NO310 小川谷廊下ーオオタギリー白ザレのピーク
 2011、07、03 5名にてコラボ  トップ
 この記録で重要な事があります。
小川谷廊下は上級者の先導とザイルでの確保が無ければ通過出来ません。
沢登りの装備と経験も必要です。ご留意ください。

今日のスペシャル 
 
↑前方、ツルツル大岩に来たのだ。
 
↑AYさんの挑戦である。後方待機はardbegさん。
 
↑我らの夢、オオタギリに詰め上がり達成の瞬間である。
 コース概念図
 
今年の梅雨は例年とは違った異常なものに違いない・・。
猛暑の兆しありありであり、沢は早くも我らを引き付ける・・。
つい最近のことだがM−Kは縁あってtetuJA11さんとお知り合いになれた。 
このお方の記録を見れば只者でない事は一目瞭然である。
憧れの小川谷廊下に先導して下さる方を永遠に探し続けるM−Kに光明が射したのです。
遠慮、恥を知らないM−Kは「お願いします・・」と膝まずき、手を差し出したのです。
結果は・・。「ヤッタネ〜!」、OKをいただいたのです。(歓喜♪)
かくして本日の山行に「GO−!」のフラッグは振られたのでした。
知る人ぞ知る小川谷廊下は秘境であり、丹沢随一の険峻な渓谷をなす・・。
滝、岩、渕は次々と行く手を阻む・・。(○○集団も行く手を阻む!)
先々週ほぼ同様に仲ノ沢径路〜小川谷横断〜白ザレのピークをやった。
小川谷のど真ん中を横断して遊びたい・・、と目論むM−Kの願いはardbegさん、shiroさんの
ご活躍により達成され、大感動であった。
「小川谷縦横無尽」も第二弾は良き先導者を得て、小川谷廊下そのものを遡行する事になった。
小川谷廊下の遡行は「岩登り」の技術が必要であり、上級者はソロでも通過は可能だが、
中級の下レベルでは困難だし、危険であり、上級者の先導なしの挑戦は無謀なのである。
小川谷廊下は水と戯れる沢登りでもある。
それと共に、危険な岩登りの要素もあるので、大人数でのワイワイもするべきでない。
今回のコラボメンバーは公募したものでなく、M−Kが勝手にお声かけを
させていただいたものです。どうかご理解下さるようお願いいたします。
 本日のメンバーさんのご紹介です。
先生に前述のtetuJA11さん。 最近我らの牽引車になりつつあるardbegさん
山の大ベテランさんのyamajinnさん。 私を単独行から救って下さったAYさんです。

 
1、9時半に現地集合であったがラッキーにも空いていた。




→2、F1、関門の滝(仮)が見える。
久しぶりだ・・。
ワクワク、ドキドキの始まりです・・。
 

3、 F2、右手に回り、階段状から上へ。
 
4、左手に仲ノ沢径路から真新しい径路が降りている。
これはいずれ検証に来るようだ・・。
 
5、大量の初心者を引き連れた集団に行く手を阻まれる。


→6、この渓谷の中を進むのだから
肌寒いようである。
 
 
7、石棚の下に着いた。この左手に→
 
8、巻道があり、万全を期してロープをつける。
(確保して下さるtetuJA11さんと登攀はAYさん)
 
9、石棚は終わっても渓谷が終わったわけではない。
 
10、この程度は確保なし。自力で登る
転がれば「ドッブ〜ン!」である。
 
11、前回小川谷に降りたのはこの上流200m位先だ・・。
 
12、オオタギリに詰め上がる沢に来たようだ。
 
13、前回挑戦した緑の苔谷が右上にある。
今回はyamajinnさんの左手に進む。


→14、神秘的なV谷である・・。
 
 
15、詰めであり、いよいよ立って来て、チョックストンがあると
苦労して越えていく。
 
16、トップに揚げた写真のオオタギリである。
ヤッタネ!。(実にオ○カな連中である)(^^)v
テキ〜ラさん、遂に我らもやりました!
ありがとうございました・・)
 
17、白ザレのピーク到着。

18、ワナバノ頭も落ち着いた良いムード・・。 
 
19、芋ノ沢ノ頭に着き、御料林径路へ下降も・・。

20、今は何処が径路か分らないのが大半・・。
ここ、白ザレが露出した尾根は滑ったら止まらない・・。 
 
21、何とか方向を見定めながら遂に植林地へ。

22、御料林径路の最後の階段を降り、河原に着けば
車に着いたも同然。上流の堰堤を階段で越えPはこの上だ。 
あとがき
 誰しも想い描いていた夢が叶うのは嬉しいに決まっているし、心がルンルンになるのは当然である。
そして一つの夢が叶うと、更なる夢の実現へと希望に胸を膨らませるのは仕方の無いことであろう・・。
M−Kは遠慮深く、謙虚な人間だと思っているのだが、それは勝手な自分だけの思い込みかも知れない。(^^):
人様にお願いして「安全に沢の通過」をして喜んでいるようでは謙虚な人間に該当する訳がない・・。
M−Kの小川谷廊下は形振り構わない通過である。こういう時は思い切り年寄りを前面に押し出し、
お助け紐にすがる、尻押してもらう、足押さえてもらう・・、なんでもありなんだから、大チョンボ遡行もいいとこである。(^^)v
しかし、小川谷廊下は素晴らしい・・!。  M−Kは何回でも行きたい・・。
(そしてちょっと難しいところには釘でも、ボルトでも、お助け紐でも、何でも仕込んでしまいたい気がするが・・。やらない!)
tetuJA11さん、本当にありがとうございました。 皆さんにもいろいろ助けて頂き、ありがとうございました。
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