NO302 塩水橋ー五町歩沢左岸尾根ーオバケ径路ー大日沢 |
2011、05、01 AYさん、shiroさんとコラボ トップへ |
今日のスペシャル |
↑微かな経路の面影を追って進む。一歩一歩に命がかかる。 |
↑遂にM−Kも見る事が出来た炭焼窯跡と保安林の看板。辺りは険しい所なのに・・。 |
コース概念図 |
今日のお天気は荒れ模様である。風強く、曇り空からはいつ雨が落ちても不思議は無い。 日中の早目の時間であれば大丈夫と予想し、山行を決行したのです。 塩水橋入った林道の山側はいつものハルユキノシタが花盛りである。 ウノハナが咲き始まり、初夏のシーズンがいよいよ始まったのだ・・。 オバケ径路とは奇怪な名前である。この径路は札掛ー金林ノタルーオバケ径路ー大日沢ー オバケ沢ー日高ー尊仏岩と繋がれていたようだ。 このオバケ沢の由来がまたあって、よくある話だが<女性が渕に身を投じ・・>云々だが、 全くの作り話だと思う。わざわざこんな険しい山中にまで足を運ぶものか・・。 炭焼釜の跡が実際にあるし、往時は立派な径路として活用されていたらしい。 今は全くその面影は無い。強引にマニアだけが径路跡を探りだして進むのみである。 径路が尾根を回りこむ時にはっきりと径路の跡が確認される。時には石積もあり、 岩を穿って足場とした跡が感じられるところもある。 S−OKさん、イガイガさんも既に歩かれている。 他に何人もの人も歩かれているようだが、私が参考にさせてもらったのは上記の お二人さんの記録である。(感謝) |
1、ハルユキノシタが可愛い。 |
2、AYさんとshiroさん。 |
3、ウノハナだ・・。 |
4、 日中の雨は何とかセーフか。 |
5、ここで本谷川を渡る。 |
6、 尾根は急登の連続だ。 |
7、横を見るとこの傾斜。 |
8、傾斜が緩み何か径路横断の気配が・・。 |
9、この辺りの判断(RF)は気配と標高で読み取るのだ。 |
10、ここは径路が明瞭に読み取れる。 |
11、径路は埋もれていても水平方向へと進めばいいのだ。 |
12、 ・・と、小沢に降り立つ。ここは・・? |
13、前方、岩っぽいが径路の臭い・・。 |
14、やはり径路のようだ。 |
15、・・と、前方に絶望的な光景が・・。 ○の所に炭焼釜跡と保安林看板 →16、15の写真からshiroさんロープにて 安全下降。 |
|
17、ここは珍しくテープがあった。 古いスズランテープもある。 |
18、これは逆方向を見たところだが、さるお方は忍者の如く お渡りになられたらしい・・。(我らはこの下の方から通過) |
19、最後の尾根回り込みだろうか・・。 |
20、最早両手は遊んでいる。これはハイウェイではなかろうか? |
21、遂に大日沢に降り立った。(^^)v |
22、大日沢、オバケ沢は既にM−Kの支配下にあり、 片目をつむって鼻唄である。(OOUSO) |
23、いつものグリコのおまけ! ゴルジュ帯へ降り、 水際の通過。(M−Kバチが当り、ジャボン!)(泣) |
24、この手前でドボンした靴下を取り替え、 最後の行程塩水橋への戻りです・・。 (ここはキュウハ沢出合のところ)雨がパラパラ・・。 |
あとがき 古のルートを辿る事に「意義があるかどうか・・」、答えは各人各様だろう・・。 私の場合は径路そのものに拘りは無く、丹沢Vルート探検の一つとして歩きたいのです。 旧経路は廃道であるので当然危険状態の所を通過していく訳で、沢歩きの小滝の通過や、滝の巻道と同様に チャレンジ精神が多少は必要なのが良いのです。 戻ってから改めてマシラさん、S−OKさん、イガイガさんの記録を読んでみた。 自分で歩いてくると、当り前だがその場面、その場面がよみがえり、誠に楽しく気分がよい・・。 トラバースの神様は何人さまかいらっしゃるが、我らがAYさんもそのお一人・・。 M−Kが必死こいてピッケル突き刺しながらヘッピリ腰に歩くようなところでも、何でもない・・。実になんでもなし・・。 僅かな距離のオバケ径路を3回に刻んだM−Kのだらしなさ?・・。 我ながらふがいない・・と思うのだが、一辺に踏破しようとしたら結構大変なのではなかろうか。 |
|
トップへ |