NO221 オバケ沢ー三角ノ頭
 2009、11、15 7名にてコラボ  トップ

 今日のスペシャル
 
本谷林道の紅葉である。まっこと綺麗であった。
 
オバケ沢の石積み堰堤。何故か今日の目的の一つはこの堰堤をジックリとまた見ることにある。
 
 
三角ノ頭でのランチ。12時半にピーク西側鞍部での予定が大幅に遅れピークに14時着。
↓ コース概念図(AYさんに頂いた地図です)
 
本日の大日沢、オバケ沢は平素の沢にあらず、3倍水量の流れであり難儀だった。
 このところ交信を始めていただいているTIさん。先の集会でも極旨ラーメンをみんなに
作っていただいたのだった。そしてTIさんの拘りが「堰堤」である事も知っている。
集会の席で「堰堤」のことが話題になった。当M-Kも少なからず丹沢の堰堤を見ている。
何処か注目すべき堰堤は・・?と思った時、オバケ沢の石積み堰堤が思い浮かんだのです。
TIさんは未だ訪問された事が無い由、それを聞いてM-Kはラーメンの恩返しに
この芸術的堰堤にご招待すべきだ・・と考えたのです。(^^)v
どうせならコラボ山行を企画してみんなで楽しんでしまえ・・とばかりに提案をしたのです。
コラボして下さった方が6名さま。丹沢写真館さんが「上で合流するよ・・」と仰っても
下さったのです。(到着時間が大幅に遅れ上では合流できなかった)
お待たせした上、合流できなかった事に対し申し訳ない・・と思いつつ短めのランチをして
下山としたのでした。三角ノ頭からキュウハ沢出合に下りる経路の正に最後の部分・・。
「お〜い!」後方から人の声・・。
何と上で合流を果たせなかった丹沢写真館さんであったのです。
林道終点での休憩時間は談笑タイムとなったのは当然です
以後の林道歩きも会話が弾み有意義なものとなりました
丹沢写真館さん、いろいろありがとうございました・・。

 1↓8時半。ゲート付近は満車であり、こっちの方に辛うじてP。  2↓ゲート前。shiroさんも合流して出発だ・・。
   
 3↓単独とは違いみんなで歩く林道歩きは楽しい。  4↓目指す三角ノ頭だ。 ここはいつもの定点観測点。
   
 5↓ここも良いロケーションにいつもカメラを向けるところ。
   豪雨ですっかり流れが変わった。
 6↓そこが林道の終点だ。 OさんとM-Kは右手上10mに上がり
   水平に(ろくでもない)トラバース道を行く。
   
 7↓トラバース道だが何でもなさそうに写っているが、急斜面の
   途中であり滑る事は許されない。
 8↓沢通しに進んだ人が先に着いている。紅葉、堰堤、水流と
   絵になっている。 「オ〜ベリグー・ワンダフル・・!」
   
 9↓スリングに体重を預け「エイ、ヤー・・!」のへつりである。  10↓ゴルジュ帯の途中で上に見える径路に上がる。
   
 11↓左下は狭いゴルジュだ。ここは大人しく径路を辿る。  12↓既に日高径路とは別れ大日沢のゴーロ歩きに入っている。
   
 13↓スペシャル写真の3枚目。滝下からカメラを向けるAYさん。  14↓我らにはここを歩け!の指示は無い。自由だ・・。
   
 15↓遂に目的の石積堰堤に到着した。  16↓
   
堰堤上からの遡行はオバケ沢の第二の核心部でもある。
ジャポンあり、ツルッあり、高巻ヒヤヒヤあり・・。
楽しい範囲ながらも悪戦苦闘の連続である。
 17↓核心部光景。  18↓17の上部。この辺りは決して初級のゴーロ歩きではない!
   
 19↓遂に前回相模上臈杜鵑を訪ねて来た時の沢分岐点にきた。  20↓ここで沢装備を解き左手の尾根に取り付く。
   
 21↓AYさんのご推薦尾根である。素晴らしい!  22↓しかし急になって来たぞ・・、東京からの来賓は
    大丈夫だろうか?いや、大丈夫に決まっている・・!
   
 23↓塔ノ岳、表尾根方面から見る時の三角ノ頭、南面の
    キズは痛々しい。今そのキズの真横に来ているのだ。
 24↓傾斜が緩み前方に高みがなくなったぞ・・。
   
 25↓頂上に着いたが時既に14時。伝令にAYさんに行って
    貰ったのだがそれでも間に合わなかった。
26↓ 間に合えばあの下の草原でランチだったのだが・・。
   (丹沢写真館さん、遅くなり待ち惚けさせて済みません!)
   
 27↓下山だ。もう15時になる。北東尾根をひたすら下る。  28↓丹沢写真館さんと径路の最後で合流し、ここ林道終点で
    談笑タイムを終えたのでした。塩水橋へ50分の歩きです。
   
