NO349 神ノ川ー日蔭沢新道ー黒岩 
 2012、06、23 T・Kさんとコラボ  トップ

本日のスペシャル 
 
 
 
 
 先日の6月19日、強力な台風4号が本土上陸し関東も縦断して駆け抜けていった。
当然丹沢にも爪痕を残していったのは想像できる。
山には行きたし・・、アクシデントには遭いたくないし・・。
道志道から神ノ川に入る分には大丈夫の気がする・・。
土曜日に付、朝は遅いし、夜は仕事であるから可愛いものにしなければならない。
T・Kさんから○をいただいたので熊が出ても心強い・・。
黒岩へご無沙汰しており、パトロールが必要なこの頃を感じている。
日蔭沢新道を登ると最初の分岐点で「←大室山・黒岩→」に当る。
過去には両方向共、数回歩いているが近年は歩いていないので検分に丁度よい。
特に右手、黒岩方向はトラバースや急階段の記憶があるので多分様子が変わっているだろう。


1、いつもの駐車場所へP。(9:00) 
 
2、林道ゲートではなく、神ノ川ヒュッテの方へ。

3、ちょっと寄り道、見学・・。(過去の荒れた光景が
目に浮かぶ) 

4、今日は日蔭沢の左岸を初めて進んでみる。
(日蔭沢を渡らずに済むから) 
 
5、今日は良い子道に終始するのかなぁ〜?

6、対岸は犬越路進む経路があり、日蔭沢新道は
こちらに渡ってくる。 
 
7、水流のある小沢を横断しこの沢の右岸に
沿って登って行く。(大室山への登山道だが上級向き)

8、右手に小沢を見て穏やかに登るが、
次第に急登となり・・。 
 
9、これが最初に当る分岐点。→黒岩とある。
今日はこれを行くのだが・・・・。
 
10、??経路の形状が無くなって行き・・。
 
11、この標記。左岸に渡る・・とあっても横断は
危険な状態だ。
 
12、右手(左岸の経路がある方へ)に登れる
場所を求めて上流に進む。
 
13、12からようやく右手に上がり尾根を巻き進み
経路に合流出来た。(初級には×)
 
14、大分下に神ノ川が見えた。
 
15、石柱などの立派な標記。
 
16、2回目のT字路である。(11:20)
 
17、昔の道標。
 
18、昔の階段。
解説1、18の写真先・・。経路崩壊!(写真撮り忘れ) 泥面の急傾斜。下は果てしなく落ちている。
上から高巻で進めるだろうと上がり始めたら、メルヘンチックな高原状となり、雰囲気の良さに魅かれて
フラフラフラッと上がってしまう。そしてランチにした。
そして思い出した。ここは日蔭沢新道が尾根へ直登していく登山道の所に違いない・・と。
辺りは一面のガスの中。素晴らしい展望は望めなかった。参考記録(NO226) 
参考写真と以前の軌跡図
 
19、傾斜が緩くなり、草が生え、良い感じだ。

20、予想の通り日蔭沢新道へと合流した。(12:40) 
 
21、本尾根に合流。標識の立つ分岐点。
向こう(南)へ進めば大室山だがまだ一時間は掛る。

22、21から10分位下がって再度分岐点があり、
そこから道の無い東へ1〜2分下るが、ガスの世界。 

23、 22の先に立つと目の前は落ち込んでいる。
右手に移動してガサゴソ探索すると・・。

24、 こんな岩の基部があり、更に左手に移動
すると・・。
 
25、こんな場所となり、更に前方へ5〜6m・・。
 
26、そこはガスに覆われた天空の世界が
ありました。(13:20)
解説2  20の写真からは既に記憶に新しい良い子の道。 この前当家の息子も歩いたところだ。
21は神ノ川左岸尾根に当る鐘撞山から大室山に至る尾根に合流したところである。 
21から左折(南西へ)すれば大室山へ後1時間で至る。(今日は行かない)
右折して(北東へ)下って行くと次の分岐点に着く。
今までに何人ものランナーとすれ違ってはいるのだが、書かなかった。
この分岐点でも2人のランナーと会い、一っ話。
7月8日に12時間耐久マラソンがあるという。なんとここがそのコースになっているのだ!
この尾根の上部はもの凄い急坂であり、登るも下るも決死のところである。
まんず、世界の違いこそあれお互い実にオ○カな事をしているものだ・・。(^^);
分岐点は18の写真に繋がる経路なのであるが、前述のように崩壊で通れなかったのだ。
(崩壊箇所を巻きして経路に戻れば僅かな距離である)
その分岐点から東南方向へ下って行くのが22の写真であり、黒岩の基部に到着だ。
しかしガスの世界であり、何も見えなかった! 故に我らはルートの掃除をしたのでした。
 
27、黒岩の突端に張り付いて咲く??の花。
 
28、黒岩基部への下り口の清掃と手入れ。
 
29、トレランの為に張られたお助けロープ。
 
30、急下降が終わって934mPの穏やかな所。
 
31、僅かに鞍部状となった。この先で登山道は鐘撞山
方向へ90度曲がって降りていく。我等はどうしたか?

 32、大人しく良い子でいる訳がない・・。南東方向の
尾根に突入は当然だ。ほらね!やっぱり道は
あるもんだ。(ナンダ・邪道じゃないか?)
 
33、32の尾根入口には道は無い。方向を見定め
ながら尾根を下り始めてから経路は出たのだ。
下る尾根も直ぐには終わらない。飽きて来たころ
下の沢に降り、渡った。

34、沢沿いに少し下ったら鐘撞山への登山道に
出た。(ヤッタネ!) 今日は迷子なしだぞ・・。 
 
35、壁一面に緑の苔。
 
36、砂利採取場の反対側に広場があり、そこに
出て来たのだ。林道を右折して車へ戻らねば
ならない。20分位かな・・。

37、神ノ川本流の流れ。もの凄い勢いだ。 
 
38、無事の帰着です。(4:10)
あとがき
どうしても神奈川の東部方面に住む人間からみると、丹沢の裏側に当る道志川(神ノ川も)方面は足が遠くなる。
いつも賑やかな表丹沢と違い、静けさはこの上ないものがある。(トレランは想定外!)
久しぶりの訪問であり、豪雨に何回も見舞わられているのである程度の荒れも予想していた。
昔の黒岩方向へ斜上して行く経路はやはり荒れていた。(普通には行かない方が良い)
現在は新道が出来て尾根へ直上するから前記の経路は使わなくても済む。
メルヘンチックな草原の展望台も展望ゼロ! (ガッカリ)
日蔭沢橋の辺りから既にトレランの(今日は予行演習)人達にボチボチ会っていた。
急登と急下降がたっぷりとあるこのコースはさぞかし辛いだろうに・・。ご苦労様です!
黒岩での展望もゼロ! 仕方ないので経路のお掃除などご奉仕したのでした。
T・Kさんも大活躍、誠にありがとうございました。
前回のオ○カを代表するメンバーでのメチャクチャ下山と同じようにやったら遭難マチガイナシ!
非常に良い子に近いルートを選択し下降いたしました。
地形図にコンパス。方向違いへ下りたらえらい事ですから・・。
ルンルンのしっかりした仕事道。ブッシュ一切なし! 鐘撞山への登山道へ合流した時はやっぱり
ほっといたしました。(^^)v しかし今回もT・Kさんの大切な命を危険に晒した場面が1〜2ヶ所・・。
大いに反省するのでございます。(ウソッ!) 
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