NO281 土山峠ー猿島オオユナラノ沢ハイウェイ(仮)ー719
 2010、12、11 AYさん、ハッピーさん、シチミさんとコラボ  トップ

 今日のスペシャル

↑遠足コラボは楽しくてエエ・・とM氏は申します!(^^)v 

↑オオユナラノ沢ハイウェイに既に入っている。ここは沢に下りた場面である。 
 コース概念図
 
↑これはハッピーさんにいただいたロガーの軌跡です。
 M−Kの悪いクセで(ア○なだけ)あんまり先々の計画は立てない。
一週間先の日曜日が晴れるかな〜と気になり、3〜4日前になって「お、晴れだ!」となって、
「山だ、どこへ行こうか?」の按配なのである。
今回の日曜日(12日)は孫の来訪があり、山はお休みなのです。
ならば11日の土曜日・・と決定したのだが、巷は年末の忘年会シーズン。
金曜日の深夜はお客さんが列をなす・・。土曜日も同様になる。仕事をさぼる訳にはいかない。
木曜日になって、土曜に山ですがどなたかコラボお願いしま〜す・・と流した。
ありがたい事にAYさんとハッピーさんが手を上げて下さった!(前夜にシチミさん)
先輩のUPによりオオユナラノ沢にハイウェイ(仮、M−Kは仕事道をハイウェイと呼ぶクセがある)
が出来たのを知っている。俺にとってもこの辺りは重要な支配地域なのに
「そんなの知りません!」ではすまない。年内には何がなんでも踏破をしなくてはならなかったのです。

 
1、シチミさんが待ってくれていて「ヤァヤァ・・、オッスー!」
Pも確保してくれていてサンキュー!
 
2、3番目の橋から径路に入ると夏場であれば
そこはヒルの大本営がある地獄道・・。
 
3、祠の鞍部を目指そうにも早くも??である・・。
沢は(涸沢だが)二俣を繰り返し、実にどこも
かしこも同じような場面なのだ。
 
4、結局、祠の鞍部には上がれずモミの木T字路と
617mの間の尾根に向っている。悪い子がトラバースで
挑戦にいったぞ・・。
 
5、良い子のシチミさんとM−Kは正しく尾根へ・・。
 
6、フフッ!何やらもがいているぞ・・。
 
7、617m(猿島)北東尾根のピーク手前、古いバラ線がある。
 
8、長椅子の木で休憩の後宮ヶ瀬尾根を少し北へ。
 
9、「ここから下ろうか・・」とシチミさん。

10、ベリグー尾根を下降していく・・。 
 
12、11から直ぐそこの林道のカーブ地点に
飛び出す。




←11、尾根の最後で沢に降りる径路あり、
振り返り眺めるとナカナカの美景である。 
 
13、ハタチガ沢林道を少し奥へと辿り、沢に下りる。
この辺りで年寄りがコケたらしく、タンコブを作って泣いたという。
 
14、本日の課題はハイウェイを踏破することにある。
 
15、素晴らしい・・!
 
16、14、15は右岸を進んでいたがここでは沢を渡り
左岸を登っていく。
 
17、16から進むと奥へと沢は入って行くが
ハイウェイは尾根へと上がっていく。

18、遂に尾根に登りつき719mに向う。
既にハイウェイは終了している。 
 
19、これで謎が解明されたのです。植生保護柵が作られている。
辺りにヘリが資材を降ろしたと思われる場所もある。

20、これが資材を降ろしたところだろう。 
 
21、この尾根の出発点719mピークだ。
 ここでちょっと解説を。
オオユナラノ沢にハイウェイ(仕事道)が付いた・・と
聞いたとき、「え〜何でだろう、植林や堰堤に関わる
場所などないのに・・?」と不思議に思ったのです。

尾根に上がった時、新しく作られた植生保護柵を見て
納得したのでした。これの作成の為に現場に通う
作業道であったのでした。
 
22、能ノ爪から宮ヶ瀬尾根尾根に向って後半の戻りへ・・。
 
23、不思議なミズキも健在であった。
昔、ブランコをしていたオジンがいたという・・。
 
24、岩のピーク(仮)に至った。相変わらず渋い!。

25、祠の鞍部(仮)に下りた。祠は可哀相に屋根だけに・・。 
 
26、ここは峠状の小鞍部のところだ。ここからがまた渋く、
シキミのヤブをコギながら急傾斜を下っていく。

27、 渋い場面は終わった・・。
もう終わったと思ったのが誤りで落とし穴に嵌ってしまった。
 
28、そこに宮ヶ瀬湖が見える。(今改めて写真を見ると
まだ高度が高いのに気づく・・)