 あとがき
この山行は堰堤ファンでおられるTIさんにオバケ沢の石積み堰堤を見て欲しかったのが第一にありました。
第二にAYさんとミックスナッツさんが前に登られた三角ノ頭南尾根を私も登りたいと思った事です。
この山行をどうせなら「コラボ山行の企画」として皆で楽しんじゃえ・・と私は思ったのです。
コラボのお誘いもいつもの方々には致しました。そして4名さまのご参加を得ました。
主客のTIさん、東京からの来賓Fuさん=Oさん(風人社=○森さん)と応募して下さったshiroさん。
最後に丹沢写真館さんが「上のランチ場所で合流するよ・・」と書き込みをいただいたのです。
塩水橋近辺のPは最近車が多くなった。8時半〜9時着でははみ出してしまう可能性がある。
塩水林道の瀬戸橋を右にわけ、本谷林道林道へと歩いていく。紅葉が綺麗で楽しい。
キュウハ沢出合と林道終点。沢ルート組は沢ごしらえして沢へ・・。
OさんとM-Kは中間のトラバース道?へ・・。(これは勧められない!)
下部のゴルジュ帯の通過でもスリリングなところはある。
みんなそれぞれ「我こそは・・」のV歩きに自信のある人達だ。確実に通過をしていく。
中間地点の径路の合流してからは安全地帯。ルンルンのお散歩道である。
大日沢への下降点。見た事がない光景。水流が岩にあたり飛び散っている。
光線が差し込みキラキラ・・と光り、誠にキレイであった。
ゴーロ歩きとなり、いつもなら簡単に何も悩む事のない右岸、左岸の繰り返しくる渡渉も
なかなか簡単にはいかない!岩も滑るのだ・・。
オバケ沢分岐から入れば多少の小滝とゴルジュ帯が登場する。
ルート取りの記憶などある訳もなく、安全で尚且つ歩き易いところを見て取りながら進んでいく。
そして遂に芸術的石積み堰堤に到着したのでした。水量が多く立派な?流れを落としていた。
見上げるTIさんはご満足げにながめておられたのです。
滝場帯の通過も以外に手こずったのです。岩も滑る・・。KATさんのお助け紐が活躍した。
こうゆう場面で慌てたり急いだりすることは禁物である。時間も掛かってしまった。
そして遂に三角ノ頭南尾根(仮)取り付き点に到達したのでした。
休憩がてらに沢装備を解かなければなりません。時既に13時半・・。
予定では上の「草原の鞍部」に12時半の予定なのだ・・。1時間も遅れている。
M-Kの足は遅い。あしの早い人AYさんを始めとしてTIさんとshiroさんにもしかして、丹沢写真館さんも
遅れ気味であったり、小一時間かもう少し待っていて下されば・・の気持ちで先に上って貰う事にした。
M-Kも上がりながら笛を吹いたり、お〜い・・と声をあげたり・・。
先行隊の声も時折聞こえたがいかんせん風は南西から北東へと吹いており、こちらは風下なのであった。
M-K組が三角ノ頭に到着して間もなく先行隊の方が戻ってこられ、おいでではなかった事を聞いたのです。
丹沢写真館さんには誠にすまない事をしてしまいました。どうかお許し下さい・・。
時既に14時半。草原でのランチは時間が足りない。三角ノ頭にシートを広げ20分間のランチタイムと
なったのでした。そして下山に向け出発はほぼ15時。車には17時ころが予想されます。
最短距離、最短時間とキュウハ沢出合に向かっての径路をワッセワッセで下ります。
それでもM-Kの「休んでくれ〜」がかかります。
右に左に沢が迫りもう直ぐ出合だ・・の時、「お〜い!」の声・・。
何と振り返り見れば「丹沢写真館」さんではありませんか!
林道に降り立ちお会い出来た事を喜びあいます。
しばし談笑タイム・・。後は林道歩きの50分を残すだけですから・・。
歩きながらの道すがら、いろいろなお話も丹沢写真館さんと出来ました。
なかなかじっくり話し合う機会などないものです。有意義な時間がとれたことを喜んだM-Kでした。
丹沢写真館さん、誠にありがとうございました。
塩水橋到着は17時10分。暗くなり始めておりました。
装備を解き、各車両に乗りお別れとなったのです。皆さん楽しい山行、ありがとうございました。(^^)v
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 おまけのアルバム
 
A,歩く林道の頭上にも紅葉が・・・。
 
B,トップに掲げた画像です。
 
C,林道は落ち葉の絨毯ロードである。
 
D,キュウハ沢出合の看板の裏手。これに入っていくのが
三角ノ頭に登る一般的径路だ。
 
E,水流が岩に当り飛び散っている。普段は見られない。
 
F,ここの滑滝も素晴らしい。来年の水泳大会はここかも!
 
G,TIさんはチャレンジ精神は
バッチリお持ちのようだ・・。果敢に
堰堤下へと挑戦していく。

 H,堰堤下に着き、石積み堰堤を見上げるTIさん。

I,地獄の淵から脱出を試みるTIさん。
 
J,オバケ沢佳境・・。
 
K、まともな処を進まないM-Kに来賓は怒っていないだろうか?

 L、「ゲーッ!シャ、シャチョウ〜ダメデスヨ〜ッ!」
まさか、危険な崩壊地の只中へシャチョウさんが付いて
おいでになるとは思ってもいなかったM-K、大いに焦る!
(左手には急ながらも尾根はあるのだ。ここ遊び心で
入ったのです。コケレばあの世行き間違いなし!)
 
M,当探検隊のレスキュー隊長。KATさんの勇姿。
冷静にして沈着、行動は素早く
男からみても惚れ惚れする勇士である。
 
N,同副隊長はまーちゃんです。
生粋の関西人!関東人はまず話さない
「ワシは・・」「あかんかった・・」などなど耳に楽しい。
 
O,説明しよう・・!(ヤッターマンかぶれか・・)
東京の来賓=風人社(○長)=都○連△△=○○山岳部○部=S-OKさんの記述を単行本
「誰も知らない丹沢」「大山北尾根・支尾根」として世に送り出してくれた方=忙殺の中、
「これぞ丹沢!」を企画し(=M-Kのお馬鹿道に嵌り=)苦難の道を歩んでおいでのお方・・なのです。
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