NO265 キュウハ沢堰堤・巻道探索ー大日沢ー日高径路 
 2010、08、13  単独   トップ

今日のスペシャル 
 
↑2番目、3番目の堰堤を下に見ながらやや険しくなった巻道を進むがこの道(道は無い!)は
歩かれてはいないようだ。エンジンは4番目堰堤の下、左岸側にある。
 
↑三角ノ頭に登る仕事道の途中から4町4反ノ沢へ向かうにはこの場所が入口となる。
多少のザレ地横断はあるが問題ないだろう。勿論靴をぬらす事もない。
 
↑直進して行くとやがて右手の植林地をジグザクとひたすら登る。
新大日、塔ノ岳へ繋ぐ大日沢、オバケ沢へはここで沢に降りて進む。
 コース概念図
 
 丹沢を隈なく探索している人には分っている事なんだろうし、たま〜にしかこの辺に入らない人には、
どうでも良い事である。 しかしV尾根探検家にとって竜ヶ馬場東尾根を見逃す訳にはいかない。
普通にはこういう情報を知らないと竜ヶ馬場東尾根に行くのにキュウハ沢を渡渉して4つの堰堤を
越えていかなければ行かれないのだ・・、としか思えない。(俺がそうだった!)

 
1、塩水橋そばの本谷林道ゲート前。(10時45分)
 
2、本谷林道の歩き・・。
 
3、キュウハ沢を渡ったところ。
 
4、こんなプレートが付けられていた!
 
5、尾根の先端から登った径路が2回目の折り返し点。
ここでそのままトラバースへ踏跡がついている。
 
6、直ぐに第一堰堤上に下っていくのを見送り、
続くトラバースへ・・。古テープもついている。
 
7、ここは第4堰堤の上流へ少し歩いたところ。
向こう側の小沢に注目して欲しい。あの小沢の左側へ登る。

8、登ると僅かにトラバースの径路が
見て取れる。 (7で本流へ行っても直ぐ戻ってくる事になる)
 
9、テープもあり、僅かに踏跡はあるが慣れていないと
見失うかも知れない。
 
10、トラバースの踏跡を三角ノ頭へ登る仕事道に
近づき、戻って来たところ。
 
11、大日沢に下る径路の分岐点。(13時15分)

12 、大日沢に下る道はジグザグにつけられた良い道だ。
 
13、いつも歩く沢沿いの径路になった。
(今まで、11からこの場所までのバイパスは通った事がない)
 
14、トップ3枚目の写真から径路に乗り
ひたすら、ひたすら上がる。(泣)
 
15、崩壊地のヘリに出た。雨も降ってきた。(泣)

16、 終わりそうで終わらない・・。
 
17、ヤッタネ! 何事にも終わりはあるもんだ!(^^)v
 
18、もう少しだ。

19、三角ノ頭頂上付近、北側に広がるブナ美林。
時すでに15時半・・。 降りねば! 

20、ワッセワッセと下り、林道をテクテク・・。
遂に本谷吊橋が見えればもう着いたも同然・・。(17時)
 あとがき
キュウハ沢の4連堰堤を渡渉しないで如何に通過して行くか・・。
尾根歩きの人間にとって「渡渉」は嫌な作業であり、出来れば避けたいと誰しも思うだろう。
一番最初の頃は110ルートの仰る通り、渡渉のルートしかないものと思っていた。
次に2番目の堰堤上に簡単に出られる・・との情報を得た。
次にオロカの度合いが進んで来て「道なんかどこにもある、無ければ自分がつければいい」などとぬかすようになった。
経験を積み重ねていく・・、これは何事にも勝る重要な事である。
山遊びも経験を積む、色んな学習(滑落、道迷い、獣遭遇)をする事が大切だ。
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