NO393 原小屋沢
ガータゴヤの滝、落ち口からP1470mへ
 
 2013、4、18 EAさんとコラボ トップ

 本日のスペシャル
 
ガータゴヤの滝落ち口の右岸尾根から取り付き登るが急登である。

1470mピークは平坦で丸い大きなピークである。
ロガー軌跡 
 今度の日曜日21日は用ありで山へ行かれない。
ならば平日の良き日にその分の山遊びをこなす。
M−Kのやりたい放題が炸裂し、EAさんに○をいただいての
原小屋沢が実現したのでした。
ガータゴヤの滝の落ち口右岸の尾根〜1470mPは未踏である。
ヤブ尾根ハンターとしてこれはやっつけておかねばならない・・。

 
1、雷滝〜カサギ沢出合間である。
水量は多めで丁度よい。

→2、途中省略してガータゴヤ滝について
ランチだ。
 
 
3、ガータゴヤの滝落ち口だ。ここの反対側が→
 
4、これであり、右下に原小屋沢。向こうへ
登って行くが直ぐに急傾斜となる。
 
5、原小屋沢とお別れ。この上は未踏の尾根だ。
 
6、尾根ハンターとしてここは手中にせねば・・。
 
7、尾根が沢へと落ちていく部分は急が多い。
 
8、右手、北側に沢を挟んで1380m。
 
9、尾根の肩に上がった。ヤレヤレ・・と。(逆)
 
10、煩いアセビや笹はなく、気持ちのよい尾根だ。
 
11、遂に開けた尾根となった。
 
12、1470mPに向かって行く。バックは蛭ヶ岳。
 
13、1470mPから(60〜70m標高)北東側手前。
 
14、姫次や袖平山が見えた。
 
15、以前(2007年6月)、NO106山行で又兵衛沢からの尾根を上がって
訪問した事があった。ほぼ6年前である。その時も1470mへガータゴヤの滝から
上がりたい云々と書いてあるが今日それが実現したのであり、うれしい・・。
 
16、1470mはここがピークだ・・の場所はない。
蛭ヶ岳の小屋も直ぐそこに見えるが俺の脚では
1時間はかかる。楽に帰るにはこちらが良いが
以前も行ったし、今回は又兵衛沢へと下降する。
 
17、下降に入った。又兵衛沢右岸尾根の上部は
これまた長閑で素晴らしい。
 
18、モミの純林をひたすら下降。
 
19、涸沢の又兵衛沢に降り立った。
 
20、涸沢の又兵衛沢から原小屋沢に降りたところ。
 
21、原小屋沢を下って来て、鎖の滝をクリヤー。
 
22、廃造林小屋そばから榛ノ木丸へ上がる
仕事道。またトレランやるんだって!
 
23、サクサク戻って魚止橋。
疲れた〜!。EAさんありがとうございました。
 あとがき
早戸川は東丹沢では有力な川であり、奥は深く、沢登りに適した沢を何本も擁している。
そして雷平で本谷沢を左俣として分岐させ、右俣は原小屋沢なって姫次へとむかっていく。
昔は山へ登るのに道は無いから、沢を辿って山奥へと進んだのだという。(勿論登れない滝は
巻道をつけて) 原小屋沢もそのようであり、古くから地蔵平(一時期は山小屋があった)などへの
登路として利用されていたらしい。今でも往時の径路は現役であり利用させて貰っている。
径路の現状報告であるが
@廃造林小屋から進むトラバース道。何本も桟道があるが朽ちて来ていて不安があったが、木を
添えたりして補強され、大分安心感はプラスになった。
A岩場の崩壊地は巻道が作られ、トラロープもつけられていて通過に問題なし。
B第一渡渉点に丸木は架かっていても曲芸師ならOKも普通には渡れない。
(上流へ進み、飛び石でアラヨッと行けるかも知れない。人によりけり)
C第二渡渉点は丸木も無し。(上流側での飛び石は未確認)
雷平以降はいつもと同様である。
(滝の巻道が荒れていて以前より歩き難いが、特にの問題はなし)
取り付いた尾根に悪場が無いか懸念したが、問題無かった。
一本道で迷うところはないが、下降するとなると方角は分かり難いだろう。
1470mPから北の肩休憩所〜蛭ヶ岳は遠いものではない。魚止橋への下山なら
市原新道か、白馬尾根があり、別ルートとして姫次〜榛ノ木丸コースも悪くない。
今回は又兵衛沢へと下降し原小屋沢を下ったが、尾根道を下降ルートに取った方が
身体には楽であり、危険度も少ない。
 
A キクザキイチゲ
 
B ツルシロガネソウ
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