NO282  塩水林道ー「塩水の大欅・大栃・箒杉」ー探索
 2010、12、19 6名にてコラボ  トップ
(AYさん、ハッピーさん、shiroさん、masahikoさん、K・Aさん)
 箒杉までの見学ルートは問題ありませんが以後のルートは危険です。
コピーは箒杉までです。弁天杉も通常ルートで拝観後お戻り下さい。

今日のスペシャル 
 
↑塩水の箒杉である。
 
↑危険なトラバース。(この人達は「トラバース依存症」であり、しかも重症なのだ・・。)
 
↑写真中央から左寄りのやや下部辺りをトラバースしたのだろうか・・。
コース概念図 (GPS軌跡)
 
塩水川の領域は我らにとって重要な大好きな地域である。
塩水川の北側は本間ノ頭、南東尾根が長々とあり、その西側は弁天沢を挟んで
円山木ノ頭、南東尾根が降りて来ている。
普通には上記の二本の長い立派な尾根を歩けば超満足である。
我らのお仲間、イガイガさんは史実や文献を元に探究心の旺盛なお方である。
今回のテーマとなった、「塩水の名木」 として過去の記録がいくつかあるらしく、
名木探索として歩かれてから、ご自分のブログでこれを公表されたのです。
人の記録を見て行動を起こす特殊なクセのあるM−Kは早速行動に移したのでした!(^^)v
自分一人では迷うし、恐いのでいつもの他力本願?をお願いしたのでした。
AYさんが仕方なく付き合ってくれるのはいいとして、他に歩いてくれる人など無い・・と思って
いたのですが、アレアレ・・と思う間に、ハッピーさん、shiroさん、masahikoさん、K・Aさんが
「行くよ〜」と名乗りをあげて下さったのです。
6名コラボでの「塩水の名木探索」となったのでありました。
我らの精神状態はややまともでは無く、少し病?に犯されているキライがあるのです。
それは「トラバース依存症?」。薬もない病気は自然治癒を待つしかありません。
ご注意に書いたようにトラバースやその後の道無きルートは歩くべきではありません。(__);
これのコピーはなさらぬようにお願いいたします。
過去の記録にある「塩水の名木」。これが今回見て歩いたものと合致するのかは
分りません。只現実に目の当たりに山中の大木を見たのでこれに違いない・・と
勝手に思っただけなのです。そこをご理解ください。
イガイガさんが歩かれ、AYさんが後追いで歩かれ、そして我らも歩く・・。
本当にお世話にあります。ありがとうございます・・。(^^)v

 
1、塩水橋袂の特等席。KAさんが席を確保して下さった!(感謝)
 
2、ゲート前にてメンバー揃いご挨拶。林道進み新瀬戸橋渡って
間もなく堰堤の上へと下りる。
 
4、大欅の所から塩水川本流を見たところ。ここは
小沢が出合ってもいるところである。
この後上流側へと進み堰堤右手の尾根にとりついて
登っていく。


←3、2で塩水川を飛び石で左岸に渡り、下流側に少し
下るとこの大欅を見る。根も巨大だ。 
 
5、穏やかな尾根を僅かに登るとこの大木。
辺りには特徴ある車状のトチの葉が散乱している。



→6、巨木のトチの木である。



 
 
7、これは真横にきたところ。

8、上部を見上げたところ。 
 
9、トチの木を見物した後、尾根をそのまま上がっていくが
仕事道がついているのだ・・。
 
10、これが箒杉らしい。早速山レデイをモデルに撮影会!
 
11、
ここでちょっと解説を。

前書きで少し触れたが、この辺には「塩水の名木」としての
昔の記述があるらしい。M−Kはそういうことには疎いので、
知らない・・。ただいろんな事に興味だけは人一倍持っている。

ここの記述もイガイガさんが歩かれ、その後AYさんが
歩かれたたのです。まねコジキのM−Kは早速行くのです!

目の当たりに見る、山中に聳え立つ大木!・・。
スンバラシイ・・・・。うっとり、ほれぼれ・・。

塩水川本流、注ぎ込む枝沢、傍らに聳える大木。
人知れず上がっていく作業道のついているきれいな尾根。
またそこに聳える大木。

これをやれば満足度100%・・。
白神山地や屋久島にもM−Kは行く必要がないのです!
(M−Kはお金がないから行けないだけ〜!)

