NO231 東沢ー同角尾根ー小川谷 |
2010、01、03 YAMさん、shiroさん、FUさん、AYさん、ミックスナッツさんと 6名でコラボ トップへ 山行一覧表へ |
今日のスペシャル |
↑東沢を遡行して行くshiroさん |
↑東沢鉱山跡の調査をするFuさん |
↑東沢の最後の詰め |
コース概念図 |
2010年、新年の初登山である。 今年の正月は天気に恵まれている。丹沢周辺の積雪や凍結がまだ無いようだ。 今の内に西丹沢に行っておきたいものである。 新春の初登山に選んだのが表題の「東沢ー同角尾根」である。 コラボに5名さまが付き合って下さった。 この丹沢に於ける周回コースとしては秘境を連ねた○秘のコースであるのは 云うまでもない。1190m先のキレットは味付けであろう。 コースは短い周回に見えるが簡単ではない。 東沢の詰めと前述のキレットは危険含みである。 初級の単独初挑戦にはお勧め出来ないので了解して下さい。 |
1、1月の3日にこの場所にPする奴はまともではないだろう・・。 |
2、「ギョエ〜ッ!何この道は・・!」信じらんない・・! |
3、「お〜、ハイウエイ・・」 |
4、何と!“えさ”(知る人ぞ知る)があった! この為の道普請であったのだ・・。(泣) |
5、“えさ”の先はいつもの「六でもない道!」 |
6、5の後は省略してここ、小川谷の堰堤下を渡り 東沢の出合へと上がる。 |
7、東沢を渡り沢沿いに上流へ。 |
8、 何回来ても癒し系の良い沢だ・・。 |
9、最初に現れる立派な滑滝だが、その綺麗さは ここに立たなければ駄目である。 |
10、 この小滝は左側に針金が下がっている。 |
11、上流へと進み・・。 |
12、二俣を右俣に入ると狭いV字谷の感じになる。 |
13、湧水の上から鉱山跡の見学を終わり、そのまま トラバースで東沢に戻ったがルートは良くない。 |
14、13から上流に向かうと直ぐに左手に旧経路が 登って行く。良い子?は沢ルートへ。(逆か?) |
15、マルチで進む。 |
16、乗越を北側上がった所から見下ろす。 |
17、穏やかな美尾根を歩いて行き・・。 |
18、1190mの記入のある地点に着く。 |
19、 18の先直ぐに崖に阻まれる。 突端の右手(南側)に僅かに踏跡が見てとれ・・、 決死の覚悟で下りていく。 →20、「ヘッヘッヘッ・・」(照れ笑い) 格好良く決めてヤル!・・と思っても 甘くはないのだ・・。 2004年9月の山行時の様子→ 今は手がかりの笹が無い! |
|
21、以前は左手の斜面に笹が相当あり、束ねて 掴み何とか登れたのです・・。(ここは右手にトラバース) |
22、トラバース終わって「木があるから大丈夫!」 |
23、美尾根だが急な場面も多いのだ・・。 |
24、 ナガザレ沢の上部に出た。白く映るのは 白ザレの白である。 |
25、同角山稜が近づいた。 |
26、角ばった岩がゴロゴロしている尾根の登り。 |
27、こちらは石棚山稜だ・・。 |
28、天然の盆栽の如きブナの木があった。 東京の来賓は大丈夫か・・?(^^)v (後述) |
29、美尾根にルンルンなのだ・・。 |
30、ここにも盆栽ブナがあり、マニアの人には欲しいだろう。 |
31、遂に登りは終わり・・。 |
32、同角ノ頭、頂上に登り着く。 |
33、仕方が無い事だが公園の風情は好きになれない。 |
34、臼ヶ岳の向こうに棚沢ノ頭の壮絶なガレ場。 あそこへ登りに行く人がいるという・・。(?誰だ!) |
35、仲ノ沢乗越だ、右手は経角沢へ、左手は小川谷へ。 |
36、こんな穏やかな沢の源頭部は滅多に無い。 |
37、振り返り乗越を見上げたところ。 |
38、 この間M−Kには初めてのコースなのだ。 |
39、岩クズだらけをグングン下る。 |
40、更に開けて岩クズの海原のようだ。 |
41、テシロ沢出合に着いた。以前右手の尾根へ上がった。 |
42、振り返る岩クズの大河。 |
43、ヤギが喜んで登る岩峰に着いたぞ・・。 |
44、Fuさんは大丈夫か? (M−K得意のやらせ!) |
あとがき 正月登山だから、危険の少ない格好いい所・・をなんて思ったのだが、格好いい所はやはり辺りに危険地がある。 そうでないと格好良さが表現出来ないのだ・・。(ある人達に言わしめれば・・「何処かに危険地があったのか?」と 云われてしまうだろう・・。それはそれでいいのだ。落ちれば只で済まなければ立派な危険地である・・、とは得意のM−K理論) 写真の28と42。東京の来賓Fuさんは実は山岳部のお方である!(M−Kは足元にも及ばないのだ。M−Kは それが分っていて、悔しいから敢えて文の上でやっつけているのである! 44はM−Kの依頼を受けて 百も承知でくたばったポーズを取って下さっているのだ・・) 西丹沢県民の森から先の林道を進み、ゲート脇をすり抜けていくのは今までと同じだ。 左に林道がカーブしながら行って右手のガードレール手前から細い道に下りるところ・・・・と思いながら歩いて行った。 2の写真なのである。看板の類は無し・・。“えさ”もなし。(説明しよう!ヤッターマン登場。マ○ナールート探検隊隊長が 素晴らしい解説を世に残して下さったのです。『○○禁止=探検隊歓迎=えさ』お分かりでしょうか・・。 4の写真、シッカリとえさはあったのです。敵もさるもの、手抜かりなし・・。(いずれはえさに食いつくか・・) 冬場の山は明るい! 東沢は綺麗だった。 緑の苔も綺麗だった。 凍った沢の氷も綺麗だった。 東沢の詰めは登るんだ・・!の気合が無ければ登れないだろう・・。 同角尾根は2回目である。6年前に息子に同行頼んで来たのだった。当時は夢中でS−OKさんテキストを手に 歩きまくったのです。キレットではイラスト描いたもう少し右手の笹を掴みながら上がった気がする。 皆さんが取ったルートはAYさんが立っている右手のザレを慎重に横切り先の小尾根に取り付いて上がるのです。 M−Kは遊びで皆がいてくれるのでやったのでしたが無理をするのは止めたのでした。 皆さんには手間取らせてすみませんでした。AYさんには余計な苦労をかけました。ありがとうございました。 2009、4、19にテシロ沢左岸尾根をコラボしていただき、登った。 その時小川谷の中間位まで歩いたがテシロ沢と小川谷出合から仲ノ沢乗越までは未踏であったのだ。 それが今回の下降で繋がりM−Kとしては大喜びであるのです。 何処の沢でもそうなのであろうが、ここ小川谷に落ち込むザレも見事?なものであった! 本流の河原はガレキの山であった。山は崩壊しながら壮年期〜老年期と移行していくという。 いずれは丹沢もまったりとした丘になってしまうのであろうか・・。 |
|
トップへ |