NO228 大山沢(遡行)ー南大山沢(下降)他 
 2009、12、23 YAMさん、AYさん、ミックスナッツさん、まーちゃん、M−K
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 ご忠告! 当ルートはまともではありません。
落石危険地の沢を登り、急傾斜の斜面をよじ登り、道の無い沢へと下降します。
一歩誤れば一巻の終わりとなります。危険な事、ご了解下さい。

 今日のスペシャル
 
↑大山沢を遡って行く。石積堰堤、土留め、水路工などの施工あり。
 
↑急斜面に施工された水路工と土留め。
 
↑南大山沢・石尊沢出合にある廃テント。ゴミと化し最早見棄て難い。
 
↑ゴミは片付けられ、そこに整理されたのです。
我らの大切な「お庭」は、やはり我らが守らなければならないのだ・・。
 コース概念図
 
 2009年は残す事1週間と1日である。本日は水曜日であるが「天皇誕生日」だ。
年末の慌しい中ではあるが「山に生きる我ら」はやはり「山へ・・」と行かねばならない!
山深い未知の山中で迷子になっている場合では無いのは当然だ。
控え目に、控え目に・・とパトロールにでかけたのです。(^^)v
山猛者さんが揃って下さり何の不安も無い!
鼻唄の遠足・・という訳にはいかないが、任せて安心・・ルンルンの心で
M−Kは後についていくのです。

 
1、大山沢パトロールに出発だ。
 
2、2番目のスリット堰堤の回りが整備された。
 
3、2の堰堤上は二俣であり、これは左俣。これを進む。
 
4、トラバースして進み・・。
 
5、沢身に下りる。
 
6、涸沢に石積み堰堤が何ヶ所もある。
 
7、手頃な岩登りの感触も楽しめる。
 
8、水路工も現れた。
 
9、今日は大山沢から直ぐに登山道に出るのでは無い。
 
10、なるべく上に向かいながら不動尻分岐へと
繋ぎたいのである。
 
11、トラバースしながら進むと、必ず・・と言って良いほど
大きなガレやザレに進路を阻まれる。
 
12、11から上を目指すと古の作業道あり。
 
13、登山道に合流したのです。
 
14、不動尻分岐のちょい下両方の登山道から
入ったところにこの看板と広場あり・・。
 
15、14から不動尻への登山道を横断して構わずに
ブッシュ帯に突入していく。

16、源頭部の急傾斜を下る。 
 
17、滝が無い事は分っている・・。
 
18、南大山沢の一番キレイな辺りだ。
 
19、散乱するゴミをこのまま放置する訳にはいかない。

20、すっかり片付けられた。 
 
21、悪い子がまた危ない岩溝をよじ登っていく。
(困ったものだ!)(^^);

22、不動尻尾根(仮)893mPから大沢分岐に向かって
下降した後、最初の尾根を径路に沿って曲がらずに
直進し、この尾根を下降する。(誤進入を防ぐ為に尾根
入口に小プレートが掛けられていた)
このルートは近辺を制覇した者のルートであり、他の者が
下降したら滝に進路を阻まれ途方に暮れる事になるだろう・・。 
   
24、二俣の出合に大岩があり、モミジの大木が
立っている。23の滝は右手後にあるのだ。



←23、これは無名の滝だろうか?
一番奥の滝は立派で高さ15m位ありそうだ。
あとがき 
この辺りは愚かな事だが概ね「我らの支配下」の領域である。でなければこんな見回りは出来るものではない。
只単に面白そうだからコピーしてみよう・・は「不可!」である。(了解して貰いたい)(__);
今回のポイントは大山沢の左俣をよじ登り、石積堰堤や水路工、土留め工の探索をしながら上部に至り、
進路を西方向に斜上して不動尻尾根の登山道に繋げることにあったのだ・・。
植林地を抜け、自然林の急斜面に入った場面は素晴らしいものであった!
急傾斜、ザレをトラバース・・、危険この上ない。幅広の大きなザレを前に断念したのです。(上へと上がった)
沢を登り詰めた辺りは勿論のこと、尾根や頂上に近づく時、特に傾斜が急になってくる。
そこには嫌でも崩壊地がある。豪雨の時など崩壊が一気に随所で起きれば当然大規模な山津波となり、
麓の集落を呑み込んでしまうだろう・・。
それを防ぐには平素から山肌の手入れを怠り無くしておくことが必要なのだ。
その証拠が今回の山行で特に目にする「治山の施工」であろう。
堰堤、土留め、水路工と昔から懸命に危険な山中であっても施工がされて来た事に驚嘆するのです。
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