これを拝観したら大人しく尾根を下るべきである。
上に上るのも(イガイガさんは登った)横に移動するのも
悪い子の行いであろう・・。

なぜならば危険を伴うからである。
一歩を失敗し、瞬時に 滑落を防ぐことが出来れば○だが、
滑落がはじまれば最早どうにもならない結果となる。

これをやっておきながら書くことは心苦しいが
誰しもその事をしっかりと頭に叩き込んでいて貰いたいのだ。
 
12、「モシモシッ、どこへ行くんですか!」
 
13、あぁ・・、嘆かわしい・・。(^^);
 
14、んんっ、ちょっといいんでない?・・。(逆)

15、涸れ沢の横断。上を見上げるが今にもラクがきそう・・。 
 
16、丸味を帯びた尾根を横断して進み・・。
 
17、またザレ地を進み・・。(逆)
 
18、塩水林道を見下ろし・・。

19、遂に目標尾根に到達しトラバース終了。
AYさんがこの前下降された尾根を下っていく。 
 
20、弁天沢に降り立つ。左手の尾根が弁天杉の立つ尾根だ。
 
21、ここが先端で取り付く。
 
22、あ〜あ・・またこんなところを・・。

23、急である。MASAHIKOさんは軽快だ・・。 
 
24、登り進めばワサビ沢からの仕事道に当る。

25、そして弁天杉。 
 
26、もしもし・・!どこへいくんですか〜。(柵に穴あり)(^^)v
 
27、また訳の分からん尾根を下っていくのです。(ベリグー!)

28、急ですが楽勝の守備範囲。 

29、そして再度の弁天沢。思わずVサイン!(ヤッタネ!) 
 
30、弁天沢出合にてランチタイムだ。

31、予定はコロコロ変わって最終的には鷹ノ巣径路の
踏破で終了・・、という事になったのです。 
あとがき 
ここで巨木の見物は終了とします。
最後の鷹ノ巣径路はおまけのアルバムで掲載します。
M−K車が土山峠に上がり、湖岸道路を快適に走っていく・・。仏果山登山口の上村橋バス停を過ぎ、左に駐車場を見て・・、
走っていく・・。 「マシラさんです!」とAYさん。 おっと〜!。バックバック〜・・。
時間は7時40分位か。 他に車はまだ止まっていない。 湖面を観察しておられたマシラさんに「ごたいめ〜ん!」(^^)v
か〜るくご挨拶と言葉を交わして、「どうも〜!」でお別れした。 (今日は10時までのお許しらしい)
幸先の良いサプライズ遭遇にこころウキウキ・・、顔はニカニカ・・、一路塩水橋へ・・。
「こんな時季だから車なんかいないよね・・」。 「ゲ〜ッ、ナニコレ!」。 殆ど満車状態であったのです。
K・Aさんが橋の袂の特等席、しっかり確保してくださっていたのです。 (感謝・感謝!)
shiroさん、MASAHIKOさんもゲート前に既についておられ、全員揃ってご挨拶・・・・。レッツ・ゴー!となったのです。
今日はクリスマスも近い12月の19日で日曜日。 16時、17時ころの宮ヶ瀬がどういう状態になるか・・、
一度体験した人は(地獄の渋滞)二度と宮ヶ瀬には近づかないだろう・・。
我らも早めの退散が課題である。(M−Kは高い所へ登る苦しみから救われるのでラッキー!)(^^)v
とにかく車への帰着を15時に想定したのです。
大欅、大栃、を見た・・。すばらしい・・!。 (感動)
箒杉へと登っていく穏やかな尾根。つけられている仕事道。そして箒杉・・。 いやはや大満足でありました。
先輩方のUPとAYさんのお導きにひたすら感謝をするのです・・。
その後のトラバース以降は常人の沙汰ではありません。(__);
これは決して後追いなさらぬようお願いするものであります。
例えば、あのトラバース地帯で熊公と遭遇したとします。この辺りに人がいる事が異例のことだと思います。
熊公怒り、突進してきたら・・、一巻の終わりとなるのは必定でしょう・・。逃げ場もなにもないのですから・・。
弁天杉は大きい。傍らに立って見上げたとき、その巨大さに改めて驚く。
下部の幹が痛んでいるが「樹木医」さんの手当てを受けられないものだろうか・・。
みんなで寄付すればその手当てのお金位は集まりそうな気がするのだが・・。
弁天杉近辺の尾根の状況が今回の新ルート開拓で明らかになった。
これはM−Kにとっては快挙であった。(歩くことがなくても、踏破したルートを持っているだけでもいいのだ)
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おまけのアルバム 
天王寺尾根の下部に天王寺峠があり、そこから塩水林道の弁天沢方向にかけて鷹ノ巣径路という径路がある。
ここは廃道であるので一般者の通行は×である。ここもトラバース径路であるので随所で危険状態の個所がある。
既に諸先輩が歩かれており、記述を見て知っている。M−Kもようやく今日皆さんの後につき歩けたのだ。(シェシェ・・!)
 
A、塩水林道側の入口である。向こうに木橋が見える。
 
B、良い子とは云えない・・。
 
C、木橋が朽ち果て落下しているのだ。(下を巻いている)

D、岩が露出したV谷を横断する。 
 
E、塩水川を挟み対岸は先ほど遊んでいた辺りである。

F、ぐいぐいっと高度を上げて天王寺峠に近づく。 
 
G、ここは既に天王寺峠を越えて725mの北の肩である。

H、グイグイっと下り、最後にきたないロープに掴まり下降終了!