NO352 モロクボ沢ーナメタナ沢ー水晶沢ノ頭 
2012、07、15 AYさん、イガイガさんとコラボ   トップ

 本日のスペシャル
今年の梅雨は雨が良く降った。それも強烈に降った。
近年の台風による惨禍にさらに追打ちである。 
 
モロクボ沢大滝である。水量の多さが分かるだろうか・・。
 イガイガさん画像より

2日前の豪雨により水量は凄い。いつもの穏やかなモロクボ沢とは別物なのだ。
AYさんと「ポ〜ズ!」 今日はいつもと勝手が違いお助け紐を数回もらった。(^^);
 ロガーの軌跡である。
 
モロクボ沢は改めて紹介するまでもない沢である。
しかし今回はいつもと訳が違った。(豪雨の後だったから)
今回の山遊び候補は迷った。神ノ川、早戸川、あるいは西丹沢の沢と・・。
恐怖の渡渉などが無いモロクボ沢を最終的に選んだのでした。
M-Kの山遊びの呼びかけは空しくゼロに終わるところであったが、そこはAYさん
「行くよ〜」と○を下さった。早戸川に行かれたイガイガさんが「早戸川本流の渡渉は
危険」とメールを下さった。お礼のやり取りをしている内にM-Kの面倒をみて下さる事に
なったのでした。(^^)v 
モロクボ沢は初級の沢であり、危険な滝登りや高巻が無い沢なので何回となく足が向いて
しまう沢なのだ。支流の水晶沢なども含め何回か入渓しているので勝手は知っているし、
気分も楽だ。達人お二人さんに助けてもらいながら大いにパトロールを楽しんだのでありました。

 
1、夏休み前ではあるが連休である。
用木沢出合も駐車がいっぱい。(8:25)
 
2、大滝まで省略。
キャンプ場跡地でシマヘビとマムシに遭遇!
  3、←大滝横の巻道である、このチムニー登りは
モロクボ沢に於ける大きなお楽しみの一つだ。

以前から付けられたり、取られたりしているロープも
今は無い。(最上部に短いのが一本あり)

足場の岩も変化ありで今は楽だ。

M-Kが下から撮ってもらった写真は珍しい。
うれしいので1枚UP.。(^^)v

上でAYさんが見守って下さっている。

(この画像と共に以後にUPの写真中M-K入りの
ものはイガイガさんご提供であります) 
 
4、大滝上の滝。 いつもなら多少水量豊富でも
果敢に真ん中を登るM-Kだが、今日はうつむいて
左の端を登っていく・・。

5、フフフッ! 誰かさんのお得意がうつってしまった。(^^)v
バックを飾る堰堤もスバラシイ石積みである。
堰堤博士はこれをご覧になっているのかな・・? 
 
6、穏やかなモロクボ沢ピチャピチャ遡行。
 
7、特徴ある越場沢の合流点。(11:00)
 
8、右に滑棚沢。ここが出合だ。
 
9、直ぐにこの滑滝がある。
 モロクボ沢を訪問したのは2006年5月(NO66)だった。その頃は全て単独だから失敗は許されない。
まず大滝まで見に行き、上には上がらずに水晶沢ノ頭への尾根を上がったのでした。
次に訪問したのが同じく6月(NO72)。大滝の巻道を上がり、落ち口上の小滝を見て満足し、直ぐに右岸側の尾根に
取り付き善六山へと登ってしまったのでした。(この頃は単独沢登りが怖くてやりたくない気持ちが優先!)
3回目の挑戦でモロクボ沢の中流まで進み、右岸側の尾根に取り付いて善六ノタワ、ショチクボノ頭経由で
やったのでした。(08年6月、NO157) この頃はまだVルート(沢も)一般的ではなく、M-Kも必至で先人のUPを
研究しての挑戦だったのです。
その後はAYさんとのコラボ山行スタートとなり、M-Kのやりたい放題がさく裂! モロクボ沢をあっちから、こっちからと
つまみ食いのチョンボルートだらけ・・となったのでした。
NO9の写真とNO10は正に当時の写真と同一の場面でした。(09年3月NO185
その時は登山靴であり、小滝にも挑戦は出来なかったのでした。
 滑棚沢ピカ一の美滝である。

全景なので奥行と高度感が伝わらない・・。
右下11の写真は奥の滝に近づいたところ。
あの段差の中段に上がってからM-Kの動きが止まったのだ。
 
10、平たい大岩が折り重なっている。



→11、滑滝だが最後は立っているし立派な滝である。
M-K威勢よく登っていったのだが・・。

(イガイガさんにいつものお助け紐をいただく!))
 
 
12、次なる滑小滝。優秀な沢靴は滑る気がしない。
 
13、これにも挑戦だ。
 
14、詰めとなり・・。
 
15、「AYさん危ないっすよ〜」
(少し下がって左手の尾根へ)
 
16、尾根ならM-K得意である。多少の藪だろうが
何でもない・・。
 
17、「ヘッヘッヘッ、ヤッタネ!、一件落着」(^^)v(13:00)
17で尾根の登山道に抜け出た。白石峠ー水晶沢ノ頭ーシャガクチ丸ーモロクボノ頭間であり、
シャガクチ丸の少し東であった。 藪をかき分け登山道へコンニチワ・・と出る。これが快感なのだ。
 滑棚沢はモロクボ沢の支流でも2番目に大きい支流と思う。名前の如く滑滝が多く続く沢だ。
危険な滝場やゴルジュがある訳ではないので気分的にも楽である。
 
18、たっぷり休憩してもらい靴下も交換した。(14:00)
この時点では俺たちは雷木沢左岸尾根を下るのだ・・、
と云い合って下っているのに・・。
 
19、何故か下っていたのは右岸尾根〜!
ま、3人ともいつもこんなもんだ・・。(__);
 
20、この尾根、下の方で笹に踏跡が消える場面が
あり、後ではっきりした径路に合流するのだ。

21、既に明瞭な径路に乗っている。
この後、ジグザグ斜面で??の場面がある。 
 
22、シカ柵を脚立で越え、ジグザグに斜面を下る。
雷木沢に降り立ち振り返る。

23、雷木沢 の左岸道を歩き、やまびこ橋に出た
ところ。(15:30)
あとがき
モロクボ沢は大滝の登攀を目指したり、険峻なゴルジュを突破したり・・の沢ノボラーが行く沢ではない。
ピチャピチャ、チャプチャプ、ランランラン・・と鼻歌をうたいながら水の中を歩いて行く沢なのだ。
水晶沢、滑棚沢。そしてその支流・・。それぞれにはそれなりの滝場もあり転がったら只では済まない。
沢遡行なんだから、それなりのリスクがあり、誰もが簡単に行けるところではない事を承知して欲しい。
一番穏やかで危険性の少ないのがモロクボ沢本流を詰めることである。
最後まで詰めるのが嫌になり大抵の人は途中でどこかの尾根に上がるのではなかろうか!
(M-Kも最後まで詰めたことがない・・)(__);
達人さまに着いていくのは気が楽だ・・。困ればお願いします〜なんだから最高のC調!
AYさん、イガイガさんに感謝するのです。ありがとうございました。(^^)v 
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