NO324 リハビリ山行 「山口橋ー樹下の二人」
 2011、12、23 AYさん、T・Kさんとコラボ   トップ

12月10日に岩田タニイズミさんを励ます会に参加して来た。
当然「世附峠」や「樹下の二人」にある岩田さんの名看板を懐かしく思い出し、会いに行きたくなったのだ。 
 
樹下の二人(蘇峰台) T・Kさんは初の訪問と仰る。大変喜んでおられた。
マユミの木は枯れてしまい、名看板も朽ちて落ちていて時の流れを感じたのである。
 
↑概ねのルート図である。今年何回か西丹沢を襲った豪雨はこの山域にも惨禍を残していた。
 浅瀬から悪沢ー椿丸に上がった(309山行ー2011、6,26))時、もの凄い豪雨の爪痕を目にしたのだった。
それをすっかり忘れた状態で山口橋から世附峠を目指したのだが、目を覆う惨状を目の当たりにしたのです。
M−Kは正直まだリハビリ中であり、膝はまだ伸び切らず曲げも未完である。しかし9割方回復した感じではある。
4〜5時間に及ぶ山歩きには本当はまだ早い・・。と知りつつもイケイケ!はV○カの宿命ではなかろうか。
山口橋を9時半に出発。戻り着いたのは4時半を回っていた。辛うじてセーフ。M−Kはボロボロ、ヘロヘロになりました。
 
1、山口橋を渡ったところのいつものPだがすっかり変わっている。
 
2、世附峠に上がる林道を進んでみたら崩壊している。
 
3、戻って山神社への参道をあがり・・。

4、神社にお参りをして裏から尾根道を登って行く。 

5、 この林道は2の写真の林道とは違う尾根に沿って登る
もので上部で途切れるものである。
 
6、5の写真の林道は歩かず尾根通しに登って行く。
631m、690mのピークを踏んで行く。
 
7尾根西側山抜け

8、小ピークに乗る 
 
9、今度は東側の山抜け

10岩田さん道標 
 
11、湯船林道に乗った

12、朽ちて落ちている 

13、これも昔見て覚えている 

14、稜線の方から山抜け 
 
15、世附峠の名看板  誰しもこれを見て感動するだろう・・。 
 
16、15の看板の右側、拡大写真。

17、これは別の看板。 
 
18、世附峠休憩所からみた世附峠。

19、18の写真から20m北へ移動すると浅瀬への下降点だが、
そこからの眺望。奥の高いのが 菰釣山。手前に大栂、椿丸。 
 
20、樹下の二人へ稜線歩き。

21、ランチを短めに済ませ、下山に入る。(12:52)
 
22、湯船林道の崩壊

23、この辺は富士の火山灰 
 
24、崩壊を苦労して交わす

25、廃小屋のある下降点 
 
26、名づけて秘密のアジト

27、東の眺望 

28、尾根は屈曲する 

29、行き倒れの老人か? 
 
30、真似をした人がいるようだが、まだ年期が浅いナ・・。

31、またも山抜け・・。これ皆別の場面である。 
 
32、急な下降は終了した。ここは鉄塔巡視路。左に鉄塔あり。

33、右に茶畑を見れば終わったも同然。 

34、悪い子は強行突破を辞さない。この扉は一寸したパズル。 

35、34の直ぐ下と山口橋は至近距離! VV!(^^)v 
 あとがき
AYさんとT・Kさんから嬉しい事に「どこでもリハビリ付き合うよ・・」の連絡をいただいた。
折りしも12月10日の「岩田さんを励ます会」に参加をしたので、世附峠や樹下の二人の名看板に会いたくなっており、
丁度良いチャンスとばかりにこの山行を企画したのでした。
不老の活路や不老山、湯船山稜の方はどうなっているのか検証に行かないと分らないが、今回の
世附峠と樹下の二人を歩いた状況からすると、かなり荒れた状態が推測できる。

豪雨にずたずたにされた状況を知る由も無く山口橋に着いた。いつもの車を置くところが工事現場の真っ只中の
雰囲気であり、最初Pする気持ちになれず、林道を進んでP場所を探したのです。
しかし、左手に尾根沿いに上がる林道を分けた直ぐ先で2の写真となり、道路崩壊の現場を目にしたのでした。
登った尾根のコースは登山道ではなく、ハッキリした踏跡も無い。何回か林道の支線と一緒になるが、林道を行くと先で大きな
崩壊地に出くわす事になる。岩田さんの看板には×が書かれていた。P690mを天神山とも書かれていた。
湯船林道に合流してから、これまた驚いた・・。最早車の往来が一切感じられないのだ。
世附峠に向って歩いてそれは納得させられた。山抜け、崩落随所にあり、これの修復など不可能ではなかろうか・・。
世附峠、樹下の二人・・と誰にも会わない。 浅瀬から登るルートも吊橋はなし・・、会う人などいる訳ないか・・。
樹下の二人はさびれた感じであった。マユミの木は枯れ、名看板は朽ち果てて落下している。
のんびりラーメンを作ろうかとAYさんに時間を聞いたらもう直ぐ1時! 「ゆっくり出来ませんよ・・」と言われてしまった。
マズイ! 帰路大人しく戻るんならともかく、俺がそんな事をするわけが無い・・。(おにぎりで済ませた)
悪沢峠、峰坂峠と進み湯船林道に降りてから白クラノ頭南尾根を下降、山口橋の近くへガサゴソとやるつもりだ。
尾根通しをやめて遠回りだが湯船林道を進んで白クラノ頭から下りて来ている尾根を下降することにする。
いやはや・・、進むに連れ先行きが不安になって来たのだ。山抜け、崩落・・。アンヨも痛み始まっているのだ。
欲張った事を後悔しながら必死に歩く。(と云いながら後悔などしていない!)
崩落地の倒木を跨ぎ、くぐり、上へ、下へ迂回し・・。時間がかかるのだ。
そしてやっと廃小屋のある開けた林道カーブ地点。(白クラノ頭から降りて来た地点)ここから尾根下降に入る。(15:05)
何回か下っている尾根なので気は楽だ。と云いながらも?シッカリは覚えていない。
アンヨはヘロヘロ・・。休んで下さい・・が頻繁だ。(申し訳ない)
コピーをされる人がいるとしたらルート図に書いた「RF必要」の所は注意である。ヤセ尾根になって沢へ下る感じが
したら完璧に間違いであるから戻るべき。正解の尾根は間違い尾根のもう一本左側である。
鉄塔の立つピークを巻き進み、茶畑を見れば集落は近い。道なりに進み、生活道路に出て左に進めば良い。
普通なら悪い子コースに入らない方が良い。(当然だ・・)

お二人様にはお付き合いありがとうございました。
カメの歩みに頻繁な休憩はお疲れになったことと思います。
今回も目にした豪雨による被災の状況には目を覆うものがあった。
素人には分らない事だが、湯船林道は復旧など絶望の感じがしました。
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