NO293 元丹沢観光センターーヌタノ丸・南鞍部ー鳥屋金沢ー堰堤群
本間ノ頭下登山道ーヌタノ丸スカイラインー元観光センター
 2011、02、20 AYさんとコラボ      トップ

 今日のスペシャル
 
↑やったぞ!堰堤群の真っ只中に降り立った。
 
↑栂立尾根に単独者のトレースがあった。(大サイズの古い足跡もあったぞ!)(^^)v
 
↑遂に通せんぼロープに到達。
コース概念図 
 
数日前から20日(日)の天気予報が今一だ・・。コラボ発信できぬまま日が過ぎる。
確定し、発信したのが土曜日(前日)の午後。 行きます・・の手が上がる訳が無い!
AYさんには下話がしてあったので、辛うじてコラボしてもらえたのです。
今回の主眼は鳥屋金沢の中流域(堰堤群真っ只中)へ如何に沢登りをしないで
到達するか・・、のルート開発であるのだ・・。 (堰堤の勉強をする為)(^^)v
この激渋コースは普通の人には理解出来ないだろう・・。
AYさん、M−Kのオロカコンビ・・、この理解に苦しむコンビだからこそ出来るのです。
(堰堤博士にレポート提出し、ご機嫌を伺うのが作戦の一つにあるのも当然です!)
もうちょっとショートなラクチンコースを想定したのだが、AYさんはそんな堕落は
決して許さない。見上げる栂立尾根はガスの中に聳え立つ・・。(アア・・あれを登るのか・・)
未知尾根取り付きから、目論み通りの仕事道ゲット!。
続く尾根道からヌタノ丸南鞍部へのトラバゲット!。
不安いっぱいだった鳥屋金沢への下降・・。
AYさんの先導にウハウハ・・、ニッカニッカしながらM−Kは後を追ったのです。

 
1、三日月橋を渡る場面。車は1キロ位手前に止めた。
 
2、普通は入らない元丹沢観光センターわきに行く林道。
 
3、今日は2のヌタノ丸スカイラインには向わない。この渋い小沢
の右岸に上がる径路を探索するのだ・・。
 
4、保安林の看板があればしめたもの!。
やっぱネ、あったぞ・・径路。左手の植林地を上がる。
 
5、上部は自然林となり、ルンルン・・。
 
6、尾根に上がった。緩やかな鞍部。見ている向こうは
725mのピークだ。(KAZさん達が踏破済み。AYさんも)
 
7、829mピークを目指して尾根登りを開始。

8、鞍部を一回通過。
 
9、8を進むと左手にこの明瞭なトラバース道。
これを使わぬ者は罰当たり者?であろう・・。

10、 ウッ! つきものの崩壊地。
こんなのはチョロイ・・。
 
11、ここは知る人ぞ知る、ヌタノ丸南鞍部なのだ・・。
 
12、振り返り見る、さっき通った725mピークの方。
 
13、11の写真、鞍部を鳥屋金沢の方へ降りて行くも
直ぐに経路霧消となる。この後は毎度のメチャクチャ降り・・。
 
14、小沢の底に降り立つも、雪の下に隠れる窪みがクセモノ。
 
15、慎重に下降を続けて遂に本流に合流だ・・。(^^)v

16、佳境である・・。 
 
17、堰堤の下に城壁のような護岸工事・・。


→18、17の少し先は二俣となる。
左俣がこちらであり、前回訪問した。
高い石積堰堤が見えている。
今日は先が長いので、ここで右手の二俣界尾根に取り付く。
 
19、取り付いた尾根先端は斜面状になっていて急だが登れる。

20 、上がった尾根。これから500m上がるのだ・・。
 
21、裸地尾根もある・・。

22、ゆったり部分もあり・・。 
 
23、また急登と・・、目まぐるしく変化しながら登って行く・・。

24、遂に栂立尾根に合流した! 
 
25、通せんぼロープまで緩やかに登るのだが、なかなか遠いのだ。

26、大きな倒木まで来ればもう少しだ・・。 
 
27、そして通せんぼロープに着いた。
 
28、元丹沢観光センターへの登山道を下るが、道は不明。
辺り一面、たっぷりの雪であり、20〜30cmはありそう。
 
29、登山道と別れ、ヌタノ丸に向うコースに入った。
 
30、古シカ柵沿いにどんどん下り、右に脚立を見てもう少し
下ると径路は左手の植林地内へ・・。(ヌタノ丸へは直進)

31、径路を外さぬようにジグザグ道になればOKだ!
 
32、そしてこの分岐に至る。
 
33、(M-Kが勝手に名付けたヌタノ丸スカイライン)
ここからはブル道の林道であり、足元の心配は無用だ。
 
34、33からは途中省略。遂に出発点に戻った。
AYさん、極渋コースの先導、誠にありがとうございました。(^^)v
 あとがき
2010年8月に鳥屋金沢へ連れて行ってもらった。M-Kには絶対無理だ・・と諦めていた沢なのです。
ところがV探検家の皆さんが「ひけらかすかの如く・・」鳥屋金沢を遡行されたのでした。(笑)
「AYさん、お願いします!」と泣きつきM-Kも遂に遡行できたのです。(NO267
初めて見た「新世界」=「堰堤群」に目を見張ったのでした。
あの秘境=新世界へ沢登りをしないで行きたい・・。どうすれば楽に、簡単に行かれるだろうか・・。(渡渉なしで)
それで閃いたのが今回のルートなのです。
昔からS社の登山地図にヌタノ丸(775m)が記入されている。れっきとした三角点ピークである。
しかし、このピークのある場所たるや、何でこんな所に・・と思う極渋で普通の人には絶対「縁」の無い所なのだ。
丹沢Vルート探検家はこれを見逃す訳にはいかない・・。(過去にM-KはS-OK師匠の記録をメモし決死の覚悟で踏破したのです。
11の写真はその時通過した鞍部であるのを思い出しました)
人の知らない沢の奥に目を疑う「堰堤群」、これを見た時正直、M-Kは感動したのです。
余計な事は一切考えない事にして・・、只ひたすら驚嘆したのです。
堰堤群の調査をしたかったのだが、ガスにけぶる栂立尾根を目前にしてAYさんの気分は最高潮!押さえは利かない!
早々に尾根へと取り付き、「鐘沢ノ頭」(イガイガさんの記述から引用)へと直上する未知尾根へと向ったのです。
この未知尾根・・。オール自然林にして杭、テープ類一切なし。
転がれば命は無いのは当然だが、危険なキレットや崩壊地もなく、行く手を遮る大岩やブッシュ帯もなく、実に快適な
美尾根であったのです。 もうけ、もうけ・・であったのです。(^^)v
イガイガさんは先週栂立尾根を歩かれている。尾根上の雪に古い足跡が残っており、AYさんと
「これがきっとイガイガさんのだね・・」とニンマリしたのでした。
それとは別に本日歩かれている人の足跡があったのです!
イヤイヤ・・、単独で栂立尾根をツボ足で上がって来られるとは・・。
きっと丹沢V探検家の方に相違ありません。 どなたなんでしょうね〜!

栂立ノ頭〜通せんぼロープ間は良い雰囲気であり「丹沢V尾根・美尾根」に入るところである。
しかし、本日は一面の銀世界・・。ひたすら雪の中でありました。
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