NO326 間子小屋沢左岸尾根ーカバの原 |
2012、01、03 shiroさん、yamajinnさんとコラボ トップへ |
2012年の初山行である。M-Kは今だリハビリの身の上であるので派手な山行は出来ない。 雪が積もったり、凍結の来ない内に早戸川奥深くに入り込み歩くのは悪くない・・。 榛ノ木丸の裾を巻く旧経路のパトロールを兼ね、きれいな自然林尾根の間子小屋沢と 荒沢の界尾根を歩くのは何年かぶりだし、のどかでよい子の行いと云うものだ。 只戻っても芸が無いというものだ。趣向を凝らして黍殻山避難小屋へのトラバースルートを 探索し大平へ下降する周回コースを企てた。 大平へ下降する登山道に入って直ぐに!?・・、モノレールでした。 登山道が左手の植林地へ入るまで左手にご一緒したのです。 大平下の林道を右手(西)にとり、荒沢の左岸尾根を下ることに・・。 左手に折れた後、細くなった尾根を下って行くも、どこだ・・、どっちだ・・。 うろうろ、おろおろ・・。最後にはちょっとだけロープのお世話になって降りたのです。 |
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↑間子小屋沢である。昔大平にキャンプ場があったらしくここから取水していたのだ。 |
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↑「カバの原」の通称で通っているところであり、何ともメルヘンの世界なのだ。 |
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1、直ぐ先は元丹沢観光センターだ。9:20 |
2、飛び石で渡れる処があるのだ。 |
3、尾根取りつきだが、以前より急だが守備範囲。 |
4、振り返り見るV尾根。 |
5、結構急な登りである。 |
6、赤い木の実が房状になっている。 |
7、小ピークを越えて緩く下ると鞍部に経路が横断。 |
8、経路に乗って進むが崩壊地もある。 |
9、間子小屋沢に出た。10:50 |
10、ドラム缶が3本並ぶ取水設備跡。 |
11、 尾根に取りつき登っていく。絶好のV尾根。 |
12、広く、明るく・・、陽だまり尾根は快適だ。 |
13、緩く下った鞍部の先は急に登る。 |
14、落ち葉の下はガチガチに凍っている。 |
15、足元注意のヤセ尾根もあり。 |
16、左手に保護柵を見てその先は仕事道あり。 |
17、傾斜が緩くなった灌木帯。右手に新保護柵。 |
18、左手に植林地が出て来る。入っても直進もよし。 |
19、遂にカバの原に出て来たぞ。 |
20、この光景は丹沢広しと云えどもここだけだ。 |
21、鞍部から北に向かいトラバース経路探索。 |
22、日陰に雪・・。渋いルートではある。 |
23、獣道風。下の踏跡をyamajinnさんが進み○。 |
24、左の尾根を進むと青根に降りる。 |
25、右下に黍殻避難小屋を見て、先の分岐を大平へ。 |
26、登山道はこの右手だがモノレールがあった。 |
27、大平の山神様。 |
28、登山道を下らずに荒沢左岸尾根にやって来た。 |
29、最後の場面でオロオロ・・をやっちまった! |
30、shiroさんのロープが出番。 |
31、早戸川をジャブジャブ!崖経路をよじ登る。 |
32、今年こそよい子でいよう・・と誓ったのだが・・。 |
あとがき 年末から年始にかけての天候は近年になく穏やかに過ぎた。 昨年は自分の怪我もあり、他の方もいろいろ災難に遭われた。 今年は事故の無いように特に気をつけねばならない。 穏やかなルートでパトロールを・・と思い企画したのだが、所詮はVルート、只では済まない。 今回のルートは一般の人には無縁のところであるが、 古の仕事道、炭焼き窯跡、植生保護柵、など人の匂いは感じられるところである。。 「カバの原」は仮の名であるが、かって山の先輩が呼ばれた名称を引用しているのだ。 独特の雰囲気は他の山先輩が「メルヘンチックである」とも云われたのである。 カバの原北の鞍部から黍殻避難小屋に通ずるトラバース経路は、かってS-OKさんも 挑戦されたのだ。地形図を見ると等高線の詰まっている斜面だし、幅も広くはない。 M-K一人ではやらないが後に付いて行くのだから安心だ・・。 経路は途中で行く手を鹿柵に阻まれる。ここでは下に進み穴を潜って斜上して踏みあとに 復帰したが、踏み跡は分かり難い部分もある。 モノレール新設にはびっくりした。下降の中間位で登山道は尾根から離れるので、 お別れするがモノレールと共に下った方が合理的の感じがした。 奥野林道も荒れていた。大平の先には林道は手入れはされないだろう。 荒沢左岸尾根だが以前一回下降したことがある。鼻歌で下れるものとばっかり思っていたが、 とんでも無かった・・。アレレ・・、あれは荒沢?、早戸川?・・。 先頭切ってshiroさんがRFして下さる。M-Kはさっぱりわからない。 オロオロ・・、年の初っ端からこれである。 早戸川に降りたら10m上流に荒沢出合であった。 早戸川をジャブジャブっと渡り、かって上下したことのある崖のようなルートを上がった。 道路にへたり込むM-Kは恥ずかしい。有難いことにshiroさんが車を回送して下さった。 リハビリとは名ばかり、馬鹿な新年の初山行の巻・・でした。 shiroさん、yamajinnさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。 トップへ |