NO347 番外編・柳沢峠ー黒川鶏冠山 |
2012、05、27 AYさんとコラボ トップへ |
本日のスペシャル |
ここはどこであろうか? そもそもこんな立派な休憩所、そしてファミリー・・。 AYさんとM-Kがいる・・。 これは何か時代が変わった事を予告するものであろうか・・。 |
鶏冠山は頂上付近が岩峰になり、そこには石楠花とこのコイワカガミが咲き乱れるのだ。 |
なぬ?甲州市、柳沢峠! こりゃ〜丹沢でね〜だろが・・。(**); 申し訳ありません。たま〜にの浮気をお許し下さい。 |
俗にいう「無いものねだり」。 どこだって同じだろうがご当地に無いものが必ずあるだろう。 隠れた場所にあったとしても、それはあることにはならない。極少数も同じこと。 例えば丹沢にハイマツがない、シラビソの樹林帯がない、高山植物のお花畑がない・・と嘆いても仕方がない事だ。 ちょっと足を伸ばせば拝めるものがあるのを知っている。 あそこに行けばあの花が見られる、あの樹が見られる・・というわけである。 このところM-Kはひたすらよいこで浮気なし・・。これは正しいというより不甲斐ないのではなかろうか。 チラチラとよその山を見せられると「ムムム・・・、ムムム・・!」といきり立つのは当然た!(^^)v 老骨にムチ打って久しぶりの走り込み・・。なんと6:10家出発、AYさん6:30合流し、相模湖インター〜 勝沼インター〜勝沼ブドウ郷〜R411〜柳沢峠Pに8時半着であったのだ! |
|
1、ゆったり安心の駐車場。水洗トイレ付。(8:30) |
2、ここが入山口。 |
3、大和の泉の森公園ではありません・・。 |
4、しかしこんな札が下がっていては公園だ! |
柳沢峠というのはR411が1470mの標高で奥多摩側と甲州側を繋ぐ峠である。 奥多摩側の雨滴は多摩川 となって東京湾に流れ、甲州側の雨滴は千曲川となって日本海に注ぐのだ。 柳沢峠から西に進むと高原ツツジで名高い「三窪高原」に至り、東に進めば丸川峠を経て「大菩薩嶺」に至る。 今回の鶏冠山は大菩薩嶺に向かうコースから途中で分岐して進む。 |
|
5、ほらね、ダケカンバの大木だよ。 |
6、道標なんか見ちゃってネ。(ヨイコのふりさ) |
7、Sと同じ場所。遠くに見えるは秩父の山脈。 |
8、7の中央やや左が唐松尾山。 |
9、オオカメノキの白い花。 |
10、緑の庭園。苔の上には可愛い花。 |
M-Kが山の花駆け出しの頃、山の花旅の本を見ては次々と違う山を訪問したのだ。 ここもその内の一つであった。ここの歩くコースは東京都水道局の水源の森として手入れがされている。 公園風の散歩コースの整備は好きではないが幅広く、フラットな道はお年寄りでも歩ける感じである。 そういえば俺たちももしかして「お年寄り」の範疇か! 樹木に名札がついていて助かる。(^^)v |
|
11、ダートの林道を横断する。 |
12、11からここ黒川山の鞍部まで山腹を緩く登る。 |
13、12に立つ道標。 |
14、13の道標にある見晴台の小岩峰。 |
柳沢峠から黒川山(1710m)まで標高差は240mも?ある。これは楽チン登山の最たるものであろう。 だからM-Kはここが気に入り、以前に何回も訪問していたのだ。(恥) 黒川山と鶏冠山は隣接しているが、黒川山は山ではなく只のポイントである。標柱(三角点)あるも 一般的にいう、山頂のイメージではないのだ。ここの名前が混乱するところだが「黒川山」が主であり、 「鶏冠山」が副のようである。神社(小さいお社)は展望のよい岩峰の「鶏冠山」にある。 世間ではこの二つの山をまとめて「黒川鶏冠山」と呼ぶことも多い。(と思う) 鶏冠山は稜線から北へ張り出した小尾根で、 13の写真にある「鶏冠神社方面」に僅かに下っていくと小鞍部がある。(18) |
|
15、トウゴクミツバツツジがあった。 |
16、13の道標に書いてない方向へ行ってみる。 |
17、そこも小岩峰になっていて展望よく、 コイワカガミもあった。 |
18、13の写真で鶏冠神社と書かれた方へ緩く 50m位下った鞍部。帰路は左手の別ルートを取った。 |
18から急に雰囲気がガラッと変わって険しい岩尾根にモミの木が立ち、石楠花が張り付き、 岩の間にコイワカガミが咲く・・という、突然の変化にとても驚く尾根となるが直ぐに終わってピークに ひょっこりと飛び出す。 鶏冠神社が鎮座している岩峰の直ぐ横は垂直に落ちている崖である。 16はVルートであり一般の人は入らない。AYさんは違う!「ちょっと行ってみようよ・・」と来た。 M-Kがノーと言う訳もなし。ツツジがあって喜んでいたら単独の人がサクサクッと歩いて行かれた! 只者である訳がない。先の岩峰で一っ話。鍋割山荘の主、草野さんとダウラギリをやられたという、 もの凄い人であった。(個人でプロの岩ガイドをやられているとか・・!!) 私等は言葉もなく、いくらノーテンキのM-Kも恥ずかしくって「俺の山紀行です」とは名乗れなかった。(__); 精一杯、「私等は丹沢のヤブ屋です」と自己紹介したのでした。 |
|
19、鶏冠神社。麓の落合集落の守り神であろうか。 (普通、麓の集落から参拝の為の経路がある) |
20、出会った方であるが、なんと草野さんの 岳友の方であった。バックは大菩薩嶺。 |
21、神社の横はこの絶壁! |
22、山頂から北東方向。遠くの山は雲取山。 |
23、帰路の道も風情があり楽しい。 |
24、ミヤマカタバミが可愛い。 |
25、バンビちゃんが・・! |
26、快適な道は歩いていて嫌にならない。 |
27、森林浴だね。 |
28、柳沢峠の150m下に出て戻っていく。 疲れは殆どナシ!(^^)v |
あとがき いやはや・・、らくちん登山であった。(登山の内には入らないか?) エンレイソウがいっぱいある筈なのに、小さな葉が少しだけ出ていた。 樹木は芽吹きをして葉を広げ始めたばかりであった。 |
|
トップへ |