NO317 用木沢ー源太ワナバ沢ー手沢左岸尾根
 2011、08、07 AYさんとコラボ   トップ

 今日のスペシャル
 
↑上段まで登ったが岩がボロッ!「ヤメロ、オリロ!」の声が掛かり、断念・・。
 
↑守備範囲とはいえ、失敗は許されない。
 
↑手沢左岸尾根=源太ワナバ沢右岸尾根であり、気持ちの良い尾根を下降していく。
 コース概念図(正確ではありません)
 
 このところのお天気は不安定であり、雷雨となる状況が続いている。
夏休みの真っ只中、いろんなお遊びも雷雨にはお手上げである。
この日曜日、小川谷廊下辺りにも行ってみたかったのだが状況揃わず見送った。
AYさんから救いの手が入り、「源太ワナバ沢」を急遽やる事になったのです。
家に戻ってから「源太ワナバ沢」で検索してみた。
そこにはしっかりと我らがマシラさんの記録があったのでした。
F2と書かれている滝の写真・・。トップに掲げた写真に相違があるだろうか・・。(^^)v

 
1、用木沢入った東自歩道。
 
2、この道標が立ち、大き目の支流を渡るところがある。
 
3、2を入った源太ワナバ沢だ。

4、前方に滝が見えて来た。(F1) 
 
5、4の滝は手が出ない。左から巻きましょう・・で探すも
行く手に滝・・。



→6、樋状の滝は容易に登れる。
この滝はF1手前の左俣の滝なのだ。
楽しい範囲で登れる。

登ってはみたが・・。↓
 
 
8、戻りながら尾根を越えられるところは無いか・・と
必死に探す。
(何とか取り付いて超細尾根を少し上へ辿り
次の写真で無事にF1の上に降りれた)



←7、前方は崖に囲まれた地帯となり
バックー!・・・・。 
 
9、沢に戻るため、ケモノ道を辿って降りてるところ。
 
10、沢に降り、滝上の下流方向を見たところ。
 
11、遠目だがまた行く手に滝である。


→12、再掲で申し訳ないが本日一番のハイライトなのだ。
簡単そうに見えるがそうでもない。
達人のAYさんが取り付く気配を見せないのだ・・。
(M−K挑戦も、当然敗退・・)
 
 
13、穏やかなゴーロ歩き・・。

14、そしてトップ2番目の滝。 
 
15、石英閃緑岩体の露出そのものである。

16、そろそろ上がりましょうか・・で左手に取り付く。 
 
17、そこには極上のケモノ道・・。

18、そして手沢左岸尾根となる尾根に上がる。
信じられない極上のフィナーレ。(^^)v 
 
19、18の鞍部を縦方向に見たところ。下降開始。
 
20、広くなった気持ちの良い尾根。

21、もっと太い尾根になり、モミの大木も混じる。 
 
22、尾根の分岐は何回となく出て来る。RFは必至。
 
23、22から沢に向かって下降は急になる。 
ページの頭、2の写真の場所に降りつく。 ヤッタネ!(^^)v
 
24、意気揚々の凱旋です。用木沢出合では白石沢で
ドボンの汗流しは当然・・。(^^)v
 あとがき
これは純粋な沢遡行です。 その向きの方で無ければ参考にも何もなりませんのでよろしくお願いいたします。
M−K自身は本来はヤブ尾根志向なのですが、丹沢の初級沢登りはヤブ尾根と同レベルの山遊びだと思うのです。
沢登り(歩き)も中級辺りになるとどうしても沢登りとしての装備が必要になって来ます。
源太ワナバ沢。当然これはM−Kの守備範囲にはない沢であり、予想もしていなかったのですが相棒のAYさんは
狙っておられたのだそうです。M−Kに異論ある訳もなく、ヤリマショウ!・・となったのでした。
印象的な事と云えば、下流、中流と幅のあるゆったりした沢で、暗く陰湿なゴルジュが無い沢だということ。
概ねゴーロ歩きの沢だという事。 滝としては大き目が3つあったこと。
F1、見るからに登れず右岸の小尾根に取り付くのも手こずった。(NO2)
F2、中段まで登るも安全第一で、これも右岸から巻いた。(NO12) 
 F3、これは岩、しっかり堅く、ガバ豊富・・守備範囲だった。(NO14)
辺り一面の石英閃緑岩体は初めて見る光景で感動ものだった。
上部、水が枯れるところで右手2mの所から冷たい湧水・・。極上だった。
我らには源頭部の詰めなど、特にの拘りは無い。 「もういっか〜」とか「ここなら楽そう・・」とかあれば、
「そうしましょう・・」で即賛成、尾根に上がるのです。^^;
今回のフィナーレは又とない位ベリグーの終了であった。
M−Kは一回登った事のある尾根なんだが、全く記憶の部分など無かった!。^^:
今回尾根の下部は812mの方へ敢えて行かず、入渓点に降り立ちたかったのです。
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