NO210 モチコシの大滝ーモチコシノ頭 |
2009、09、20 イガイガさんとコラボ トップへ |
今日のこの一枚 |
↑イガイガさんのご先導により遂にM-Kがモチコシの大滝に来た。 |
↑この迫力!強烈である。 高巻道の通過は命が掛かる・・。 |
↑なんで?!どうして・・・?! |
↑なんと、モチコシ沢の上部でYAMさんモトさんに遭遇! 既に鉱山跡を探検されたお二人に上記の鉱山跡穴を案内して貰ったのです。(^^)v |
コース概念図 |
M-Kの念願であったモチコシの大滝とその通過(巻道)、そしてモチコシ沢。 本日遂に成し遂げる日が来たのです。 イガイガさんからワールドにご招待の声が掛かった・・。この機を逸しては 二度とチャンスは無いだろう。M-Kは身震いをしながら「お願いします・・!」となったのです。 モチコシの大滝の迫力は云うまでもない。右手岸壁に下がるビロ〜ンロープ! 頼らずには登れない。必死に登る。イガイガさんからのアドバイスとお助け紐・・。 M-Kは果報者だ・・。かくして念願叶っての大滝通過。 モチコシ沢の遡行も成し遂げたのです。 モチコシ沢の終盤。ゴーロ歩きで登っていくと前方より下降してくる二人の人物! お一人は赤帽にオレンジシャツの勇士。お一人は白ヘルの色男! 遠目でもM-Kはお二人を察知したのです! なんてこった!・・。嬉しい事この上ありません・・。 おまけにその後わざわざ戻って鉱山跡を案内して頂いたのです。 モチコシノ頭へと登り着きM-Kは感激です。 思わずイガイガさんに手を差し出しておりました!(^^)v 稜線を女郎小屋ノ頭へと進み、下降です。今日はいつもの836mピークではありません。 左折しないで真っすぐに女郎小屋沢へと下降していくのです。 難ルートではありました。地形図の上では一本道!尾根分岐、踏跡不明とトラバース。 現場ではとんでもないのです。白ザレの急傾斜地・・。滑ったら一巻の終わりです。 今回のUP全体のコースは難度MAXレベルと思います。 熟達者の先導あればこそ!安易なコピーを決してなさらぬようお願いいたします。 |
1↓出発。(7:30) | 2↓青崩隧道から玄倉川に下り・・。 |
3↓巨岩のある美渓谷をいく。 | 4↓右岸より沢の流入あり。奥は・・と見れば「大滝だー!」 |
5↓ 進入していく。 | 6↓ 7の右手を登っていく。 |
7↓大きすぎて全体は写せない。 | 8↓とんでもない所なのがお分かり頂けるだろうか・・。 |
9↓8の画像は崖の途中のあの木から撮影している。 | 10↓僅かな踏跡を追うが険しい危険地帯が続く。 |
11↓左岸の高巻を終了し落ち口に降りた。 | 12↓これから辿る上流方向。 |
13↓以下は沢遡行の光景 | 14↓ |
15↓ | 16↓ |
17↓ | 18↓ |
19↓右手の壁から水が流れ落ちています。これが最後の 二俣で無名ノ頭の両側の鞍部に詰める。(皆イガイガさんより) |
20↓これが二俣にはとても思えません。(高巻中) |
21↓19、20の流れの上に出たら立派な滝です。 | 22↓21の滝を高巻いていると次の垂直の滝。 |
23↓巻き登るヤセ尾根も急だ。ここで右手に下りる。 | 24↓河原に下りて一安心。 |
25↓んん?!人間が・・。アアァ!YAMさんとモトさんだ・・! | 26↓教えて貰った鉱山跡入口。 |
27↓これは近い距離にもう一つある鉱山跡(イガイガさんの ご案内で) |
28↓左岸からのガレの押出しを見て鞍部に向かう。 |
29↓忍者登り炸裂! | 30↓「もうダメ〜!」しかし鞍部に乗ったのです! 「ヤッタネ〜!うれしい〜!」 |
31↓モチコシノ頭。昔の指導標の残骸、この一片が最後。 | 32↓女郎小屋沢左岸尾根。左へP836mへの分岐点。 この直進はエキスパートのみ!(くれぐれも・・!) |
33↓32の倒木の左手にテープあり。(随所のテープは大半 外されていたがここのマークはそのままにしてあった)(^^)v |
34↓その先は玄倉川。女郎小屋沢出合に来たのです。 (33からの下降ルートは難しいので解説は止めます) |
あとがき 一般的にはこの辺りの大滝登りや沢登りはエキスパートしかやらないだろう・・。 モチコシの大滝はM−Kは自分には縁のないモノとして今まで見る気もしなかったのです。 イガイガさんに何回か上級Vルートに連れて行って貰った。その中でM−Kがここを憧れの世界なんだ・・と 話はしてあった。M−Kは何とか通過出来るだろう・・と判断されたに違いない。そしてお声がかかったのでした。 大迫力の二段の大滝。大滝横のビロ〜ンロープにすがる大高巻。決死の覚悟でありました。 険しいものでした。高さが高さです・・。失敗は地獄を意味します。 イガイガさんは別モノだ・・。恐怖心が無いらしい・・。(^^); M−Kは用心の為、何ヶ所もお助けロープを貰った。本当に有難いことでした。 M−Kが通過できた沢登りだったら俺も行ける・・とは思わないで下さい。それは全く違います。 M−Kはそこそこ場数を踏んでいるだけで全くの初級者です。あくまでも連れて行って貰ったのですから・・。 YAMさんとモトさんに遭遇はビックリだった!楽しく愉快だった・・。(^^)v あんな場面で逢うなんて・・。余程の物好きじゃなければ来ないところですから・・。 女郎小屋沢左岸尾根の直進はされない方が良いと思います。下降のルートが確実に分っていなければ 出来るものではありません。足元は白ザレで急傾斜、尾根が微妙に分岐・・、とてもではありません。 ですので記述をするのを敢えて止めました。 |
おまけのアルバム(大半イガイガさんから頂いた画像です) | |
A↓今現実にビロ〜ンのロープにすがり、登っているのだ! | B↓行かれないと諦めていた処を登っている・・。 |
C↓大滝のこれは上段。 | D↓高巻の上部だがしっかりした木の根が何と「輪」になって いるのだ。もったいなくて乗れなかった・・。 |
E↓崖の上部。横を見た図ではありません。 | F↓大滝の上部には素晴らしい滑滝が待っています。 |
G↓楽しいー! | H↓坑道の内部に当時の跡。 |
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