NO271 4町4反ノ沢ー日高ー竜ヶ馬場東尾根下降 |
2010、09、26 AYさん、ミックスナッツさんとコラボ トップへ |
今日のスペシャル |
↑最初に現れる二俣で、滝は支流であり本流は滝の下、手前で左に曲がっている。 |
↑最後の二俣を左の涸沢へ入り、どんどん詰め上がって目前に三角ノ頭・西鞍部。良いフィナーレだ。 |
↑三角ノ頭、西鞍部である。目の前の崩壊地の先に表尾根と塔ノ岳。(右の立木の後) |
ルート概念図 |
4町4反ノ沢は昔から「丹沢の谷・110ルート」を見て知ってはいたのだが、単独の沢登りは 素人には危険過ぎるので、ず〜っと行かれないでいたのです。 丹沢・沢達人さんのHPに「最新版4町4反ノ沢」の記録が載った。 AYさん、ミックスナッツさんのコラボをいただければM−Kには云う事が無い・・。 かくしてルンルンの4町4反沢・沢歩きの巻となったのでありました。 命掛けの危険な滝登りも高巻道も無く、適度な緊張の範囲であり、冷たいとはいえ、 きれいな小滝やナメをピチャピチャ・・と快適に歩いたのです。 |
1 塩水橋。ゲート前はいっぱいだった。 |
2 三角ノ頭が最初に見える定点観測点1から。 |
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3 キュウハ沢を渡り、いよいよだ・・。 |
4 尾根に取り付き、2回目の屈曲点から お二人さんは2番目堰堤上へ。 |
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5 M−Kは更に登り尾根の右手が植林地になって 踏跡やテープのあるここからトラバースへ。 |
6 4町4反ノ沢に着き沢装備を整える。 |
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7 沢歩きの始まりだ・・。 |
8 おっと! F1登場。(左から巻き) |
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9 楽しい・・。 |
10 同じく・・。 |
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11 たまらない・・。 |
12 右岸からの流入を見ながら右手の本流へ。 |
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沢光景をまとめて掲示します。 | |||
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21 ウッシーッ! 楽しい・・。 |
22 遂に最後の二俣(大きいもので)となり・・。 |
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23 我らは左俣へ登っていく。 |
24 詰めあがる最後の斜面。かなりの急・・。 |
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25 草原状の三角ノ頭・西鞍部だ。 ここは私が好きな「丹沢・美景」の一つの場所である。 |
26 崩壊地のヘリから日高方面を望む。 |
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31 人間界の登山道へ出た。次々人に会う。 |
32 「モシモシッ・・、お客さん! だめですよ!」 あ〜あ・・、行っちゃったよ。 |
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33 こちらはケモノ界である。 |
34 アザミの群生に突入! イテッ・・。 |
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35 ここは不思議に笹の丈が変化するのだ。 |
36 標高1300m位。笹は無くなる。 |
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37 踏跡、径路は無い。気持ちの良い美尾根を降りていく。 |
38 太い尾根から一旦ヤセた尾根に乗り・・。 |
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39 広くなった尾根を下って・・。 |
40 最後のヤセた急尾根を下る。左右下に沢が見える。 |
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41 遂にスタート地点の4町4反ノ沢に降り着いた。 |
42 トラバース道を戻り、キュウハ沢に架かる橋でチェック。 |
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あとがき 沢歩きの魅力は今更言うまでもない事だが、流水に洗われた岩石の美しさであり、その岩石を縫って流れ落ちる流水の 美しさであろう。 左右は切り立った岸壁。 白い太い糸となって絶え間なく流れ落ちる滝。 この谷間の世界は一般の人が目にすることの無い秘境の世界である。 3m、5mの滝であっても手がかりの無い岩カベであれば登りようがない。 右に左に巻いて登れるルートが取れないか・・を真剣に探すのだ。 丹沢では余程の小沢で無い限り、沢遡行者の足跡が残されている。 ずっと昔は山仕事や猟の人達も歩いたのかも知れない。 え〜、何でこんな処に・・、の鎖やロープが 残っていたりするのだ。 トラバース、滝の巻道などいずれにしても急な斜面を手がかり、足がかりを求めて進むのである。 細心の注意を払いながら、全神経を集中させて落ちないように通過していくのだ。 初級者にはこれが危険なのである。 ベテランであっても不測の何か・・が起きればアウトである。 我らは滝登り、崖登りをしないのが原則だ。 しかし危険地の巻道はレベルが低いのだが どうしても当り前に出てくるのは仕方が無い。 AYさん、ミックスナッツさんの先導は心強い。 グイグイと安全ルートへ導いてくださる。 M−Kはヘタリながら必死に後についていくのだ。 単独ではこうも色んな沢へのコースには行かない。 (死にたくないから) お二人さんにはいつも感謝をするのです。 それにしても並外れた健脚者のお二人・・・・。 対する反対に並外れたヘロヘロオジン・・・・。 この両極端をいく取り合わせ・・?! いつも、思わず苦笑してしまうのであります。 お二人さんには私の亀ペースがかなりの苦痛であろうと思うのです。 全くいつも申し訳ありません。 私には本当にあれが限界なのです。 ありがとうございました。 |
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