NO378 音見沢左岸尾根ー東海自然歩道ー黍殻山東尾根ー
ガタクリ峰ー奥野林道ー水沢橋
  
 2013、1、5 山猫さん、T・Kさんとコラボ トップ

 本日のスペシャル
 
音見沢の左岸へ取り付いたところ。古いが仕事道あり。
 
上がった尾根の一光景であるがルンルンの赤松尾根だ。
 
ガタクリ峰の東峰(仮・813m)から南東へ下った肩の大岩だ。
以前は辺り一面笹の海だったが衰退著しい。(今私が立っている所を左に下降する)

水沢橋を起点に東海自然歩道の通る稜線まで距離は長い。
どの尾根を登下降しても渋く、楽ではない。
しかし、冬枯れのこの季節は名も無い尾根を歩くには絶好である。

 
1、水沢橋のゲート前P。8時の出発だ。
 
2、小一時間伊勢沢林道を歩き、音見沢橋に
着く。我等はここ直進し音見沢の左岸へ・・。
 
3、2の写真の直進林道は直ぐに右へ折返して
しまう。音見沢に沿うと直ぐにシカ柵と径路あり。
 
4、ここはトップの写真の更に上を登っている所。
尾根の先端を沢から上がる時はいつも急登だ。
 
5、尾根先端のピーク状がそこ。まずはヤレヤレ。

6、一番奥の稜線は高畑山から三峰への
稜線だろう。雪が舞っているようだ。 
 
7、721mのピークに着く。ここまでが初Vルート。
この先、左右の尾根は登下降各1回あり。
 
8、シカ柵の通過もある。
 
9、パラパラ枯れ笹もある。
 
10、ここは雰囲気の良い鞍部。
 
11、右手に岸壁が現れる。大山三峰の境界尾根に
あるウシップティを更に立てた感じである。
 
12、岸壁横を登って行くと「オオーッ!
ほぼ垂直だー」 (ここは焼山沢上部である)
 
13、12の上は立った岩で進路は阻まれるのだ。
左手(西側)からもがいて巻登る。
 
14、難所が過ぎまたルンルン尾根だが
直ぐには終わらない・・。
 
15、最後の登りを頑張る。
 
16、そしてヒョッコリと登山道が折れる所の
休憩所に飛び出す。
解説1 登った尾根は焼山沢と音見沢の界尾根であり、V尾根探検としては初級である。
注意すべきは写真13の巻登る場面だが土斜面に立木豊富でしっかり登れば問題ない。
今回は敢えて音見沢の方から721mピークを目指して登ったのだ。
この尾根には以前先端から登ったのと、途中の林道支線へ下降した時と2回歩いている。 
 
17、16から稜線の登山道までここも登山道
なんだが、この辺りは落ち葉に覆われている。
 
18、東海自然歩道に合流する地点だ。
16の平戸寄りに崩壊地があり、通行止めとある。
 
19、道志の平丸へ下降する分岐点。
先に見えるピークが黍殻山だ。
 
20、ガタクリ峰への下降点だが、間伐されて
明るく以前の暗いイメージが無い。
解説2 鳥屋の平戸集落から柏原ノ頭を巻いて東海自然歩道に合流する道(16の写真)は
以前から人気度は低く、余り歩かれていない径路である。焼山沢源頭部に架かる橋は危険だ。
この事を県の公園課に通報したが対応なし。もしかして「通行禁止」の札を立てた事が対応かも!
通報したのは5〜6年も前の事だが・・。その時ついでに早戸川沿いの径路についてもお願いしてみた。
「あの径路は登山道でもないし、公園課には関係が無い」であった。
伝道先の径路は相模原市が立てた「早戸の大滝」の案内板が示す様に立派に「周知の事実」である。
しかしその径路は・・。いうまでも無いが木橋も満足にない状態が続いている・・。
(私自身はVマニアとなっている現在は橋は無くて良いのだが)一般の人には可哀相だ。
径路は地元の山仕事の人達が管理しているようで、我等は利用させてもらっているのである。
 
21、20から一下りした平地でのんびりラーメン。
 
22、自然林の気分の良い尾根を下って来ると
この植林の角に当るので径路に乗って下る。
 
23、植林の下部から続く気持ちの良い尾根へ。
 
24、冬枯れの尾根はまっこと明るい。
 
25、もう直ぐ長閑な尾根は終わるぞ・・。
 
26、そして岩っぽいヤセ尾根となる。
解説3 黍殻山から南へ伸びる長〜い尾根がある。仮に名前をつけるとしたら
「黍殻山・南尾根」がピッタリなんだが、食指を動かし「やってやろうじゃん!」の人はまずいないだろう・・。
まんず地元の人(ホントの地元の人は山仕事や、猟などで入る以外は山登りはしない)で
我等のようなV探検家のオ○○さんでなければ登下降しないのではなかろうか・・。
ガタクリ峰の名前の由来は何なんであろうか。カタクリが咲いていたのかな?
尾根上のピークがガタガタと並んでいるからか・・?
特徴のないピークが並んでいて、魅力もない。813m東の肩下は狂ったような急斜面だし・・。
ピークを結ぶ尾根は痩せて岩尾根っぽく、アップダウンも楽ではない。
本文中にも書いたが東の肩へ下る尾根や大岩辺りは笹の海だったのだ。 
 
27、860mピークに上がったが特徴なし。

 28、枯れ笹尾根を下り・・。
 
29、東の肩(仮)の大岩に着く。ここを左へ。
 
30、メッチャ急なのだ・・。
 
31、下った鞍部。右下には奥野林道が直ぐそこだ。
 
32、ヤレヤレ・・、もう安心である。
 
33、丹沢山の方が白くなっているぞ・・。
 
34、無事の帰着は15時45分なり。
お疲れさんでした〜。
あとがき  正月の5日である。高速道路は下手をすれば渋滞にはまる。
ドジを踏めばもの笑いの種になる。ドボンすれば風邪を引く。
あれこれ考えると渋渋ではあるが当コース辺りが無難であるのだ・・。
このコースに若い人は似あわないだろう・・。(声かけ出来なかった)
当メンバーは3人の何かを合計すると210という数字になる! ギョッ!(驚) 
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