NO203 焼小屋沢ー黍殻山避難小屋ー大平
 2009、08、02 7名にてコラボ山行  トップ

 今日のスペシャル
 
 ↑本日はこの一枚から始まった。
 
 ↑暗さ、湿気、煙・・写真ではこんなになった。

 コース概念図(KAZさんからいただいたものです)
 

 本日の天気予報は降水確率30%である。いそいそと出かけたら
状況は悪化の一途である。おまけの一発に早戸川林道のゲート封鎖であった。
そして雨も降ってきた。「今日はこれで解散して帰りましょう・・」なんてM−Kの口から
云える訳がない!傘をさしての林道歩きもこれまた乙なものだ・・。
どこからバックー!をしても良いと思っていたが歩き始まったら止まらない。
焼小屋沢を遡行して尾根に上がるのをやっていなかったのでお願いした。
焼小屋沢橋から沢遡行に入ったが3〜4の写真の通りどうにもならない。
合議の上マルチでやる事にし、別働隊は右岸尾根に、当隊は左岸尾根に取り付いた。
ヒル、雨、藪の攻撃をしのいでのV尾根登りは楽しい・・?(~~);
M−Kは前方を横切るテン?リス?のようなものを2回も目にしたのです。(KAZさんも見た)

 1↓トップの写真から戻り水沢橋からの出発にした。  2↓音見沢には降りず橋を渡って次の焼小屋沢へ。
   
 3↓焼小屋沢橋から沢遡行に入る。雨、暗い、地味・・。  4↓同じく。
 
 5↓4から奥に行くほど最後の尾根登りが急峻になる。
M−Kは先に右手の尾根に取り付きさせてもらう。ここは
尾根に上がり、柵沿いに登っているところ。
 6↓写真は諦めた!小屋の中もダメ・・。
   
 7↓大平元キャンプ場に降りてきた。道標を振り返り見る
Oさん。
 8↓雨量観測所の立つ大平の広場。
   
 9↓ヤツワクガビル(八輪陸蛭)がお食事中。  10↓水沢橋ゲートに到着。蛭チェック・・皆いるいる・・!
 
あとがき 
とにかく降水確率が20〜30%を信じているから「その内止むだろう・・」とM−Kはのん気である。
ところが実際は大半雨中の行軍であった。どしゃぶりの雨も何回か来た。
沢の中は暗く、早く尾根に逃げたくなってしまった。上がった尾根は以前やった事があるので安心だ。
しかし傾斜のきつい登りは直ぐには終わらない。しかも笹漕ぎの場面が3回位あるのだ。
M−Kの足が重い・・。堪らなく重かった!
沢から上がる場面からはマルチである。M−Kにはミックスナッツさん、まーちゃん、Oさんが付き合ってくれた。
皆さんは優しい・・。M−Kはひたすら感謝するのです。
避難小屋では別動隊を待たせてしまった。申し訳ありませんでした!
ストーブに火をたいて下さり有難かった。全身ぐしょぬれの身体には本当にうれしかった。
AYさん、Oさんに甘え、乾いたタオルをいただいた!
M−Kの余分に持った積りの5本のタオルは既に全部使い皆ぐしょぬれなのだ・・。
乾いたタオルを背中に入れ、本当にうれしかった。
下山の道すがらとんでもない発見があった。
KATさんが後で情報を直ぐに送って下さった。ありがとうございました。

長さは15センチはあったと思う。
今回の軌跡はKAZさんに甘えて頂いたものです。
M−KのGPSでは大半写らなかったと思います。ありがとうございました。
AYさん、ミックスナッツさん、Oさんからの嬉しい差し入れ・・、ありがとうございました。
重いのに水をいつも余分に持っていて下さるまーちゃん、KATさん。本当に頼りになる皆さんです!
明けて月曜日は朝から陽光燦々の上天気である。M−Kは準・日々日曜日であるから朝から昨日のグショグショ
用品の整理、洗濯準備、乾燥・・と忙しい。何名か様からお持ち帰りの報告をいただいている。
M−Kとていない訳がない・・、と思いながら入念に庭の水道で洗っていく。
「ンン・・!いないジャン!」「よしよし・・ペテランの俺にはお持ち帰りはないのだ・・」と一人満足していた。
夕方近所のスーパーへ山ノ神お供。帰宅してから営業車のお掃除だ・・。山ノ神が傍で花の水やりを
していたが・・。空のポリバケツを持って来ながら「アンタ、いたわよ!」・・。
青いポリバケツの内壁にはしっかりと中が一匹ついておいでだったのです。
山ノ神は至って冷静で泣きも喚きもしなかった。今回の俺は特に入念に注意を払ったのだ。
靴、ズボン、カッパ、靴下など玄関にも入れず、外に置いた。
着た物など全て外で予備洗いをしたのです。それを見るとはなしに知っている山ノ神は内心「よしよし・・」と
思っていたのでしょう。一言「いたわよ!」で済んだのです。(^^)v
避難小屋から大平への下山途中、M−Kは先行隊から20mは離れて歩いていたがその時、前方を横切るケモノの影。
テン、イタチ、リス・・と検索してみた。結果はタイワンリスであろう・・ということにした。
尻尾が長く太く、白色めいた色で縁取りが印象的であったからだ。
ヤツワクガビル対ミミズの対戦。
彼らには目が無い。レーダー、センサーが完備なのかどうかは知る訳もなし・・。
AYさんもミミズ対ヒルの対戦の模様を見たと仰った。
道端の斜面からミミズがダッシュで逃げてきた・・?その後から「マテ、マテ〜ッ!」とばかりにヤツワクガビルが・・。
今日の3回目のヒルとの遭遇場面。ここでは共に大型ではなく中型である。リングはマツタケ山の北面を
巻ながら下っている舗装の奥野林道である。ミミズとヒルの距離は30センチか。
「オオットーッ!」ミミズが身体を丸めバネのように弾きましたー!
ヒルは頭部?の5センチ位をピタピタ・・と折り曲げながらミミズを探っています・・!
観戦の群集はのんびりしている時間はありません。時間短縮の為外野から横槍が入ったのです。
ミミズはピタピタ探っているヤツワクガビルの圏内へ放り込まれた・・・・。
何か目にも止まらぬ速さでありました!ヒルがミミズに触れた!と、次の瞬間にはあっというまに
ミミズの身体はヒルに呑み込まれ1秒〜2秒後にはミミズの身体はありませんでした・・。
テレビなどでも良く目にする事ではありますが生物同士の命を賭けた闘い・・、それを目の当たりに見たのです。
群集は感動のシーンに酔いながら帰路につくのでした。車に着くと今度はヒルVs人間の戦いなのです。(^^);

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