NO220 弁天沢ー無名ノ頭ー円山木ノ頭南東尾根
 2009、11、08 AYさん、ミックスナッツさんとコラボ  トップ

 今日のスペシャル
 
弁天沢の涸棚を登る人・・。
 
↑モミの多い尾根の中にこの紅葉。
 
↑遂に弁天杉を訪問したのだ。
↓ コース概念図
 
 塩水林道を入った辺りの紅葉はどうであろうか・・。 気になっていた折、AYさんから「弁天沢〜無名ノ頭」
をやるぞ・・とのメール・・。M-Kが行かない訳がない。
ミックスナッツさんの同行も得て又楽しい遠足となりそうだ・・。
弁天沢は以前から気になっていた沢であり登山靴でもOKと110ルートにも
あるので必ずやろうと暖めていた沢である。
AYさんはついこの前単独で登られている。そのAYさんが先導してくれる
のだからいう事なし・・、M-Kは喜び勇んで後についていくのです。

 1↓塩水林道から弁天沢の出合が下に見える。
僅かに下れば大岩のあるこの出合。
 2↓堰堤が連続してある。これは石積。
   
 3↓以外に開けた明るい沢なのだ。  4↓涸棚出現!
   
 5↓これは涸棚を正面にしたところ。高さもあり危ない。  6↓良い子は5のわきを巻いて登るのだ。
   
ちょっと解説
5の画像は涸棚で高さが7〜8mはあり岩角が逆層で
のっぺりだ。しまったは効かない・・。
見れば6の画像で都合よく巻けるからここは安全策!

8の画像は階段状の岩棚でこれも高度感ある。
7,9,10のようにゴーロ歩きが大半だ。

10は尾根取り付きの二俣に当ったところで
中央の尾根に取り付いて登っていったのです。
 7↓またゴーロ歩き。  8↓また涸棚。(M-Kは左手のもっと易しいところを登った!)
   
 9↓この沢は概して明るく開けたゴーロ歩きなのだ。  10↓ここは上部の二俣。右俣に少し入ってから尾根へ。
   
 11↓ここは中間辺りだがしっかりした良い尾根である。  12↓左手の沢に綺麗なモミジだが光ってしまった。
   
 13↓遂に傾斜が緩み美尾根も終了に近い。  14↓無名ノ頭に着いてしまった・・。
   
 15↓東自歩道を円山木ノ頭へ・・。  16↓円山木ノ頭だ。これより南東尾根下降に入る。
   
 17↓「もしもし・・、それはサルの腰掛なんですが・・!」  18↓ガスが流れて辺りは幽玄の世界となる。
   
 19↓この尾根は「丹沢一の美尾根」と言い切って
    良いのではあるまいか。
 20↓紅葉も良い・・。
   
 M-Kの写真の腕ではどうにもならない・・。
 
 21↓綺麗である。  22↓船窪地形というのがあったっけ?
   
ここは二重山稜になっている。真ん中が窪んでいるのだ。
逆方向、上方を見ている。左右に尾根の形が平行する。
 23↓幅広なイヌブナ尾根は終わりモミの大木が立つ尾根に。  24↓やがて植林地に入り何となく下れば仕事道に当たる。
仕事道の分岐を左手に辿れば弁天杉へと降りていく。
   
 25↓弁天杉だ・・、大きい。  立派だ・・。  26↓仕事道を戻れば良い子なのだが・・、我らは
悪い子の代表みたいなもんだ。大人しく戻る訳が無い。(^^);
   
弁天杉を見学したら沢に直ぐに下降せず、
斜面を右手下流側に向かってトラバースの開始。
この辺はAYさん、イガイガさんのオハコであろう!
M-Kはビビッテいるがそんな事はオクビニモ出せない。
ミックスナッツさんも無言になる。
「ミックスナッツさん、もしかして怒ってない・・?」
M-Kは気になって聞いてみたのだった。
(後でブログを見て知ったのだが、楽しくって
ワクワクされていたのだった・・!)
 27↓かなりの急傾斜なのだ。  28↓古のワイヤーロープが長〜く下がっており、
M-Kは(手袋着用している)ワイヤーにすがり、下った。
   
 29↓28は降りたあと振り返り見上げたところ。
往路に上った2ヶ目の堰堤に降り立った。VVVヤッタネ!
M-KはAYさんにくっついて降りただけ〜〜!(^^)v
 30↓直ぐ下は塩水川の本流だ。
   
 31↓塩水林道に上がったところ。 32↓ この画像ではどうしようもないが山は錦である。
   
 あとがき
沢を歩く幸せ、尾根を歩く幸せ・・・・。今日は夫々に楽しみ、喜びを感じたのでありました。
昔から何度と無く歩いている山域であっても良い子は危ない処には近づかないものだ。
昔はM-Kも良い子だった・・。訳の分からない道なんかへ入って行く訳がない。
今はど〜なんだ・・、コラ!今はど〜なってんだ・・! 悪い子の代表だと・・。ああぁ〜嘆かわしい・・。
110ルートの弁天沢、遂に歩いたぞ・・。人の後に付いたのであろうがM-Kにはそんな事はどうでもいいのだ。
要は自分の足で歩いて登ったのだから満足なのである。
沢は危険なところもなく気分良く上がった。取り付く尾根は急登が予想されたがそんなでもなかった。
円山木ノ頭からの下降した南東尾根。これが本日のメーンエベントであった。
言葉をいくら並べても仕方が無い・・。真の良さはそのロケーションの中に身を置かなければ分からない
ものであるからだ。画像より多少なりとも味わっていただきたい・・・・。

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