29、落とし穴にはまってご覧の通り・・。
最後にロープダウン・・。全くバ○だね〜!。 
 
30、以前からの道路崩落個所が修復されている。
 
31、出発点に戻ったぞ・・。
 あとがき
宮ヶ瀬尾根のパトロールをこのところさぼっている。(__);  ヒルがお休みになった今は大いに行かねばならない。
冬枯れとなった山は実に明るい。 近場の低山といえどもコースを選べば険しく、厳しい山歩きとなる。
丹沢は神奈川県民の水がめとして重要な位置づけがなされているようになった。
その証が水源の森としての山の手入れである。以前にはこんな風にキレイな手入れはされなかった。
ボサボサのヤブ、潅木が茂っていた斜面が手入れされ、明るく、スッキリときれいになっている。
歩いていてもとても気持ちがいい。 植林地もそうである。全てに手が入った訳ではないがどんどん手入れされているようだ。
山歩きの記録をUPする時、今となっては注意すべき点がいろいろあるのに気づく。
@今、足下に立派な径路があっても、その用が済んだ径路は埋もれていくだけであり、数年先には無くなってしまうのだ。
A標識や杭、テープなどのマーキング、手製の標識など今は目前にしっかりとあっても数年先にある保障は無い・・。
(現在のM−Kはマークは付けない事にしている。道の無い山中にはマークが無い方が似合っていると思うからだ)
B昔シカ柵があった場所でも、柵が整理されてなくなっている処だって(場所は忘れたが)見たことがある。
(整理されなくても地面に倒れて埋もれていく途中のものもある)
故に、「そこにはシカ柵があり・・」とかは厳密には書けないのが分ったのです。
ヤブ尾根やヤブ沢?に入り込んだ時の見た目の判断などが全くあてにならず、はかないものなのを確認した。
祠の鞍部に上がれなかったのもそうだし、最後の林道に下りる場面をトチッたのもそうだ・・。
(言い訳だが、これがあるから反面実に面白いのだ!)
山は大きく、人間は小さい・・。このどうしようもないギャップが悲劇を生むし、楽しさを与えてくれるのだ。
何回その領域を歩いても、あくまでも遊びで歩いたのであって仕事ではなく、確認や記憶の必要もない・・。
AYさん、シチミさんの後につき、フフッ!おんなじだナ・・とうれしくなってしまったのです。
ハッピーさんはエライ!地形図とコンパス。現在地の確認。行くべき方向・・と常に確認されている。
正しいVルート探検の基本であり、鏡である・・。
他の男どもは・・? ま・イッカ〜・・でありました。(^^)v
おまけのアルバム 
 
A、3番目の橋から入るのだが・・、探検家歓迎?か。
 
B、ハタチガ沢林道の崩落個所。

C、重機で下から固めて修復しているが・・。(口出し無用!) 
 
D、ここまではハタチガ沢で直進するのがオオユナラノ沢で
ハイウェイはオオユナラノ沢の左岸、右岸、左岸と進む。
 
E、植生保護柵はここの手前左下に作られている。

F、オヤオヤ・・、誰かが我慢できずに・・・・書き入れちゃった
よ!。(M−Kじゃありませんからね〜) 
 
G、祠の鞍部。祠が屋根だけに・・。(悲しい)

H、岩のピーク下の巻道だがザレに埋もれて不明だ。 
 
I、左に珍しいシキミだらけの急斜面を下りてくる。
 
J、道路修復個所から数十メートル上流側にこの場面。

 K、Jから上方に尾根の天辺がそこに見えている。
 おまけの解説
AとEの写真で例の看板が立っていた。
最近メチャクチャあちこちに立っていて・・が良くない。

B、Cの写真に口出しはご法度である!

Iの写真は今回は下りてきたのだが初めてこのコースを
登る時は果たしてこのコースでいいのか不安に思うだろう。

本文中の27の写真で、すでに最後のピーク、尾根に
着いた・・と思っている。(Kの写真の尾根)
下れば林道のHの写真だと思っているのだから
お目出度い・・!(__); アアア・・・。

これで我らは「丹沢Vルートのことは何でもお聞き
ください・・」とは勿論云っていないが情けない・・。アアア・・・。
  ←同日Yaさんも宮ヶ瀬尾根〜鍋嵐を
歩かれていたのです。
祠の鞍部にメモを残して下さいました。

メモを見た私の知り合いの方が(後日会うことに
なっていたので)、無くなるからM−Kに持っていって
あげよう・・、と後日これをいただいたのです。

楽しいエピソードでありました。
ありがとうございました。(^^)v 
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