 |
31、我等が庭でもメインコースに当る栂立尾根・・。 あらぬ方向から上がったのだ。 これがまたうれしい。(13:00) |
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32、懐かしい栂立尾根を下っていく。 この先で分岐となるので気をつける。 |
33、888mだが東側が植林で尾根上に アブラチャンの林がありほぼ平坦である。 |
34、33で北東へ下ると尾根が分岐する。 右手に取れば655mからマス釣り場へ下り、左へ取れば V尾根で鳥屋鐘沢へ下る。今回は左へ進み550m近くにある 堰堤道の検証をするのだ。 |
35、34の分岐からほぼ300m急下降を続け 遂に550m辺り・・。尾根が分岐。AY師は無謀とも見える この急傾斜へ平然と下りられる・・。(必死に後追い) |
36、ここが本日後半のハイライト!堰堤道に降り立った所なのである。 左手の中央辺りと右手AYさんのいる先の方へ径路らしきが繋がっているのだ。shiroさんの立っている 側は高い棚であり、近づくのも怖い。この後右手へトラバースの堰堤道検証が始まった。 ※参照記録 イガイガさんの記録 MASAHIKOさんの記録 (M−Kはこれらの記録を読み、何とか自分でも歩けるようだ・・と確認してから行く。軟弱だが仕方がない) |
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37、小沢の横断部はいづこも危険だ。 |
38、先人の記録に載っていた石積の跡。 (自分も歩けて誠にうれしい・・)(^^)v |
39、植林の尾根となればしめたもの・・。 |
40、旧径路ははっきりした道で右へ別れていった。 |
41、左手下に河原が近くなったら下降。 |
42、無事の帰着である。メデタシ・メデタシ! 装備を解いていたらなんと流星号が下ってきた! MASAHIKOさんである。中ノ沢を登られたらしい。(15:20) |
あとがき ゴルジュと滝に阻まれ、高巻をしたが本文に書いたように、危険な急尾根であった。 沢を詰め、欲張って奥へ奥へ・・と進むと、まんずロクな事にならないのだが、これがまた 新鮮な世界に遭遇する事になり、難所の通過の達成感と共に一種の快感となる。 M−K単独では決してやらない事であるが、皆さんのお蔭で周回出来たのだ。 MASAHIKOさんに地図をいただき、ポンと背中を押されてしまったからには 堰堤道を歩かない訳にはいかない・・。 結果オーライ、感謝の至りであります。 本日はAYさんが夕方から用があり、早めの帰着で周回した。 それなのに未知の沢への突入や高巻に加えて、未知尾根下降と廃道への探索だから 我等もかなりのオロカというものだ。(困ったもんだ!) 足元の対策はバッチリしてあったお蔭で実害は無いものの、M−Kには最高に取り付き 合計で5匹取り付いていた。お持ち帰りを心配したが翌日の検査ではナシであった。(^^)v |
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