NO301 本沢(四十八瀬川本流)−二俣界尾根ー鍋割山 
2011、04、29 AYさん、KAZさん、はっぴーさん、ardbegさんとコラボ トップ

 今日のスペシャル
 
↑本沢二俣の右俣にある、知る人ぞ知る大滝である。
 
↑二俣界尾根を登り詰め、崩壊地マークのあるところに至った。
 
↑中央の沢が辿った本沢だ。二俣の界尾根にいるのが良く分かる。
右手の尾根がマルガヤ尾根、左手が昔の呼称で訓練所尾根である。
 
↑KAZさんに頂いた軌跡である。最後の稜線への詰めが立っているのが分る。
 GWに突入した。ヤブ尾根にも沢にも最高に良い季節である。
足元には可憐な野草たちが花を開き、岩壁やヤセ尾根にはミツバツツジが咲き乱れる・・。
沢の水も温み、少々水に浸かっても心地良いのだ。
今日のテーマ、本沢は昔から横目でチラッ!「関係ない!」で済ませていた処である。
病気の程度も程よく進み、最早「関係ナイッ」という訳にはいかなくなったのだ。
達人さま方にお願いし、後についての遡行です。


1、県民の森に駐車。

2、いつもは横目で見送る本沢に今日は侵入している!
 
3、堰堤群が終わり気分の良い沢歩き。
 
4、・・と滝に当り、やや戻って左岸の巻道へ。
巻き道はいずこも危険だ。ここも初級単独は×だろう。

5、F1を巻いて沢に戻る場面だがこの巻きは安心だが、この
後に来る巻きは危険がいっぱいだった。
 
6、沢に降りて滝を見たが、登れずにまた巻き道に戻って
上へ上がるが・・。

7、急であり、シマッタ!は利かない。 
 
8、綺麗なミツバツツジが目を楽しませてくれる。
 
9、また沢へ戻るのだが険しい。ardbegさんにロープを出して
貰い、それにすがって降りる。
 
10、戻った沢を少し進むと先にまた小滝。
 
11、KAZさんは慎重に的確に上がっていかれる。
見ていて危なげが無いのだ・・。
 
12、 「オッ!誰だあれは・・、危ないぞ!」
ギリギリ限界レベルだが、無事にクリアー。(^^)v
(AYさん画像より)
 
13、続いてはっぴーさんだが、スイスイッと上がって
来られてM−Kは口あんぐり・・。

14、滝を登って前方を見ると上に堰堤が見える。ここは
左手から高巻して堰堤上へ・・。 

15、高巻くといっても、この傾斜である。踏跡も無い。
 
16、「おおっ!あれは何だ!」 突如としてこんな山中に
湖?が出現したのです・・。(ややオーバー)
 
17、次の堰堤を越えたら広大なガレ沢になったのです。

18、ひたすら登り詰めて・・。

19、遂に大滝がある二俣へ到達。大滝見物に行って来るのだ・・。 
 
20、遠目に見た大滝。その先も二俣になっている。
 
21、20の大滝がトップの写真である。滝見物の後、二俣に
戻って来て左俣のガレ沢をまた詰めていく・・。
 
22、あんまり明瞭ではないが二俣になり、この中央の尾根が
登る界尾根のようだ。
 
23、上から撮って貰っている。取り付いた尾根。

24、ミツバツツジがきれいだ。 

 25、下部の方はこんな尾根。
 
26、ひたすら登る・・。東隣は「訓練所尾根」
 
27、岩っぽい尾根となり、極上のロケーション。
 
28、南隣はマルガヤ尾根。
 
29、遂に登山道に飛び出す。
 
30、鍋割山荘に到着。一休みして下山へ・・。
 あとがき
一般的に山へ登るには登山道で登るのが当り前で、それが正しく、そうでなくてはならない・・と何となく分かっている。
しかし、法律的に道の無い「ヤブ尾根」「沢」を辿って登ってはいけない・・と、尾根や沢の入口に書いては無い。
この本沢はポピュラーな鍋割山への登山道を正に横断して流れている沢である。
丹沢を愛している人なら嫌でも数回は歩いて後沢乗越〜鍋割山へと登って行った事があると思う。
普通には本沢を渡りながらチラッと横目で本沢の上流をみて「あ、堰堤がある・・」位にしか思わないだろう。
M−Kも本当にそうだった・・。 (しかし今は病気にかかり、逆になってしまったのです)(~~);
AYさん、KAZさん、はっぴーさん。そして今回初コラボのardbegさんと5人での本沢遡行に挑戦したのでした。
云うに及ばず・・M−Kだけがかけ離れたお荷物であったのでした。
登ることの出来ない滝。それを巻く巻道。登ってみようかな・・の小滝への挑戦。危険は隣り合わせにあるのです。
一つ一つを失敗の無いように慎重にクリアーしていきます。
KAZさんの先導、ardbegさんのお助けロープ、誠にありがとうございました。
下山路はいつもの病気炸裂! 以前イガイガさんと下降したミズヒ沢へ下降している尾根。
RFをお任せしながら、これまた楽しい下降になりました。
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