NO315 モロクボ沢ーキメ岸沢(水晶沢支流)−水晶沢ノ頭
 2011、07、31 AYさん、ardbegさんとコラボ  トップ
 この山行は径路も何も無い沢登りとヤブ尾根下降です。ご了解下さい。

 今日のスペシャル
 
↑モロクボ沢大滝の直ぐ上、F2である。快適に登っていくのだ・・。
 
↑水晶沢に入ると最初に右岸から支流が滝で出合ってくる。これがキメ岸沢。これを遡行する事に決定。
 
↑雷木沢右岸尾根の下降であり、途中の植林帯を過ぎた辺りでハイウェイに遭遇。(^^)v
 コース概念図

NO256で水晶沢の左俣は踏破してあります。同じく右俣はイガイガさんの記述で確認済み
ではありますが出合の滝と先を思うと躊躇いたし、水晶沢に入って直ぐの支流へと入ったのです。
 このところの気圧配置は滅多にない?形であり、東シナ海から日本海へ回りこんだ湿潤な暖気流が
高気圧の北側から新潟県、福島県などに流れ込んで日本列島の屋根に当たり、豪雨をもたらしているのだ。
数日に渡りこの状況が続いた。今日はその最終日のようである。
朝から不安定なお天気ながらも、我ら(オ○カ隊)には通用せず、へこたれずに山へと向ったのです。
途中ワイパーを動かす場面もある中、用木沢出合から出発する我らを阻止出来ない・・。(^^)v
途中は日が射し込み我らのお顔はニカニカ・・・・、
アクアステルス3人組に恐いものなし・・。遠慮なく水流の中をジャボジャボジャボ・・。
モロクボ沢大滝上のナメや釜を楽しみながら歩いたのは当然です。
モロクボ沢の遡行が今日の目的ではなく、水晶沢のどこかに入ろう・・の目標でした。
道すがら話が決まったのは「キメ岸沢」なのでした。
この沢に関する予備知識は何もなし。
敗退、尾根逃げ、何でもありの我らはズンズン・・と進攻していったのでありました。

 
↑モロクボ沢大滝だ。(いつもと同じであるのでここまでの事は省略)
 
1、大滝の落ち口を覗き込む・・。

2、トップの写真の次にこのナメが現れ、感動する。 
 
3、そして水泳大会となるプールである。(今日はヤラズ・・)
 
4、堰堤が見えれば序盤のお楽しみは終了・・。
 解説1、数日前の豪雨やその後の雨で各沢の水量の多さは予想されたことだった。
モロクボ沢も水量多く、大滝も一段と立派な大滝であった。大滝上のハイライト部分は土砂流入も少なく、良かった。
今日は陽気が涼しく、水泳大会には向かないようである・・。(泣) また来よ〜っと!。 以前の水泳大会の様子。
大滝上から水晶沢出合まではいくらの距離でもなく、何回も記述しているので省略した。
 
5、水晶沢の出合を今日は水晶沢へ。
 
6、これが水晶沢の光景。
 
7、トップに掲げたキメ岸沢入口の滝だ。


→8、続いてこの滝出現!

これは手強い・・。
安全第一、右岸巻きへ。
 
 
9、大きく巻き、小尾根に乗り少し上がってから沢へ降りていく。
 
10、滝上の沢光景。素晴らしい・・。
 
11、この近辺の沢で岩盤が横たわっている光景を目にする。
 
12、長いナメ床にニカニカ・・、陽射しも差し込んでいる。
 
13、前方に壁!・・。沢は終わりか。

14、終盤の詰めをこなすのです・・。 
 
15、ピンボケだ〜。

16、あ”〜これもー! ヤブコギだからマ・イッカー。 
 
17、(ボケ!) これは笹の中に潜り見たケモノ道。俺たちも同類項?
 
18、出ました、登山道。ヤッタネ!未知沢一本いただき!・・。
 
19、畦ヶ丸〜白石峠〜加入道山〜大室山と繋ぐ良い子の
登山道・・。M-Kもかっては良い子の代表?、何回も歩いている。

20、コブを越えて一登り・・、水晶沢ノ頭に着く。
ランチタイムだ。 
 
21、雷木沢右岸尾根に突入だ。以前来た時より笹が薄い。

22、尾根光景。 

23、 尾根光景。

24、 笹終わった・・と思っても・・。

25、また出て来るのだ・・。 
 
26、尾根右手に植林地出現。RF必死・・。
 
27、本日一番の疑問手がここ・・。
左手はヤブのはっきりしない尾根、中央の斜面にうっすら獣道。
右手は植林地で斜面の方向が違う。
 
28、ヤブを漕ぎながら尾根上を下降。
 
29、尾根からひょっこり立派な径路に出てしまった!(逆方向)
トップの写真が下る方向。
解説2

27の写真手前のピーク。右手は植林の斜面が降りている。
進むべき方向は27の方向である。
踏跡は植林地に下りて行ったが方角は違う・・。

我らは方向を優先し、ヤブへと突入したのでしたが
どうやら植林地を下ってから尾根下をトラバースして
径路はつけられていたようでした。 

後は明瞭な仕事道に乗り、雷木沢へと
降り立ったのです。30の写真。

31からはオマケであって雷木沢の大滝と
入口のナメ滝である。きれいなところなので
遊びに寄られるのは悪くないと思う。

(やまびこ橋の手前から沢沿いに200m位か)
 
30、雷木沢上流を見ている。
 
31、雷木沢ナメ滝。
 
33、ここは山彦橋。
戻ってきたのです・・。



←32、雷木沢大滝である。 
 あとがき
モロクボ沢は良い沢?であると思う。大滝までのアプローチも良いロケーションの中、危険も無く進める。
遊歩道は一切無いからVの沢歩き気分も満たされる。豪快な大滝の景観を眺めてお帰りになるのも一興というものだ。
やんちゃなチョイト自信のある人なら大滝を正面に見て左手の踏跡を登ると左手の岩の隙間にルートがあるのが分るから、
挑戦するのもいいかも知れない。 しかし初級の人には苦しいだろう。経験と腕力、三点確保も必要だ。
(山歩きの装備の無い人が登るのは無謀であり×)
大滝の上に上がると写真のような別世界が広がるのだが、沢登りの世界なので了解して欲しい。
余裕で戻る力のある人は戻ればいいが、モロクボ沢を上流に進んでしまったら、簡単には済まない沢歩きとなる。
水晶沢はモロクボ沢の支流である。水晶沢を辿ると二俣となり、どちらの沢を遡行しても一つの沢遡行となるようだ。
(M-Kは左俣を消化してある) 今回はこの二俣までの間にキメ岸沢と呼ばれる支流があり、これに入った。
どの沢もそれなりに滝やナメがあり、こなけりゃ良かった・・なんて沢はまず無いのだ。
頂稜河川名称図(略)からキメ岸沢を読み取り、イガイガさんのルート図で確認させてもらったのです。
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