NO234 金山沢ー鉱山跡ー本間ノ頭南東尾根 
2010、01、24 AYさん、ミックスナッツさん、まーちゃんとコラボ  トップ
 この山行は沢を遡行しヤブ尾根を上がるものです。
単独や初級者には不向きです。ご了承下さい。

今日のスペシャル 

↑ M−Kは鼻が利く!匂うぞ、匂うぞ・・。(他人の情報を盗んでいるだけ!)(^^)v
 
↑坑道内の写真である。(上の写真の後、やっぱり発見となったのです)
 コース概念図
 
 ついこの前、師範さまが同ルートを探検に行かれたのです。
そして同志、YAMさん、モトさんも探検に行かれたのです。
そして我が親愛なる同志、AYさんは昨年の12月にここを訪問されたのですが、
その時は情報不足により坑道発見には至らなかったのでした。
M-K得意の良いとこ取り!情報をバッチリ把握出来たところで・・、
「AYさん、お願いします」と来たもんだ・・。(^^);
かくして「待ってくれ!」「休んでくれ・・」と喚きながらも、いつの間にか
何の労なくしてM-Kは坑道に辿り着き、モグラとなったのでありました・・。

↑坑道の内部です。白く光る小さな粒。輝いているのです!(流石に金山!)

 
↑1、拠点、塩水橋。8:40。
今日はいつもと違う。塩水林道へ行くのでなく、
前方の沢沿いに進むのでもない。
宮ヶ瀬の方へ林道を歩いて戻り、桶小屋沢へと
行くのだ。

→2桶小屋沢である。
ここだけ特別きれいだ・・。、
 
 
↑3、高巻道を進んだ後、沢におりてから進む。

↑4、明るい良い感じの沢だ。 
 
↑5、左岸に湧水滝を見る。
丹沢山中に湧水が滝となっている所は
何十ヶ所もあるだろう。M−Kもそこそこ目にしているが、
この湧水滝の見事さは10本の指に入るのは
間違いない。 

↑6、M−Kは大丈夫か?
よせばいいのに結構生意気にやりたがるのだ。
 
 ↑8、高巻の道に上がったら何と幅広い径路跡がある。
鉱山の採掘時代に活用された道と思われるが、
ここを含め僅かな場所に面影が残るだけだろう。


←7、小滝の連瀑帯を右岸から高巻いている。
夏場に沢靴で来たら楽しそうだ・・。
 
↑9、高巻道が終わり、河原へと戻っていく。
 
↑10、右岸側に茶色に光るナメの連瀑が・・!
 
↑11、この連瀑も見事である。全体が茶色に光っているのだ。

↑12、このモグラはM−Kではないか?
 
↑13、探検隊は進む!天井の岩の随所がキラキラ光る。
 
↑14、本流に戻り上流へと進む。既に水は無い。
 
↑15、ドーンと岩壁に突き当たった感じになった。
右手、まーちゃんが行く方に沢の続きがあり。


→16、M−Kは大丈夫か?
その内にドジらなければいいが・・。

(この写真を含めM−Kの写っているものは
ミックスナッツさんご提供の写真です)
 
 
↑17、おっと!これはM−Kには無理だ・・。
登攀部長のまーちゃんは上がってしまった!(スゴッ!)

↑18、 急傾斜となったガレ沢を登って来たが少々飽きた。
左手においでよ・・の尾根が。
 
↑19、誘惑に弱いM−Kは「これでお願いします・・」と
皆さんに相談する。そして○。
 
↑20、沢でも尾根でも最後の詰めが緩やかな訳がない。
もがき登るのです・・。
 
↑21、感じのよい尾根である。
 
↑22、尾根状は薄れ急斜面になってきた。
 
↑23、渋い場面もあり・・。
 
↑24、登る北側に松小屋ノ頭が並んだ。
 
↑25、遂に登山道へと合流。ヤッタネ!
 
↑26、2週間前に本間ノ頭は踏んだばかりなので今日はパス。
ここ本間ノ頭南東尾根の下降は久しぶりで楽しみだ。
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本間ノ頭南東尾根・下降編 
 
27、入って直ぐ。

28、グイグイ下る。 
 
29、モミ、ツガ大木。

 30、広大な尾根。
 
31、何の大木だろうか?
 
32、このブナの大木も素晴らしい。
 
33、
 
34、肩状。

 35、柵に当たり右へ。

 36、
 
37、一番大きい鞍部。
 
38、岩の展望台。
 
39、間もなく・・。

→40、完了だ!
15:30良い時間である。
 
 あとがき
桶小屋沢は途中から金山沢と名前が変わるらしい。 金山沢とか小金沢、大金沢、とかは昔の金山、鉱山に
由来している名称だと話しに聞く。ここの金山沢も全くその通りのようだ。
M−Kがずっと単独の山遊びで終わってしまえば、今のような「鉱山跡の坑道」に潜って遊ぶ・・などは決して無い。
縁あってWebの情報やコラボの人達のお陰でこんな素晴らしい探検が出来るのです。
冬場の沢は木の葉がないせいで明るい。増してや金山沢はもろに南に面しているから余計に明るい。
大半の沢は恐る恐る入るのだが、予想に反して明るく楽しい沢である事が多い。
しかし沢の恐ろしさをしっかりと持っている沢がいくらでもある事を忘れてはならない。
小川谷廊下を素人は決して通過出来ないし、深いゴルジュを持ったり、大滝を持っている沢も沢山あるのだから・・。
Vルートの経験者が沢歩きの対象として金山沢に入り、本間ノ頭下の稜線へと抜ける・・を目論んで
登るとすれば、それはOK!である。(ゴルジュ帯への突入は疑問。右岸に巻道あり)
本間ノ頭南東尾根は古典的なV尾根の代表であろう・・。
登りに取ると長く苦しい。水平距離500m位で標高850m位を上がるのだから当然だ。
しかし尾根下部の植林地を抜けて標高900m位からの尾根に至れば今までの苦しみなど何も残らない!
広くゆったりとした尾根。次々現れる見事な大木。自然の真っ只中を感じ、幸せに浸れること請け合いだ・・。
今回は偶然だが下降であった。下降なら特にルンルンである。(M−Kの場合)
登りの苦しみよりは遙かに楽だからである。(^^);
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