NO205 モロクボ沢ー滑棚沢
 2009、08、16 AYさん、ミックスナッツさん、KATさんとコラボ トップ

 今日のスペシャル
 
↑F1水量が凄い。真ん中をKATさん登る。 
 
 ↑本日はモロクボ沢水泳大会なのです!(^^)v

 コース概念図
 
 ↑AYさん作成の地図であります。

 正に盛夏の真っ只中、お盆休暇の16日である。
この時期体得した者の特権に「沢遊び」という特殊な遊びがある。
何の事はない子供の頃みんなが体験した川での水遊びである。
ただそれを丹沢の山中に分け入り危険がいっぱい!の沢でやるのである。
落ちれば必ず死ぬような大滝の脇を岩溝に入り込み渾身の力でよじ登る。
最早沢人にしか立入を許されない秘境の真っ只中に入ったのだ。
秘境の中の水遊び・・。そこには年齢も肩書きも何もない只のワルガキが戯れている・・。

↑誰だこれ!救いようがないナ・・。
 
↑ンンッ!モロクボ沢にブルースリー現る!

 1↓出発だ・・。奥の稜線が白石峠の西側になるだろう。  2↓キャンプ場跡地も過ぎ既にモロクボ沢を進んでいる。
   
 3↓大滝だ。水量多いも画像では迫力が伝わらない。  4↓大滝上部のUP(KATさん画像より)
   
 5↓大滝の左側に付けられた踏跡を登り・・。  6↓この岩場を腕力でよじ登る。(今はロープなし)
ここ強気の人でないと上がれないだろう。
   
 7↓KATさんは余裕のヨッチャンで登るのだ。  8↓大滝上で皆さん沢靴に履き替え。
   
 9↓こんな滝ならM−Kのものだ! アラヨッと・・。  10↓奥ゆかしいミックスナッツさんは遠慮して左の端を・・。
   
 11↓アレッ!AYさん遠慮しちゃ〜ダメよー!  12↓11の後素晴らしい滑を遡り・・。
   
 13↓水泳大会の会場へと着いたのです。  14↓楽しかった会場はもう見えません。又来るね〜。
   
 15↓モロクボ沢中流域の遡行である。  16↓中央奥の岩がポイント。右岸に涸沢で越場ノ沢が
合流している。この辺りから善六ノタワに上がるのが好きになった。
   
 17↓この岩の前後には5〜7mのナメ滝があり登山靴では恐い。  18↓
  ←16の上流で右手から合流の支流、滑棚沢に入った。
これは今日の写真だがこれ↓は09’03,15AYさんと
徘徊した時のもので同じ場面である。夏ここに来たいね!
と話をしたのでした。(AYさん画像)
 
 19↓本流には滝場は無いのに支流には小滝がある。  20↓これもその一つ。楽しいレベルでクリヤーしていく。
   
 21↓遂に水流が細くなった。  22↓一番奥の二俣のようだ。右へ詰める。
   
 23↓おっと、また出たぞ!  24↓遂にザレ登りとなり・・。
   
 25↓右手の尾根に上がったら踏跡あり・・。  26↓笹を分け進み・・。
   
 27↓ヒョッコリと登山道に飛び出し、西へ僅かで
シャガクチ丸(蛇ヶ口丸のプレートあり)の道標が立っていた。
 28↓27より更に南西へ進み「この辺でドウヤネン!」で
尾根下降に突入です。
   
 29↓植生保護柵の先はケモノ道すらない全くの
ヤブ漕ぎであったのです。
 30↓もがいて笹を漕ぎ進み遂に沢への下降に成功!?
(位置的には推定の域である)
   
 31↓滝よ出るな・・、ダメです、足元スッパリと・・。  32↓KATさんから長いスリングを出して貰い恐る恐る
下りるのです。
   
 33↓素晴らしいナメの下降。この後モロクボ沢本流に
合流し、そこでご休憩のお二人さんに出会い、一っ話して別れる。
 34↓モロクボ沢に合流し少し下ると気持ちの良い
S字ナメ滝を下る。
   
 35↓16の写真で揚げた奥の岩の横にこの釜がある。
この釜の脇で休憩をするのが当り前になったのです。
 36←ここで靴を履き替えたりして大休止。お二人さんと
また一緒になり、この先の事などまた一っ話。
   35より越場沢を上がり善六ノタワへと抜けるのは、
前回紹介したので省略したい。
1119m(善六山)−1033m(ショチクボノ頭)も
同様に省略とし、849mへの下降点分岐からの
新ルート開拓部分を紹介する。

ここショチクボノ頭。ここで休憩していたら又
お二人さんに追いつかれて合流!
 37↓849mPへの分岐でYAMさん、モトさん達と分かれ
我らは新ルート開拓に入ります。
 38↓ン?良い尾根でしかも石柱もあり・・。
   
 39↓方向探りながら急傾斜をガンガン下り・・。  40↓ヤセ尾根も交え・・。
   
 41↓一つも植林地に入る事なく、遂に下には用木沢出合
直前の林道へ下り付く。
 42↓用木沢出合のPから41方向を見たところ。
ヤッタネ!(^^)v お疲れ様でした〜!
   
あとがき 
最高のお天気、気持ちよい冷たさで豊富な水流、これ以上にない恵まれた環境でありました。
モロクボ沢は大滝の上に上がりさえすれば大半はゴーロ歩きの沢であり、滝登りの沢ではありません。
この前AYさんとシャガクチ丸からの下降沢(滑棚沢)や今回下降した支沢の方がいろんな小滝があって
楽しいくらいでした。その中でもM−Kには単独では恐い・・というのが何個かはあったのです。
今回はKATさんという助っ人さんがいて下さり、M−Kは遠慮なく甘えます。(スミマセ〜ン、お願いしますー!)
それにしても西丹沢の石英閃緑岩の岩床は素晴らしい・・!
滑滝、小滝、沢靴がきっちり岩肌をとらえ、滑る気が全くしません。
モロクボ沢本流に出合った時、前方に人がいる・・!
普通の沢人なら上流に遡行してこの辺をウロウロしていないのに・・?
休憩されている脇に座り込み無遠慮にも勝手に一っ話割り込む。
どうも・・お邪魔しましたーでお別れしたのです。
越場ノ沢出合の釜でまた合流したので一っ話。その時に大半似たようなコースを歩かれている事に??と
思ったのです。(このお○○加減は我らと同類ではないか・・)
849mPへの分岐点で遂に「ア〜ッ!」という事になったのです。
いやはや楽しい事でありました。
YAMさん、モトさんありがとうございました。

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